最下位に沈む新潟のハイプレスに苦しめられるも、疲れの見えた相手の隙を見逃さず2得点。
しっかり勝ち切り、大岩監督就任後無傷の3連勝を飾りました。
広島、札幌、新潟といずれも残留争いの最中にいる下位相手ではありましたが、新しいチームの色を出しつつの3連勝は評価に値すると思います。
スタメンは前節から1名変更。
曽ヶ端に代わり、クォンスンテが入りました。
フィールドプレーヤーは同じで、この10名が大岩監督の現時点でのベストメンバーのようです。
【J1採点&寸評】鹿島2-0新潟|完璧な前半だった最下位チームは決め手を欠き、スポットライトは鹿島の仕事人に | サッカーダイジェストWeb
■DAZNの酷さにぼやけた前半45分の酷さ
いきなり試合の内容じゃない話ですいません( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
週中の水曜日に天皇杯があり、暑い季節に入ってきたということで、日曜夜に試合が集中した影響なのか、DAZNが頻繁にクルクルしてなかなか試合に集中できませんでした。
Fire stick TVで観てるんですが、DAZNだけでも3回ぐらいは立ち上げなおして、Fire stick TVも1回電源入れ直しましたかね...
そんな感じでイマイチ集中して観れなかった前半ですが、前線からハイプレスを仕掛けてくる新潟の圧力に徐々に攻め手を失い、早めに裏を狙って来る攻撃にヒヤリするという、大岩監督就任後初の苦戦と言える前半45分でした。
攻撃は前の2試合と同じように前線が流動的にポジションを取り、球離れ早く小気味よくパスを繋ぎながら相手を崩してく形でした。
書いていて気が付きましたが、これってブラジルっぽい攻めの形で、レアンドロとかペドロジュニオールに取っては慣れ親しんだやりやすいサッカーなのかもしれないですね。
開始直後はよかったんですが、新潟の早い寄せに徐々に繋がらなくなっていきました。
■疲れの見えた相手の隙をしたたかに突いての2得点
後半に入っても試合の流れは変わらず、ここで失点してたら試合はどう転んでいたかわかりませんが、昌子を中心に持ちこたえると、ワンチャンスを活かして先制に成功します。
小笠原のコーナーキックに頭一つ抜けた山本のヘッドは弾かれるも、ペドロジュニオールがしっかり押し込みました。
守備に追われながらも効果的なオーバーラップを見せていた山本のセットプレーでの強さが光った先制点でした。
ちょうど疲れの出始める時間帯での先制は、新潟にダメージを与え、鹿島には落ち着きを与えました。
新潟の攻めを受けつつ、手数の掛けない早い攻めで追加点を狙いに行きます。
2点目はブラジル人二人での得点。
中盤でパスを受けたペドロジュニオールが出したスペースへのパスに斜めに入ってきたレアンドロ。
ちょっとパスが長かったかと思われましたが、ボールを止めて飛び出したキーパーをあざ笑うかのようにちょい浮かしてゴールに流し込みました。
■移籍後一番の輝きを放ちだした充孝
今日は得点、アシストともにありませんでした、大岩監督就任後3試合連蔵スタメンの中村充孝。
2013年に京都から移籍した時は大きな期待を持って受け入れられましたし、時折見せる輝きからサポーターからの期待も大きかった選手です。
私もずっと期待してみていた一人なんですが、なかなか輝きが続かないうちに移籍5年目を迎えてしまいました。
今シーズンもなかなかアピールできず、このままだと戦力外もあるなと思いましたが、大岩監督の元、移籍後一番の輝きを放ちだしました。
大岩監督は、前線の選手たちのポジションに流動性を求めているようで、それが中でのプレーを得意とする中村に合っているのだと思います。
移籍後5年間待ち続けた中村充孝という原石が宝石の輝きを放ちだしています。
■就任後3連勝...下位相手の3連勝
次節は7/2(日)アウエーでの柏戦。
首位柏との大一番となりそうです。
就任後3連勝ですが、下位相手の3連勝であることも確か。
次節、真価が問われます。
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