前節からおおよそ半分の気温での開催となった今年最後の厚別でのホームゲーム。
前節同様序盤から押し込み、前節と違いそこで取った虎の子の先制点を守りぬき、久しぶりの”ウノゼロ”での勝利。
ホーム23戦負けなしのJ2記録に並び、8戦負けなし(5勝3分け)で、J1自動昇格そして9年振りのJ2制覇へ着実に歩みを進めています。
スタメンは前節から1名変更。
ジュリーニョに代わり堀米が入りました。
ジュリーニョは2日前の練習で負傷しベンチ外。
右ハムストリングの肉離れと言うことで長引きそうな感じもします。
■トップギアで入った序盤に点を取れたのが前節と違う結果になった
前節同様、試合開始からトップギアで攻勢を仕掛けてきました。
最近は首位の札幌に敬意を示し、人数掛けて守りを固めてくるチームが多いですが、立ち上がりはまだ守り方が定まっていないことが多く、相手の守りが安定する前に先制してしまおうという戦い方のようです。
前節は序盤で点を取れず、暑さもあって勝ちきれませんでしたが、この試合では先制に成功したことが結果に繋がりました。
ヘイスの無回転FKは相手GKの攻守にあいますが、それで獲得したCKの流れから、宮澤のライナー性のクロスが水戸の守備を抜けて真ん中で待ち構えていたヘイスへ。
試合後の本人の言葉を借りるとトラップミスをしましたが、慌てずボレーでゴール左隅へ流しこみました。
他の選手だったら、もうちょっとボール落ちて来るまで待ってしまってディフェンスと交錯してたと思われ、ヘイスの高い技術が伺える先制点でした。
■決して誉められた戦いぶりではないが危なげない戦いっぷりで水戸を退ける
先制後も試合の流れを完全に握り、前半は相手をシュート0に抑えました。
抑えましたが、15分過ぎから受けに入る悪い癖が出始め、その後は攻撃の精度に欠き追加点は取れず。
このままJ1に上がったらこの戦いぶりは命取りになりそうとか、来年のことを言い始めると鬼が笑うぞ的なことも頭をよぎりましたが、水戸も最後の精度に欠いたこともあり、危なげない戦いっぷりでシュートをわずか3本に抑え、”ウノゼロ”で今年最後の厚別開催を勝利で飾りました。
■自動昇格まで勝ち点11、J2制覇まで勝ち点13
2位松本が引き分けに終わり、2位との勝ち点差は9に広がりました。
3位セレッソ大阪との勝ち点差は11のまま。
両チームとの直接対決はすで終えており、3位セレッソ大阪が残り7試合を全勝した場合の勝ち点は87。
現在勝ち点77の札幌は残り7試合で勝ち点11を獲得すると自動昇格圏の2位以上が確定します。
自力で最短でのJ1昇格確定は11/3(祝)ホームでの讃岐戦になります。
2位松本が残り7試合を全勝した場合の勝ち点は89。
9年振りのJ2優勝までは勝ち点13となり、自力での最短は11/6(日)アウエーでの徳島戦になります。
次節は10/16(日)アウエーでの愛媛戦です。
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