今季8戦無敗で首位をひた走るセレッソ大阪をホームに迎えての序盤の大一番。
前半こそ、前線からのハイプレスに防戦一方でしたがそれを凌ぐと、後半に入ってからは随所にショートカウンターで反撃に出て、途中出場の稲本の決勝ゴールで、セレッソ大阪に今季初黒星を付けました。
スタメンは前節から2名変更。
菅、櫛引に代わり、内村、堀米が入りました。
内村は今季初のスタメンです。
■早い寄せにアップアップだった前半
前半、取り分け最初の15分はセレッソの時間でした。
前線からの早い寄せにアップアップで攻撃の形が作れず、防戦一方でした。
セレッソはボランチのソウザ、山村が効いてましたし、柿谷を中心とした攻撃陣も迫力満点でいつ点を取られても不思議ではありませんでした。
でもまあ勝ったからこそ言えるんですが、キレイに攻めようという気持ちが強いのか最後の詰めが甘い感じがありましたね。
■後半に入り流れが変わった
序盤のセレッソの前線からのハイプレスを耐え忍ぶと、徐々に盛り返し始めましたが前半はそのままスコアレスで終了。
後半に入ると流れが一変。
セレッソに疲れが目立ち始め、中盤での繋ぎをカットしてのショートカウンターが決まり始めます。
一番恐れていた柿谷ですが、パスカットされる場面が目立ち、この試合ではまったく輝けませんでしたね。
幾度となくショートカウンターを発動するも最後の詰めが甘く得点には至らず。
今季初スタメンで、いい動き出しで攻撃の起点になっていた内村でしたが、、、どれか一つでも決めてくれれば満点でした。
それでも決勝点のアシストをしてくれましたので、一応の合格点ですか...ね。
その決勝点は引き分け濃厚と思われた後半37分。
入ったばかりの稲本のボール奪取からの速攻。
ジュリーニョからのサイドに流れ気味のパスを受取った内村が、ゴール前にスルーパス。
そこにいつの間にかゴール前まで上がっていた稲本がスライディングシュートで飛び出してきたGKの脇を抜けるようにゴールに流し込みました。
激しいボール奪取からそのままゴール前まで上がりゴールを決める。
試合後のインタビューで稲本本人が、”2002W杯の時のようなゴール”と言っていましたが、これぞ稲本というようなゴールでした。
この試合で一時は逆転となるゴールを決めたのが稲本です。
■この勝利を無駄にしないため次節しっかり勝点3を
稲本の貴重な先制ゴールを守りきり、首位をひた走るセレッソに今季初黒星を付けました。
これで勝ち点差3とし、首位も射程圏内に入りました。
次節もホームでの試合、相手は下位に沈む徳島ですからしっかり勝ちきりたいですね。
何とな~く心配ですが...(笑)
次節は4/29(金・祝)14:00キックオフです。
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