5年ぶりのJ1帰還となった北海道コンサドーレ札幌。
目標である残留を果たし、J1定着の礎を築けるのか?
北海道コンサドーレ札幌の前半戦を振り返ります。
シーズン前に書いたプレビュー記事もご参考に。
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■15位:勝ち点16(4勝10敗4分け)
予想外の善戦を見せた序盤戦。
第10節までホームで5戦負けなし(3勝2分け)で、その中には上位クラスのFC東京への勝利と、C大阪、川崎との引き分けも含まれており、今年は一味違うのでは?という面を見せてくれました。
ですがその勢いは続かず、第11節から6連敗を喫し、一時は降格圏の16位に転落しました。
■3ボランチの超守備的戦術は決壊寸前
5年ぶりのJ1を戦う上で四方田監督が選んだのが逆トライアングル型の3ボランチ。
守備時は5-3-2となり、最終ラインを5枚でピッチ全体を抑え、3ボランチでその前のラインを抑える作戦です。
これにより、確かに守備は安定したのですが、逆に攻撃時に枚数が足りなくなり、2トップ、特にエース都倉の個の力頼みとなり、それを相手チームに対策され、徐々に得点力不足になり、攻撃の時間が少なくなることで守備陣も踏ん張り切れなくなり...と言った感じで徐々に勢いを失っていきました。
攻撃は今や、福森のセットプレーからしか点を取れる匂いがせず、超守備的な3ボランチは決壊寸前の状態で後半戦を迎えます。
■後半戦日程
後半戦は他のチームより一足早く、水曜日のルヴァンカッププレーオフステージから始まります。
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ルヴァンカッププレーオフステージ2ndレグ 07/26(水) AWAY 19:00 C大阪
第19節 07/29(土) HOME 14:00 浦和
第20節 08/05(土) AWAY 19:00 C大阪
第21節 08/09(水) HOME 19:00 横浜FM
第22節 08/13(日) HOME 13:00 甲府
第23節 08/19(土) AWAY 19:00 川崎
第24節 08/26(土) HOME 14:00 仙台
ルヴァンカップ準々決勝1stレグ 08/30(水)
ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ 09/03(日)
第25節 09/09(土) HOME 13:00 磐田
第26節 09/16(土) AWAY 19:00 神戸
第27節 09/23(土) HOME 14:00 新潟
第28節 09/30(土) AWAY 16:00 広島
ルヴァンカップ準決勝1stレグ 10/04(水)
ルヴァンカップ準決勝2ndレグ 10/08(日)
第29節 10/14(土) HOME 13:00 柏
第30節 10/21(土) AWAY 16:00 FC東京
第31節 日時・場所未定 鹿島
ルヴァンカップ決勝 11/04(土)
第32節 11/18(土) AWAY 15:00 清水
第33節 11/26(日) AWAY 13:00 G大阪
第34節 12/02(土) HOME 14:00 鳥栖
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赤字になっている残留争いのライバル相手からどれだけ勝ち点を取れるかが、残留のカギを握っていると言えます。
7-8月:勝ち点9
9月:勝ち点6
10-12月: 勝ち点7
でいけると勝ち点38となり、これぐらい取れると残留は堅いんじゃないかと思いますが...いけますかね...
■残留のカギを握る新戦力
後半戦、残留に向けて勝ち点を積み上げていくには、今のような守備一辺倒ではなく、攻撃で怖さを見せることだと思っていて、攻撃もあるぞと相手に思わせるだけでも守備の負担は軽くなって、それに伴って攻撃に人数を掛ける勇気も出てくるのかなと。
7月に新加入したチャナティップとジェイが残留の大きなカギを握っていると思います。
現役タイ代表の前者は、そのスピードとテクニックで、昨年Jで14得点の実績を持つ後者はその決定力での貢献を期待されています。
個人的にはチャナティップは切り札としてベンチに置いておき、ボランチを昨年と同じ2枚にして、都倉・ジェイの2トップ、トップ下にヘイスとするとそうとう爆発力が出るのではないかなと思いますが、四方田監督いかがでしょうか(・∀・)ニヤニヤ
まずは最初のリーグ戦、札幌ドームでの浦和戦、調子の上がらない相手に新戦力で勝ち点3を取りたいですね。
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