今季15試合目のアウエーで初の勝ち点3は、J1残留に大きく近づく価値のある1勝となりました。
残り4試合で、目標としていた勝ち点34に到達。
実りの秋はすぐそこまで来ています。
スタメンは前節から1名変更。
兵藤に代わりチャナティップが入りました。
【J1採点＆寸評】FC東京１-２札幌｜圧巻２ゴールのジェイがMOM！ 都倉とともに東京の高さ対策を粉砕 | サッカーダイジェストWeb
■猛威を振るう戦術ジェイ
前節に続いて戦術ジェイ(別名：ジェイ頼みの糞サッカーｗ)が猛威を振るいました。
台風接近で雨が降り続く悪コンディションの中、ジェイと言う安定した起点を持った札幌が主導権を握り続けた90分でした。
やられたのは失点のシーンのみで、他は危ないシーンは皆無だったように思います。
それでも前半は無得点に終わり、後半も無得点のまま時間が経過すれば嫌な雰囲気になるところでしたが、後半立ち上がり早々にそれを払拭したのがジェイ。
センターサークル内で獲得したFK。
左右に散ったジェイ・都倉のツインタワー。
福森のFKは都倉の方へ。
都倉は頭で中に折り返し、そこに入ってきたジェイがワントラップから落ち着いてゴール右隅に流し込みました。
都倉の折り返しがマイナス気味で、相手DFのちょうどいない場所だったとは言え、そこに入ってきたジェイの落ち着きのあるプレーが秀逸でしたね。
いやーこれ相手からすると、相当ダメージの残る失点なのかなと。
なんせ、センターサークル付近でファールしたのが失点に繋がったわけですからね。
ターゲットが1枚じゃなくて2枚ですから、マークも分散せざるを得ないわけで、これはなかなか対策が難しいですね...
■稲本の活かし方
追加点も、相手からすると、
えぇそれで点取られちゃうのかよ( ；´Д｀)
っていうぐらいな脱帽レベルの得点。
左サイド浅い位置でボールを受けた都倉からのアーリークロスにジェイが頭で叩きつけながら逸らしたシュートがゴール右隅に吸い込まれました。
これを止めるとしたらジェイの前にディフェンスが入らないとなんですが、ジェイの懐の深さに割って入るのは至難の業でして。
ジェイの個の力で2点をリードした札幌。
逆襲に転じた相手の反撃をセットプレーからの1点に留めて勝利を収めたわけですが、それに貢献したのが途中出場した稲本だったと思います。
チャナティップに代わり入って3枚となったボランチの底に入ったのですが、鋭い出足からのボール奪取と言う、彼の持ち味を久しぶりに見させてもらいました。
リードした終盤に投入して前からの守備を活性化するスイッチの役割として期待できるんじゃないですかね。
この試合では空振りに終わりましたが、前からの守備からのショートカウンター発動も期待できそうな動きの良さでした。
■北海道コンサドーレ札幌の現在地
残り4試合で、降格圏16位広島との勝ち点差を7に広げました。
13位 札幌 34
14位 清水 30
15位 甲府 28
16位 広島 27
野球で言うと、残留までのマジックナンバーは6。
次節、広島●、札幌○でJ1残留決定となります。
次節は10/29(日)ホームでの鹿島戦です。
↓ランキングに参加しています
