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【J1 第2節】鹿島 1 - 0 G大阪 リーグ戦初勝利!とは言え物足りない内容

 

ホーム開幕戦でリーグ戦初勝利を飾りました。 

とは言え、チームをリビルド中で明らかに完成途上であるG大阪相手に前半途中から主導権を握り続けての"ウノゼロ"は物足りない内容でした。

  

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スタメンは前節から4名変更。

鈴木、安部、レオシルバ、内田に代わり、ペドロジュニオール、土居、小笠原、山本が入りました。

 

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【J1採点&寸評】鹿島1-0G大阪|リーグ戦初勝利をもたらした金崎夢生をMOMに!ポスト直撃弾の中村敬斗は… | サッカーダイジェストWeb

 

■安定した守備をもたらした選手とは?

試合序盤こそ、高い守備ラインから積極的にボールを追ってくる相手に五分五分の展開でしたが、徐々にチームの完成度の差が表れてきて、前半25分過ぎ、ちょうど負傷した遠藤に代わって安部が入ったあたりから主導権を握り始めました。

その要因としては安定した守備で相手の攻撃を早めに摘んでいたことで、これはリーグ戦8か月ぶり(昨季24節C大阪戦以来)の先発となった小笠原の存在が大きいのかなと思いました。

試合後の選手コメントからもそれは明らかで、

そんな小笠原に金崎は「ゲームを通じて全然違うなと感じた」、先輩の偉大さを改めて実感。とりわけ、的確な声掛けなどプレー面以外で違いを痛感させられ、守備面でその効果をより感じ取ったという。

「FWとして守備のところで指示とかがあったので、満男さんがいると全然違うなと感じました」(金崎)

前からプレスを掛ける際に出されたコーチングは的確。コースの切り方やボールを取りに行くところの見極めはスムーズになった。最後まで守備組織が崩れなかった背景に、小笠原の見えない活躍があったのは確かだ。

 

「満男さんがいると全然違う」 金崎夢生が語る闘将・小笠原の凄み | サッカーダイジェストWeb

 

小笠原の存在の大きさが示された試合であると言えます。

もちろんこれで小笠原 > レオシルバというわけではなくて、コンディションや相手のタイプを見極めて使い分けていけるレベルなのかなと。 

攻撃面への貢献を見ていけば、展開力に秀でたレオシルバの方がいいんでしょうけど、守備面で考えると一人で何とかしようとするレオシルバよりは周りをコーチングして動かせ、チームとして止めようとする小笠原の方がいいんじゃないのかなと、今時点では思いました。

 

■今日も噛み合わない攻撃の歯車

守備が安定する一方で、この試合でも攻撃の歯車は噛み合わないまま。

個の力だけで選べば、ペドロジュニオール+金崎なんでしょうが、どちらも裏を狙ってと言うのが持ち味なので、前線で起点ができないんですよね。

途中から金崎がそれに気づいたのか、中盤まで下りて来て起点になろうとしていましたが、それでは金崎の怖さが半減してしまうので、相手からすると逆に助かってしまうように見えました。

それでもG大阪の守備の綻びが目立ってきてからは押せ押せの展開に。

まだまだビルドアップの途上なのか、守備のキーパーソンである今野を欠いているからなのかは不明ですが、後半は裏取られ放題で相当ヤバいレベルであったことは申しておきたいです。

そのヤバいレベルの守備に対して、システマティックな攻撃の形を持っていない鹿島は個の力でごり押しし続けますが、簡単なシュートを外し続け、このままスコアレスドローか...と思い始めた78分にスコアが動きました。 

 

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ゴールを決めたのは金崎ですが、それを生み出したのは途中交代で入った鈴木。

スローインを受け取ると、マークに付いてきたファビオを一瞬のフェイントで置き去りにし、ゴールライン際からマイナスのクロス。

そこに飛び込んできた金崎が身体で押し込んで、値千金の決勝ゴールを奪いました。

 

■東口レッド疑惑について

DAZNで試合を追いかけることができる方は、前半35分付近を見ていただきたいのですが。

G大阪のCKのこぼれ球のカウンターで、前に残っていたペドロジュニオールへのパスが渡り、右サイドで独走態勢に。

それを阻もうとしてきたG大阪GK東口。

ドリブル突破しようと試みたペドロジュニオールを、東口は両腕を出して塞ぎペドロジュニオールは前のめりに倒れこみます。

このプレーは当然ファールを取られ、東口は一発レッドで退場!

と思いきや出されたカードはイエロー。

会場全体は騒然とし、鹿島の選手たちは猛抗議しますが、当然判定は覆らず。

これで勝ち点を失っていればもっと大きな問題として提起されたと思います。 

イエローで妥当と言う立場の人たちは、決定機阻止には当たらないからというのがその理由で、

・東口が交わされても後ろにディフェンスが戻っていた

・東口を交わそうとした際、ペドロジュニオールがゴールからはなれるほうこうにボールをだしていた

のを理由の根拠にしています。

 

私としてもそれはそれで一理あるのかなとは思いますが、

それとは別に 著しく不正なプレー で一発レッドが妥当なのではと私は考えます。

著しく不正なプレー
相手競技者の安全を脅かすタックルまたは挑むこと、また過剰な力や粗暴な行為を加えた場合、著しく不正なプレーを犯したことで罰せられなければならない。
いかなる競技者もボールに挑むときに、過剰な力や相手競技者の安全を脅かす方法で、相手競技者に対し片足もしくは両足を使って前、横、あるいは後ろから突進した場合、著しく不正なプレーを犯したことになる。

http://www.jfa.jp/documents/pdf/soccer/lawsofthegame_201718.pdf

 

完全にボールを見ずに両腕を出して体全体で止めにいったプレーは著しく不正と言えるのではと思うんですけどね...

  

次節は3/10(土)ホームでの広島戦。

その前にACLグループリーグ第3節があります。

3/7(水)アウエーでのシドニーFC戦です。

 

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