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【J1 第5節】鹿島 0 - 0 札幌 明暗くっきりなスコアレスドロー

 

スコアレスドローに終わった試合ですが、試合後の両チームの明暗はくっきり分かれていました。

これまで6戦全敗だった鬼門カシマスタジアムで初の勝ち点を獲得した札幌。

札幌に終始主導権を握られ、空中分解寸前に見えた鹿島。

どちらが明でどちらが暗かは明らかです。

 

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ホーム鹿島は前節から1名変更。

三竿健に代わりレオシルバが入りました。

アウエー札幌は前節から2名変更。

ジェイ、荒野に代わり、都倉、宮澤が入りました。

 

【J1採点&寸評】鹿島0-0札幌|勝点1を分け合う結果も、内容では札幌が上回る | サッカーダイジェストWeb

 

■終始主導権を握り続けた札幌

キックオフ直後の都倉のバー直撃シュートに始まり、90分間札幌が主導権を握り続けた試合でした。

鹿島相手にポゼッションで全く引けを取らず、中盤での守備の網がしっかりと掛かり、これまで不安定だったバックラインも安定感のある守りで、鹿島に付け入る隙を与えませんでした。

判定なら3-0で完勝のゲームでしたが、決めるべきところで決められずのスコアレスドローでした。

あ、後半15分過ぎにあった昌子のハンドが認められてPK獲得してれば勝ってたかもですけどw

鹿島があまりにもペトロヴィッチサッカーに無策で臨んだのも大きく影響してますが、それを踏まえても個の力で差のある相手にこれだけのサッカーができたのは非常に大きな自信になるのではないでしょうか?

戦術の要となるジェイが負傷でベンチ外となったのが大きな不安要素でしたが、代わりに出ていた都倉は寧ろジェイを上回る出来に見えましたね。

裏抜けとかサイドに流れて受けるのは上手いけど、収めるのは苦手と思ってましたが、少なくてもこの試合ではこれまでにない収まりを見せて、主導権を握れた要因の一つだったのかなと。

スタメンを固定するペトロヴィッチ監督監督ですから、ジェイが復帰したらまた控えに回る可能性は大ですが、この出来を続けていけば、スタメンの座も十分あり得るのかなと思います。 

 

■ついに点を取る以前のレベルにまで達した感のある鹿島

立ち上がりから札幌に主導権を握り続けられた鹿島。

最初は気持ちで後れを取って受けに回っている感じがしていて、ハーフタイムに大岩監督お得意の気合入れwで修正してくるものと思ってましたが、後半に入って札幌の運動量も落ちて若干の盛り返しこそありましたが、さっぱり見せ場のないまま試合終了。

昌子のハンド見逃しや、終了間際のクォンスンテの神掻き出しがなければ敗れていても全く不思議のない試合でした。

全く噛み合わない攻撃は止まっている相手へのパスや緩いパスが目立ち、札幌の中盤の守備網に簡単にハマり、パスミスも多かったですね。

守備陣はクォンスンテ、昌子、植田の個の力で何とか無失点に抑えましたが、まるでペトロヴィッチ監督のサッカーに初めて対峙するかのような無策っぷりで、特に前半はボコボコにされるという表現が大げさではない押されっぷりでした。

 

私そもそも続投には反対だったぐらい大岩監督の力量には疑問符を持っておりましたが、今季のここまででその思いに確信を抱いております。

昨季終盤から得点力不足に悩まされ続けていますが、この試合では点を取る以前に決定機まで持っていけないレベルにまで達してしまいました。

これだけの選手層を抱えながら繰り返される糞試合。

大岩監督の求心力も下がる一方で、印象的なシーンが二つありました。

一つは前半終了直後のこと。

昌子が駆け足でホワイトボードを持ち出して、守備陣を集めての緊急作戦会議。

もう監督に任せておけず、自分たちで何とかしないといけない気持ちの表れで、恐らくペトロヴィッチ監督の攻め方への対応法を指示したんだと。

 

もう一つは後半10分過ぎのこと。

DAZN中継内で小笠原が呼ばれたと。

この時間でボランチ代えるとは珍しいなと思ったのですが、画面に映った小笠原はピッチに入る準備をしてる感じではなく。

その後、小笠原はピッチに出ることなく試合終了を迎えるわけですが、恐らくこれまで噂にも上がっていた、監督がベンチの選手に意見を求めるって場面をDAZNのピッチサイドレポーターが選手交代で呼ばれたと勘違いしたのかなと。

私これまでいろいろな試合観てますが、監督がベンチの選手に何度も意見を求めるって場面初めて見るんです。

見るんですがこれを見て選手やコーチ陣はどう思うかって話で、私だったらそんな監督に信頼はおけないです。

 

この二つの出来事から大岩監督の求心力の低下は疑いようがなく、チームとしても機能していると言い難く、後はいつフロントが決断を下すのかなというのが焦点になりそうです。

これからの過密日程から判断のタイミングが難しいですが、明日にでも決断が下されても不思議ではない惨状ではあります。

 

Jリーグはここからゴールデンウイーク終わりまで超過密日程に入ります。

鹿島は中二日でACLがアウエーでの4/3(火)上海申花戦。

リーグ戦の次節は4/7(土)アウエーでの湘南戦。

札幌は中三日でルヴァンカップがアウエーでの4/4(水)清水戦。

リーグ戦の次節はそこから中二日、4/7(土)ホームでの名古屋戦です。

 

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