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【ACL グループステージ第5節】上海申花 2 - 2 鹿島 2点差を追いついてのグループステージ突破でも晴れぬモヤモヤ感

 

2点のビハインドを追いつき、アウエーでの勝ち点1、そしてグループステージ突破。

結果だけ見ればポジティブに考えられるんですが、、、絶望感漂う前半45分がどうしても頭から離れず、モヤモヤ感がどうしても晴れません。

ここで大鉈を振るう必要があるのではないでしょうか...

 

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スタメンはACL前節から5名変更。

金崎、中村、永木、昌子、小田に代わり、ペドロジュニオールレアンドロ、小笠原、植田、山本が入りました。

直近のリーグ戦からは6名変更。

 

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■解任目前に見えた絶望感漂った前半45分

リーグ戦前節の札幌戦もそうとう酷かったですが、それに勝るとも劣らない酷かった前半45分でした。

メンバーを多少落としているのもあるでしょうが、それを踏まえても酷すぎてですな...

前半だけで解任されてもおかしくないほどチーム全体に絶望感が漂っているように見えました。

パスが満足に繋がらなくて前線まで持っていくことすらできず、レアンドロを中心に個の力で局面を打開しようとする場面が目立ちました。

選手間でパスコースの意識があってないことが多くて、これがチームとしての意識統一が出来ていないことが素人目にも明らかで、選手が可哀想で可哀想でホント見ていてつらくなってしまいました。

 

今季初スタメンとなったレアンドロは、動きこそだいぶ良くなってきてましたが、リスキーなパスセレクトが目立ち、そこからピンチとなる場面がありました。

最近低調なことが多いレオシルバもいつもよりよくなかったですね...

あれだけボールを奪われるレオシルバ初めて見たかも。

 

そして攻撃よりも酷さが目立った守備。

こちらは昌子がいないのが大きかったように思います。

攻守に個の力頼みなことが露呈している大岩体制ですが、守備は昌子の個の力でピンチを摘んでいるのも大きかったですし、彼のキャプテンシーで何とかまとまりを持って守備に当たれていたんですよね...ってのがこの試合で痛感させられました。

 

先制点となるPKを与えたのは犬飼。

サイドからの折り返しに対して一歩後れを取って足を引っかけてしまった形。

試合全般を通しては悪くなかったですが、前半はちょっと浮足立っている感じがあって、チームとしての意思統一ができてなくて、出番の少ない犬飼にとってはやりづらい感じがあるように見えました。

 

2失点目はCKをニアで合わせられてヘッドで流し込まれました。

前半は特にセットプレーでほとんど競り勝てずというかニアでフリーにさせる場面が目立ち、2失点で済んだのが寧ろ幸運だったように思います。

 

■2点差を追いつけた最大要因は...

前半を終えて2点のビハインドそして攻守に全くと言っていいほどいいところなく、これは3点目取られたらジエンドそして解任だな...と思ってましたが、これで2点差を追いつけるんですから、サッカーって面白いですよね。 

大岩監督は試合後のコメントで以下のように語り、狙い通りにいったと自負しておられました。

[ 大岩 剛監督 ]
前半は、上海の非常にアグレッシブな姿勢に、会場の雰囲気も相まって押され気味にセットプレーから2点を取られてしまった。後半は、ハーフタイムにスイッチを入れて、自分たちがやるべきことを指示したところをしっかり選手がやってくれた結果、同点に追いつくことができたと思います。選手には感謝と最大限の評価をしたいと思います。

--ハーフタイムに具体的にどのような指示を出して修正したのでしょうか?
分析の中で、今日は相手のホームですし、われわれはアウェイということで前半は押される展開になると。ただ、後半はこの何試合かの上海を見ても相手の運動量が落ちる。特に両サイドのテンションが落ちると分析していましたので、そこをうまく突いてくれて、そこからの得点でした。自信を持って選手に指示をして、送り出しました。
https://www.jleague.jp/match/acl/2018/040308/live/#coach

 

確かに確かに。

後半の上海申花は2点のリードもあってか、立ち上がりから引き気味でしたし、極端に運動量が落ちてました。

後半勝負の狙いは確かに当たったと言えば当たったのですが、それはまあ結果論であって、上海申花の自滅あっての同点劇なのかなと。

 

1点目は今季ここまで献身的なプレーでチームをけん引してきた鈴木の嬉しい今季初ゴール。

レオシルバのシュートのこぼれ球に反応してのシュートでした。

同点弾は、その鈴木のアシスト。

ペナルティーエリア内 右サイドから逆サイドのスペースへの浮き球にレアンドロがフリーで飛び込んでの左足一閃でした。 

 

2点のビハインドを追いついたのは見事なんですが、上海申花の足の止まり方から考えるに、あのまま一気に逆転までいけないところに大岩監督の限界を感じてしまいました。 

そもそも前半の惨状どうなんですか...って話しに集約されるんですよね。 

試合前のコメントで、引き分けOK的な発言をぽろっと言ってしまってましたが、追いついてからはちょっとペースを落とした感じで、それで上海申花が息を吹き返し始めて、どちらに転んでもおかしくない試合展開になってしまいまして...あぁこの監督は勝負所で賭けに出られないんだな...だから昨シーズンタイトル逃し続けたんだな...と改めて感じた次第です。 

 

これ以上チームとして成長していける感じがさっぱりしなく、もう早いところ解任して欲しいところですが、グループステージ突破を決めてしまいましたし、余程のことがなければW杯中断までは継続になりそうな気がしますね。 

 

ACLグループステージも次で最終節。

4/17(火)ホームでの水原三星戦です。

リーグ戦の次の試合は、4/7(土)アウエーでの湘南戦。

 

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