29節山形戦以来、今年二度目の参戦を果たして来ました。
ホーム24試合無敗のJ2新記録が掛かった試合でしたが、少ないチャンスを確実に決められた東京Vに開幕戦に続けて屈し、J2新記録とはなりませんでした。
9年振りのJ2制覇へ越えるべき最後のヤマはプレッシャーなのかもしれません。
スタメンは前節から2名変更。
石井、神田に代わり、マセード、中原が入りました。
マセードは31節群馬戦で負傷交代して以来の出場。
■攻めても攻めてもゴールが遠い...
試合は、札幌が序盤から押し込む展開から始まりました。
いくつか決定機を作りだしますが、東京Vのゴールは破れず。
9分の連続シュートの流れから堀米が決めたシュートは、オフサイドの判定でゴールとは認められず。
オフサイドポジションにいた都倉がプレーに関与したと判定されてのもの。
現地で見てたらどこがやねん(*`Д´)ノって感じでしたが録画見たら確かにプレーに関与してますねw
1ヶ月振りに復帰したマセードは負傷明けとは思えない精度の高いクロスや突破を見せてくれたのをはじめとして、内容自体は悪くなかったと思うんですが、クロスだったりシュートだったりの精度がががって状態でした。
動きはそれほど硬くは見えなかったんですが、J1昇格そしてJ2優勝が間近に迫って来てのプレッシャーがプレーへ影響を及ぼしているようにも見えました。
苦手の夏場を乗りきって、もうヤマはないかと思ってましたが、最後に越えるべきヤマ、J1昇格そしてJ2優勝へのプレッシャーが残ってるんでしょうか...
■一瞬の隙を突かれての失点で苦しくなった
東京Vの攻撃はしっかり封じていて点が入る予感は全くしなかったんですが、プレーが切れた一瞬の隙を突かれた格好で先制点を許します。
クソンユンからのゴールキックがオフサイドと判定され、一瞬気持ちが緩んだのか、東京Vの素早いリスタートに身体が付いていかず、あっさり裏への縦ポンを通され、GKとの1対1を決められました。
クソンユンの中途半端な飛び出しもいかんかったですね。。。
先制した試合では負けなしで勝率90%を超える勝率ですが、先制された試合ではもろいところがある札幌はこれで苦しくなりました。
先制して守りを固めてきた相手守備網を打ち破れず、後半に追加点を許してしまいます。
■怪我人が多く、ベンチに切り札を残しておけない苦しい台所事情
2点をリードされて、攻撃的な選手を入れて何としても逆転したい札幌ですが、切り札となり得る選手がいないんですよね。。。
ジュリーニョ、ヘイスそして小野伸二も怪我なようで、今ベンチに入っている選手には厳しいことを言うようですが、彼らが入れば同点、逆転への勢いが出せたんじゃないですかね。
福森の見事なFKで1点を返し、終盤には増川を前線に上げてのパワープレーに出ましたがゴールは遠く、試合は1-2で終了。
ホーム無敗は23でストップしました。
■J1昇格、J2優勝まで必要な勝ち点は?
10試合ぶりの敗戦を喫した札幌の勝ち点は78のまま。
ただ、天は我に味方をしているようで2位松本3位セレッソがともに引き分けてくれました!
残り5試合で
1位:札幌 勝ち点78
2位:松本 勝ち点72
3位:清水 勝ち点69
4位:C大阪 勝ち点68
という結果になりました。
3位清水が残り5試合全勝した場合の勝ち点84を上回れば自力でのJ1昇格が決まります。
また、2位松本が残り5試合全勝した場合の勝ち点87を上回れば自力でのJ2優勝となります。
J1昇格確定は最短で39節の讃岐戦、自力での最短は40節の徳島戦。
J2優勝決定も最短で39節の讃岐戦、自力での最短は41節の千葉戦となります。
次節は10/30(日)アウエーでの熊本戦です。
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