2018シーズン初の公式戦。
今年こそ20冠目を!
早々に失点するも、その後は一方的にポゼッションする展開の中、追いつきはしたものの勝ち越せずにホームでのドロー発進。
勝ち点2を落とす痛い結果ではありますが、それよりも気になったことがありました。
それは・・・
今季初の公式戦。
新戦力の安西そして、8年ぶりの鹿島復帰となった内田がスタメンに名を連ねました。
■まるで昨年のVTRを観ているかのような攻撃
試合は開始早々の失点から始まりました。
曽ヶ端の掻き出しが中途半端だったり、ディフェンスが一瞬ボールウォッチャーになったりと失点の原因はあるにはあるんですが、シーズン最初の公式戦の開始早々ですから、まあやむを得ないかなあと。
失点以降、圧倒的にボール支配を続け、後半開始早々に追いつくことに成功します。
昌子の縦パスにペドロジュニオールがフリック→鈴木がワンタッチ→安部崩されたこぼれ球をペドロジュニオールシュートは相手に当たり、こぼれ球を鈴木がシュート。
これはGKに弾かれましたが、こぼれ球を遠藤が身体で押し込みました。
きれいな形ではありませんでしたが、これで一気に逆転への勢いが出ると思いましたが、、、試合はこのまま1-1で終了。
初戦ということを考えれば勝ち点1は悪い結果ではありませんが、ホームですからね...
一方的にボール支配し続けた内容からは、非常にもったいない結果と言えます。
ボールは支配し続けましたが、決定機はそれほど作れず、いわゆるボールを持たせられていたとも言えます。
前半は攻めへの意欲に乏しく、攻めてもパスミスや息の合わなさが目立ち、それが改善されたかに見えた後半も、点を取ることへの意識が低く、
ミドルシュートの少なさ、シュートの譲り合い的なシーンが目立ち、
これどっかで観たような気が、、、あっ!昨年のウチのチームのことやないですか( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
と、昨年からの進歩がない攻撃に気が付いたのでした。
鈴木は昨年と見違えるような動きでしたし、ペドロジュニオールもシュート打つタイミングが遅すぎてブロックされるシーンが目立ったものの、そこに至るまでの動きは悪くなかったですし、他の選手たちも全般を通してはよかったとは思うんですが、チームとして攻撃に迫力を出せていないのは監督の責任なんじゃないんですかね...
昨シーズン終了時に申し上げたと思うんですが、大岩監督はモチベータとしてはいいものを持っていて、それが昨シーズンの監督就任後の驚異的な戦績に繋がったと思っているのですが、昨シーズン無冠に終わった原因としては、戦術面、特に攻撃面での引き出しの少なさなんじゃないのかなと見ていました。
新シーズンが始まって、その点が改善されていることを祈ってましたが、ちょっとこれは...って感想ですね。
簡潔に申し上げると、形に拘るがあまり、シュートを打つそして点を取るところまで気が回らない感じですかね。
ひと昔の日本代表のような感じですが、サッカーは点を取らないと勝てませんから、これだと本末転倒ですよね...
まあまだシーズン初めなので、これが成熟してくると点が取れるようになってくるかも...ですがどうですかね?
私はあまり期待できないと思いますw
交代カードを一枚残したのが大いに不満ですね。
金崎はコンディション不良で無理してまで使えなかったのかもしれませんが、山本を入れて、攻撃的な安西を一列上げることもできましたし、セットプレーでの山本の強さも活かせると思ったんですけどね。
最後に新戦力の両SBについて。
左SBに入った安西は、突破力のあるSBな感じで守備面でも穴になることはなく、期待できそうですね。
山本との比較だと、セットプレーのターゲットとしては期待できないと思いますが、山本が異常なほどの強さですからねw
山本と上手く併用していける期待を抱かせるできだったと思います。
そして内田篤人。
まだまだこんなもんではないと思ってますが、サイドを駆け上がるにとどまらず、裏へ抜け出す動きだったり、積極的にミドルシュート打ったりと、チームの中で一番勝つ気持ちを見せてたんじゃないかと思います。
コンディションもよさそうですね。
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