どうも( ´ ▽ ` )ノ
代表の記事を書くのは久々ですね。
<<関連記事>>
最下位に終わった東アジアカップを振り返っておきます。
戦術的に見るべきところは全くなかったですけど。
3戦通しての総括としては、まずコンディションの悪さが目立ちましたね。
真夏に週二日のリーグ戦をこなした後で、中三日で中国に移動しての試合。
これでコンディションが悪くない方がおかしい。
この日程をよしとした協会の見識を疑いますわ。
アジアを舐めてたと言われてもしょうがないですよね。
<<初戦:vs北朝鮮 1-2>>
コンディションの悪さは初戦が最も顕著で、早い時間に先制したものの追加点が奪えないと、北朝鮮の単純な縦ポンサッカーに簡単にDFラインが下げられ、最後の15分で同点、逆転を許す結果に。日本の選手たちは明らかに身体が重かったです。
身体が重かったのもそうですが、初戦は連携面の悪さも目立ちました。
これも真夏の強行日程の弊害でリーグ戦から中三日で中国に移動しての試合。
集まっての練習がほとんどできなかった上に、代表招集歴の少ないメンバーが多かったのでは連携面が悪いのはまあ当たり前なのかなと。
<<2戦目 vs韓国 1-1>>
初戦から中二日の韓国戦では、連携面は明らかによくなってました。
あくまでも初戦と比べての話しですが...
それでも圧倒的にポゼッションされる展開で、これはこれまでの日韓戦では考えられなかった現象。
ただこれはホジッチJAPANがこれまでのようなポゼッション志向からカウンター志向への転換を図っているという事情もあります。
カウンター志向のサッカーですと、まずはCFにボールを預けて選手が時間を作ってということが必要です。
1戦目よりも2戦目の方が形が作れてたのは川又と興梠の違いなのかと。
興梠はそういうプレーがJ1の中でも上手い方ですが、川又はあまり上手くはないですね。
<<3戦目 vs中国 1-1>>
2戦目から中三日となった3戦目はようやく攻撃の形が見えるようになってきましたね。
結果こそ出ませんでしたが、短い期間でそれなりに形を作ってきたことはもっと評価されてもよいポイントなのかなと思うんですけどね。
結果が出なかったポイントとしては前線の選手の組み合わせでしょうか。
川又、永井、武藤とボールキープの上手くない選手が揃ってしまい前線での収まりどころが作れなかったです。
後半途中からキープできる興梠、柴崎を投入しましたが、その頃には周りの選手の疲れていて、あまり効果的な攻めを繰り出せませんでした。
もう一つのポイントとしては宇佐美の使いどころですね。
宇佐美、すごく評価されているのは伝わってきますが、守備面での貢献も求められるサイドでの先発だと守備に追われる時間が長くて持ち味が生きてません。
個人的には、試合終盤でのジョーカー的な役割の方がずっと生きて来ると思うんですけどね。
今回の東アジアカップ、国内組の評価の場になっていて、結果からは
やっぱ海外組がいないとダメだ
ハリルホジッチの手腕にも疑問符
的な記事が出ていますが、真夏にあれだけの強行日程で結果残せって言う方が厳しくて、協会がもっと責められてもいいのではないかなと思ってしまいます。
ただ、厳しい条件ではありましたが、招集歴の少ない選手たちに、ポジションを奪ってやる的な気持ちが見えて来ず、坦々と試合をこなしているように見えたのが残念だったなあと。
今のままですと、2018W杯への道は険しいものと言わざるを得ません。
↓ランキングに参加しています