2016年J1 1stステージは我らが鹿島アントラーズが2009シーズン年間王者以来となる久しぶりのリーグ戦タイトルを手にしました。
中断期間なく今週末から2ndステージが始まりますが、1stステージの振り返りと2ndステージの展望をしておきましょう。
◆1stステージレビュー◆
■鹿島、川崎、浦和の三つ巴の優勝争いに
例年通りACL組が躓きを見せる中、鹿島、川崎、浦和の三つ巴の争いとなった1stステージでした。
浦和は他のACL組が躓く中で、過密日程をもろともせずにACLでも決勝トーナメントに進出し、リーグ戦でも首位を伺う位置につけていましたが、ACL敗退を契機にリーグ戦でも3連敗と急失速し、優勝争いから脱落しました。
川崎は、、、福岡に引き分けなければ、、、優勝でしたね。。。
中村憲剛欠場がなければ、、、たらればですが。
鹿島は一時は絶望的な位置取りでしたが最後に一気の6連勝で、競馬で言う大外一気を決めました。
浦和との大一番を制して勢いが出ましたね。
上位3チームは紙一重の差でしたが、鹿島がここ数年にはなかった勝負所での強さが出た分の優勝なのかなと思います。
4位広島、6位G大阪はACLの過密日程に苦しんだ感がありますね。
Jリーグでのオフシーズンの2月にACL開幕というのはやはり相当きついのかなと毎年ながら思います。
新戦力もまだフィットしてないですし、コンディションもまだ上がって来ない中でACLとリーグ戦の並行稼働は分厚い戦力とチームの継続性が必要なのかなと感じてしまいます。
昇格組では大宮と磐田が上位に食い込んできました。
近年、J2でも昇格組がいきなり上位に食い込んでくることが増えてきましたが、ディビジョン間のレベルの差が縮まって来ているのと、下位ディビジョンで勝ち癖を付けて昇格しているというのがあるんだと思います。
それでも福岡のように下位に沈んでしまうチームもあり、そこは資金力の問題なのかなと。
◆2ndステージプレビュー◆
■ACL組の巻き返しなるか
9位のFC東京は正直どうなんかなと思います。
城福さんじゃあかんのじゃないかなと個人的には。
昨年武藤が抜けてから得点力不足がいまだに快勝出来てませんね。
4位広島と6位G大阪は巻き返してくるとは見ていますが、浅野、宇佐美というともに攻撃のキーマンが海外移籍となってしまいその影響が懸念されます。
■年間勝点1位争いは鹿島、川崎 + 浦和までか
2ステージ制ではありますが、年間勝点1位がチャンピオンシップで絶対的優位となる現制度。
現時点で年間勝点1位の座を狙えるのは鹿島、勝ち点差1の川崎と6差の浦和までかなと。4位の広島は10差ですからさすがに厳しいと思われ、現実的にはこの4チームで上位3位までを占めるのではないかと。
鹿推しの私の予想は当然鹿島アントラーズの年間1位間違いなし∠( ゚∀゚)/ シャキーンですw
■残留ラインは勝ち点35
2014シーズン並みの比較的高いラインになりそうです。
最下位は福岡で勝ち点11ですから、2ndステージで勝ち点24以上が必要になります。
これは1stステージの7位以上に相当します。
大黒柱のウェリントンは十分に役割を果たしてますがそれに続く選手がいないですよねえ。残留はかなり厳しいと言わざるを得ません。
残り2枠は大混戦で、下手すると10位の仙台まで降格の危険性がありそうです。
湘南の不振が個人的には意外でしたが、主力を抜かれたのが予想外に堪えたんですね。
2ndステージは7/2(土)開幕です。
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