まさかの電撃解任から4日、監督交代後の初戦を迎えました。
攻守にここ数試合とは見違える動きを見せてFC東京に競り勝ちました。
100点満点とはいきませんが上々の船出と言ってよいと思います。
スタメンは前節から4名変更。
カイオ、青木、西、佐藤に代わって中村、柴崎、伊東、曽ヶ端が入りました。
西は前日練習で首を痛めたそうでベンチからも外れました。
監督交代による変化は試合開始直後から出てきました。
前線から精力的にボールを追い、球際に激しく競り勝つ、素早い出足でルーズボールを取るなどここ数試合では見られなかったアグレッシブさが見られました。
攻撃面でも、ここ数試合は単発になりがちでしたが連動性が見られるように。チームとして点を取っていこうという姿勢が見られました。
柴崎が復帰したことにより中盤に落ち着きが見られたことも一因かなと。
先制点はその柴崎のミドル。
DFに当たってコースが変わったラッキーなゴールでしたが、あまり感情を表に出さない柴崎のガッツポーズにはこの試合に賭ける気持ちが垣間見まえました。
守備面は曽ヶ端に代わったことにより安心感が出てきましたね。
改めて曽ヶ端の存在感を感じることができました。
フィードも安定しており、公平な目で見ると佐藤にはまだまだ負けてないなと感じます。
DFも粘り強く対応していましたが同点にされた場面は一瞬の気の緩みを突かれましたね。
後半に入り運動量が落ちてきて押し込まれる展開に。
やはり気持ち先行で飛ばし過ぎたんでしょうね。
これまでだとここからズルズル行ってましたが、今日の鹿島は違いました。
CKから昌子がヘディングシュートを決め勝ち越し。
鹿島らしい勝負強さで監督交代初戦を勝利で飾りました。
監督就任後のわずかの期間でチームを活性化させた石井監督ですが、その手腕はまだ未知数です。特に試合中の采配については慎重さが目立ち決してよいとは言えなかっただけに注視していく必要がありそうです。
次節は7/29(水)アウエーでの鳥栖戦です。
ハイプレスを仕掛けてくる鳥栖相手に今日のような試合が出来るか、真価が問われます。
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