コンサドーレ札幌の2015年が終わりました。
J2リーグ戦:10位(14勝13敗15分 得点47失点43)
天皇杯:3回戦敗退
今年もJ1昇格はおろかプレーオフにさえも進めず。
J1昇格の道は果てしなく遠いと感じずにはいられません。
■出だしはそんなに悪くなかった...
のかなと。
ナザリト都倉の共存に苦しみ、スタートダッシュには失敗しましたが、
ナザリトをあきらめワントップを都倉に固定してからは、
前線から守備ブロックを構築して相手を追い込んで稲本が仕留めて速攻
てなパターンが上手くハマり、一時は4位にまで順位を上げました。(第18節)
正直なところ攻撃面はチームとしての戦術はなく個の力、アイディア頼みな点が否めませんでしたが、それでも堅い守りを武器に相手に主導権を握らせない強さがありました。
今季から加入したクソンユンの活躍も光りました。
■夏場を前にチーム崩壊?
しかしそのいい流れはちょうどシーズンの折り返し地点を境に変わっていきます。
チームの主柱であった都倉稲本河合が怪我で離脱し、その時点での首位大宮相手に2-0から逆転負けを喫すると、その試合から3連敗。
3連敗後の25節北九州戦で引き分けを喫すると、バルバリッチ監督の解任が決まりました。
昨年の財前監督に続いて2年連続の解任劇となりました。
夏場を苦手にしているコンサドーレ札幌、去年も夏場の監督交代劇でした。
解任後の伝え聞く話では、チームが目指しているサッカーとバルバリッチ監督のサッカーが異なり、小野をはじめとしたテクニック豊富なタレントが活きない、
体力のある選手が重用されてチーム内に不満が溜まっていることが解任の要因だそうです。
目指すサッカーが異なっている事にシーズン始まってから築くというのも、、、、おかしな話ですよね。。。昨シーズン途中から指揮していて、その結果を持って続投を決めたわけですから。
目指すサッカーって何?
バックラインでちんたらちんたらパス回すこと??
とか毒吐きますが、目指すサッカーと言うのがよくわからんです。
元々堅守速攻でJ1昇格を勝ちとってきたチームですから、それとバルバリッチ監督のサッカーはずれてないと思ってたんですがね。
■監督交代の是非
後任にはU-18監督の四方田監督が就任。
実はもうこの時点で昇格は半ば諦めていたのかもしれません。
外部から新しく監督を雇って来るだけの資金がなかったらしいですし。
個人的には、バルバリッチ監督のままの方がJ1昇格の可能性はまだあったのかなと思ってます。
まあそれでもそうとう低い確率でしたけどな( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
少なくても夏場での急失速は毎年のお家芸でして、バルバリッチ監督に全ての責任をなすりつけるものではないのかなと。
逆によく耐えているのかなと思っていて、苦しい場面を耐え忍んでいればまた盛り返す力はあると見ていたんですが。
一からチームを立て直すという意味であれば四方田監督で全然よかったと思いますが、短期間でチームを劇的に変える力は四方田監督にないと思ってましたし、実際にもなかったですね。
まあトップチームの指揮初めての四方田監督にそこまで望むのは酷と言うものでして。。。
四方田監督就任後も状況は好転せず、J2の中位に低迷。
それでも小野伸二をはじめとしたチームの主柱が復帰した9月中旬から徐々に成績が上向きだしましたが、岐阜、大分、水戸とJ2下位に星を落とし、最終的には昨シーズンと同じ10位に終わりました。
■四方田監督続投で来季の昇格は可能か?
来季も四方田監督の続投が決定しました。
正直なところ、四方田監督ではJ1昇格はそうとう厳しいと思ってます。
四方田監督が育てた今のユース出身の選手たちを見てると、そこそこ技術はあるけど前向きなパスが少なかったり、そこでパスするか!ってぐらいシュート意識低かったり、メンタル的な面での弱さが気になってまして、、、そんな選手達を育てた監督にトップチームの監督が務まるとは到底思えないのです。
それでもまあ決まったことはしょうがないので、四方田監督でいかに昇格できるかを考えてみましたw
当たりの助っ人外人を獲得する( ー`дー´)キリッ
これにつきます。
いやマジで( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
助っ人外人が当たると当たらないとでは戦力に大きな差が出ます。
今年自動昇格を決めた磐田なんか、ジェイ、アダイウトン、カミンスキーと3人も当たりだったから昇格できたんです。
監督に金掛けない分、札幌のフロントはそれこそ命懸けで助っ人獲得に動いて欲しいわけです。
札幌の補強ポイントとしては、アダイウトンのようなスピードのあるサイドアタッカーですかね。
来季はせめてJ1昇格争いに食い込んで欲しいですね。
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