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【クラブワールドカップ】頂点には立てなかったが...鹿島アントラーズの名を世界に轟かせた4試合を振り返る

 

鹿島アントラーズの世界への挑戦が終わりました。

惜しくも準優勝と、世界の頂点には立てませんでしたが、確かな痕跡を残したクラブワールドカップの4試合を振り返ってみましょう。

 

■明らかな格下相手に苦戦した初戦 

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正直、チャンピオンシップを勝ったことで気持ち的に満足してまして、、、期待値の低いクラブワールドカップですが、その期待値に相応しい初戦でしたw 

相手のオークランドシティは明らかに力が劣り、JリーグだとJ2中位~下位クラスのチームでしたが、その相手にポゼッションこそするものの決定機まで持っていけず、挙句の果てには先制されるという体たらくぶり。

赤崎、金崎を立て続けに投入すると、徐々に攻撃が繋がり始め、見事な崩しから赤崎が同点ゴールを決めると、終了間際には金崎が勝ち越しゴールを決めて何とか準々決勝への進出を決めました。 

 

■耐え忍んだ前半からの後半2ゴールでアフリカ王者を退ける 

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もはやこれまでか...

と思う程圧倒的に攻められた前半でした。

いつ失点してもおかしくなかったんですが、曽ヶ端を中心に粘り強い守りで点を許しません。

曽ヶ端は3点は止めてましたかね。

0-11、前半のシュート数の差がレベルの差を示してたような...

サッカーって不思議とこういう展開になると攻められてる方にチャンスがやってくるんですよね。

後半に入ると、セカンドを拾い始め攻勢に出るシーンも。

金崎を投入すると、その直後に遠藤が先制点。

その後も相手に決定機を許さず、終了間際に金崎が追加点で引き離し勝負あり。 

2-0でアフリカ王者を退け、準決勝進出を決めました。

振り返るとこの試合が、世界相手でもやれるという自信に繋がったんじゃないかと思ったりなんかしております。 

 

■南米王者を粉砕し、アジア勢初の決勝進出 

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いやーまさか準決勝進出するとはっ!

と思ってたのに南米王者相手に3-0で勝って決勝進出を果たすとは...

これもビデオアシスタントレフリーのお陰ですね!(違 

準々決勝と違い、前半からチャンスありましたが、その分スコッとあっさりやられそうな雰囲気満々なそんな前半でした。

さすが南米王者は個々の力では圧倒的で、ボールの収め方だったり、マークの外し方の巧さだったりが、とてもJリーグでは見れないレベルでした。

そんな中で与えられた突然のPKがビデオアシスタントレフリーという、

えええええそんなの初めて聞いたぞ(*`Д´)ノ

なルールでしたw

このPKを土居が決めて先制すると、徐々に鹿島ペースに...

なんてならずに常に失点寸前のシーンの連続でしたが、曽ヶ端の好守もあり1-0のまま試合は進みます。 

後半に入っても流れは変わらず、逆に疲れからか全然攻める時間も作れなくなり、争点に追いつかれるのも時間の問題かと思われました。

そんな中、ワンチャンスのカウンターを見事に決めて、遠藤が心憎いばかりのヒールシュートで2点目を上げると、直後にはこれまたカウンターから抜け出した金崎がディフェンスラインとGKの間に絶妙なグラウンダークロスを上げると、交代したばかりの鈴木優磨が飛び込んで3-0。

相手の攻めを耐え忍んでからのカウンター2発で南米王者を粉砕し、アジア勢初の決勝進出を決めたのでした。 

 

■あの判定がなければ世界一だったかも...レアルを土俵際まで追いつめるも悔しい敗戦 

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○早い時間に失点するも、守備から流れを引き寄せる 

悪くない立ち上がりでした。

明から格上相手にハイプレスでいけるところまでいく感じでしたが、その中での早々の失点はショックが大きく、大量失点もあり得る展開でした。

1失点で我慢できたのは、レアルが明らかにペースを落としてきたのもありますが、昌子・植田が粘り強く守備して簡単に抜かせなかったのと曽ヶ端の好守、守備陣の踏ん張りが大きかったと思います。

 

鹿島アントラーズの10番柴崎岳躍動

大舞台で鹿島アントラーズの10番柴崎岳が躍動しました。

前半終了間際に同点ゴールを決めると、一時は逆転ゴールとなる見事なミドルを決めました。

この大会、二列目で起用されることが多かったですが、二列目でアタッカーの可能性を大いに感じさせてくれた柴崎岳でした。 

 

○後半終了間際の一つの判定が勝負の分かれ目だった...

一時は逆転に成功したものの、そこは世界の強豪ですね。

10分も持たずにPKで同点に追いつかれると、その後は防戦一方。

前半から飛ばし続けてきたつけが出て来たのか、動きが止まり始めました。

それでも粘り強い守備で失点を許さず、少ないカウンターでゴールに迫り、あのレアルマドリードを土俵際まで追いつめました。

後半終了間際、金崎の突破に対してセルヒオ・ラモスが倒し、主審がカードに手を伸ばしました。

セルヒオ・ラモスはこの試合ですでに一枚イエローカードを受けており、これで退場か!と会場中が騒然としました。

が、主審はなぜかカードを引っ込め試合再開。

これは試合後、大きな批判が巻き起こるほど疑問の残る判定でしたが、これにより試合の大勢は決してしまったのかもしれません。

大きな力差のある相手に対して、立ち上がりからフルスロットルで戦い続けた鹿島アントラーズの選手たちに延長を戦い抜く力は残ってませんでした。

ここまでよく抑えていたC・ロナウドに2ゴールを奪われて万事休す。

レアル相手によくやったとは思いますが、一つの判定が試合の流れを決めてしまった感がありありで、悔しさが大いに残る敗戦でした。

 

それでもリーグ戦3位からのチャンピオンシップ優勝、クラブワールドカップ準優勝は素晴らしい結果です。

例年ならすでにシーズンオフの時期に鹿島アントラーズの試合をこれだけ楽しませてくれてありがとうといいたいです。

クラブワールドカップを含めた三冠への道は絶たれましたが、天皇杯を獲って二冠で2016シーズンを締めくくりましょうヽ(•̀ω•́ )ゝ✧ 

 

最後に石井監督ですが、チャンピオンシップ、クラブワールドカップの指揮振りで評価を改めました。

監督としての成長が見え、思い切った決断もできるようになりましたね。

リーグ戦終了時は今季限りで退任やむなしと思ってましたが、、、厳しい試合の連続が成長を促したんですかね。。。  

 

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