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【J1 第1節】広島 1 - 0 札幌 黒星スタートの中で見えた可能性と課題

 

クラブ史上最高の結果で終えた昨シーズンから、新しいサッカーでさらなる高みを目指して始まった2018シーズン。

アウエーでの黒星スタートと結果はついて来ませんでしたが、その中でも可能性と課題が明らかに見えてきたゲームでした。

 

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2018シーズン最初のスタメン。

フォーメーションは昨シーズンと同じ3-4-2-1ですが、攻撃に重点を置いた3バックと両WBにペトロヴィッチ新監督の色が出ていますね。

 

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【J1採点&寸評】広島1-0札幌|タイ代表エースが実力を示すJ初ゴール! 約2年ぶりリーグ出場の佐々木も高評価!! | サッカーダイジェストWeb

 

■あまりにもザルすぎたセットプレーの守備

ペトロヴィッチ監督は、セットプレーの守備の練習しないって聞くんですけど、ホントにしてないのかも...と思わせるザルっぷりでした。

昨シーズンよりもスタメンの身長が低くなっている面もあり、試合開始からセットプレーで空中戦競り負けるシーンばかり続きましたが、その内誰も競りに行かなくなり、、、その内やられそう...と思っていたら案の定な失点シーンでした。

サイドから簡単にクロスを上げられ、簡単にフリーの選手を作られて新加入のティーラシンにどんぴしゃヘッドを決められました。

選手の頭数はいたんですが、ニアのパトリックに釣られた感じですね...

これまでのペトロヴィッチ監督を見るに、今は攻撃面で自分のサッカーを教え込むことを優先して、守備面は個々の力に頼っているのかなと想像しています。

とすると、守備力の高い選手が3バックに必要となるわけですが、そこにいるのは昨シーズン守備力の問題で出番が少なかったキムミンテ、進藤そして昨シーズンの3バックで一番守備面で不安のあった福森と、まあビルドアップ力、攻撃力を重視した3バックになっているわけで...

失点後は、広島が守備に重きを置き始めてセットプレーの守備機会がなくなったので目立ちませんでしたが、今のままだと上位チームと当たった時にボコボコにされそうですよ(((( ;゚д゚)))アワワワワ

 

■昨年は見られなかった繋ぐ姿勢に見える可能性と課題

攻撃面では、まだまだではありますが、昨シーズンには見られなかった繋ぐ姿勢に今後への期待を抱きました。

基本的にはバックラインで回しながら出し場所を探し、縦の楔に入れてから、そのまま中で繋ぐかサイドに流してからのクロスを狙ってるんですかね。

昨シーズン後半の躍進時は縦パス一本の戦術ジェイでしたから、パスが小気味よく繋がるのは気持ちがいいものですね( ゚∀゚)・∵. ガハッ!! 

まあ、楔をカットされたりすぐ潰されたりでピンチになる場面も散見されましたし、精度もまだまだではありますが、今後に期待を持たせる内容ではありました。

 

課題だらけだとは思いますが、その中で気になったことが何点かありまして。

 

1つは気持ちがゴールに向かっているように見えない点。

これは、ペトロヴィッチ監督のサッカーを身に着ける気持ちが強すぎて、形に拘るあまり点を取る意識が下がっているのかなと思っていて、時が過ぎていき、戦術理解が進めば解消していくように思います。

もう1点は選手のセレクト。

突破力のあるWBというのを見込まれての菅だったと思いますが、、、正直言って彼は中でこその選手なのかなという気がしました。

確かにサイドでフリーになれて突破力はあるんですが、クロスの質が悪すぎますし、プレーのアイディアにも乏しくて、さっぱりチャンス作れませんでした。

後半早々に交代したのも遅すぎるぐらいでして、代わって入った石川の方が守備的な選手のはずですが、プレーの質、選択は段違いによかったですね。 

そしてシャドーの二枚のセレクトにも疑問符が。

チャナティップも三好も悪い出来ではなかったのですが、タイプ的に似通っているので、相手としては対策しやすいのかなと感じました。

そしてチームへの貢献度という面で見れば、守備力で物足りず、もう一枚は泥臭く攻守に走れる都倉か兵藤、ジェイの高さを生かすには都倉を使った方がいいんじゃないかなと。 

 

■札幌の前に大きく立ちはだかったのは...

試合は失点後、札幌が徐々に主導権を握り始め、あと一歩のところまで攻め込みましたがゴールは奪えず0-1のまま試合終了。

開幕戦で勝ち点を奪うことはできませんでした。

札幌の前に大きく立ちはだかったのは...広島の選手ではなく、この試合の主審を務めた山本雄大さん。

下手くそで結果的にどちらかにジャッジが偏ってしまうなら諦めもつくのですが、、、札幌側はちょっと倒されたぐらいではファールすらもらえないのに、広島側は結構ファール取ったり流したりしてもらってましたよね...

一番印象的だったのは、広島のペナルティーエリア内で札幌が打ったシュートが広島の選手の手に当たったように見えたのですが、それはハンドを取ってくれず、数分後に札幌がいい感じで入れたクロスに対して手に当たったように見えたトラップはすぐハンド取られまして...

この2つのハンドにどういう違いがあるんですかあああああああ(*`Д´)ノ

って伺いたいものですね。

人間がジャッジするものなので、多少の有利不利はしょうがないと思うんですが、忖度入ってるんじゃ???と疑いたくなるレベルの偏りあるジャッジでしたので...ね。 

 

次節は3/2(金)アウエーでのC大阪戦。

昨季リーグ3位、ルヴァンカップ天皇杯二冠の強敵相手のアウエーですが、何とか勝ち点1を持ち帰りたい!

 

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