二週続けてのホーム試合でまたも糞試合を演じ、最悪のチーム状態でACL決勝トーナメントに臨むことになりました。
スタメンは前節から5名変更。
ペドロジュニオール、遠藤、土居、レオシルバ、三竿雄に代わり、
金森、レアンドロ、中村、永木、山本が入りました。
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前節、負傷交代したレオシルバ、遠藤の診断結果が発表されました。
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レオシルバは全治約2か月、遠藤は約1か月。
レオシルバは手術するにしては軽傷で済んでよかったですね。
■またも怪我で交代カードを使う
鈴木以外が代わった前線は、いつもより連携が冴えており、小気味よく攻める場面が見られました。
前節途中出場でいいところを見せたレアンドロは、この日もよかったですね。
ようやくチームに慣れてコンディションもよくなってきたんですかね。
ただ、助っ人としてはまだまだ物足りないので、より一層調子を上げていってほしいものです。
なかなか出番に恵まれない金森ですが、裏への抜け出しやドリブル突破には目を見張るものがあり、もっと見てみたい選手ですね。
川崎の繋ぎをカットしてからの早い攻めで好機をいくつか作りましたが、好機を好守で阻まれてからのカウンターで先制点を許してしまいました。
必死に戻ってるのは昌子だけで、他の選手が緩々と戻っている間にシュートまでもっていかれます。これはクォンスンテが弾き出されますが、こぼれ球をノーマークのまま逆サイドを上がってきていた阿部に難なく押し込まれました。
何で自分たちより先に行っている敵がいるのにのんびり戻っているのか...という不可解な先制点のシーンでした。
ということで前節に続いて前半の早い時間に先制を許す厳しい試合になりましたが、それに追い打ちを掛けたのが町田の負傷交代。
相手選手に競り合いに行った際に膝をやってしまったようで、長期離脱もあり得そうな雰囲気でした。
植田が負傷離脱中で、昌子も万全でない状態で町田まで欠くとなるとCBは昌子、ブエノしかいなくなってしまい、シーズン前に懸念していたCBの層の薄さが顕在化した格好です。
■守りの不安定さが全て
前半終了間際にしたたかに追加点を奪われ、試合の大勢が決してしまった感がありました。
バックラインでのゆったりとしたパス回しからの縦パスでスイッチを入れてきた川崎の攻めに屈した形でした。
縦パスを止めに入ったのは昌子でしたが、止められずその後ろはスカスカ。
ブエノが慌てて止めに入りますがクロスを上げられ、西のシュートブロック間に合わず。
至近距離から撃たれたシュートはクォンスンテが止めますが、こぼれ球を押し込まれました...
あれ?ボランチはどこにいたんですか...って感じの追加点でした。
植田不在が大きく影響していることがわかる、ここ数試合の守備の不安定さです。
守備が不安定なので先に点を取らなければという意識が強すぎて、両SBが上がりすぎて、その穴を突かれて両サイドの裏を狙われ、その穴を埋めるべく昌子がサイドにつり出され、ボランチがその穴を埋めれず中がスカスカっていうのが失点のパターンになってしまってます。
好調な時はもっとどっしり構えて、相手の出方を伺う余裕がありますけど、、、今のチーム状態では...ね。
せめて、両SB同時上りは自重するのがベターなんじゃないんですかね。
■最悪のチーム状態でACLへ...
2点のビハインドを負って迎えた後半、頭から土居を投入して勝負に出てきました。
サッカーで一番危険なスコアは2-0と言われますが、それを具現するには早いタイミング、後半15分ぐらいまでに1点返しておかないと厳しいと思ってますが、その15分を耐え忍んだ川崎にワンチャンスでしかも交代したばかりの選手にトドメを刺されるという情けない結果に終わってしまいました。
リーグ戦はこれで2連敗、怪我人続出という最悪のチーム状態でACL決勝トーナメント1回戦の1stレグを迎えます。
CBは万全の状態ではないにせよ昌子は出れるとして、ブエノはACL登録外、町田、植田は怪我ということで、本職のCBが昌子一人と言う非常事態になっています。
三竿兄弟のどちらかを入れるのか、はたまた西を入れるのか、どちらにせよ厳しい布陣であるのは間違いありません。
ホーム&アウエー2試合での戦いなので、初戦のアウエーの戦い方に工夫が必要です。
勝てるに越したことはないのですが、引き分けるにせよ、負けるにせよ、最低限アウエーゴールを持ち帰って欲しいなと。
1stレグはアウエーでの戦い、5/23(火)21:00(日本時間)キックオフです。
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