2016年クラブワールドカップを思い起こさせる集中力の高さで3点のリードを奪ったものの直後にアウエーゴールを許してしまいました。
その後も一方的に攻められたのをこの1失点に抑えられことで、準々決勝進出に大きく近づきましたが、このアウエーゴールが2ndレグに少なからず影響を与えることは間違いないです。
スタメンはACLグループステージ最終節 水原三星戦から6名変更。
山口、中村、金森、伊東、犬飼、三竿雄に代わり、金崎、土居、遠藤、西、植田、安西が入りました。
直近のゲーム、リーグ戦13節 浦和戦からは2名変更。
■集中力の高さで圧倒的に主導権を握った前半45分
ボール支配率7割と圧倒的に主導権を握り続けた前半45分。
その要因となったのは、世界を驚かせた2016年クラブワールドカップを思い起こさせる集中力の高さ。
上海上港もかなり前目から寄せてきて、開始当初はビルドアップにも苦労してましたが、慣れてくるとそれをかいくぐって攻撃に繋げられるように。
一つミスするだけで、あっという間にカウンターに繋げられて大ピンチになるという何とも言えない緊張感...これってどこかで観たような...
そうそうこれですよ( ゚∀゚)o彡°
2016年のクラブワールドカップの時のような高い集中力が垣間見えたパス回しで、圧倒的に主導権を握りました。
中盤で繋ぎつつの裏抜け狙いが多かったですかね。
ただ、主導権を握り続けたものの決定機まではなかなか作り出せず、このまま点取れないとまずい展開になるな...と考え始めた前半終了間際、セットプレーから先制しました。
永木が蹴ったコーナーキックは誰か - 多分相手選手だと思うんですが - に当たってゴール方向へ。
これは相手GKが辛うじて掻き出しましたが、こぼれ球を鈴木が押し込みました。
圧倒的に主導権を握った前半45分でしたがスコアレスのままだったら気持ち的に辛くなってくるところでしたが先制できたことで気持ち的に切らせずに後半に向かうことができました。
■したたかに2点目、3点目...までは100点満点だった
そして後半開始直後に追加点を奪えたことでさらに有利な展開に。
追加点はまたもコーナーキックから。
遠藤が蹴ったコーナーキックはニアで相手にヘディングされましたがこぼれ球が西の目の前に。
落ち着いて西が押し込み2-0。
2点リード後は、上海上港に押し返されつつカウンターで3点目を狙う展開。
上海上港は深い位置からでもどんどんゴール前に放り込んできて力づくで点を取りに来ました。
これによってディフェンスラインが下がって、さらに押し込まれると言ういつ点が入ってもおかしくない流れでしたが、クォンスンテのファインセーブもあり耐え忍ぶとワンチャンスを見事に生かして3点目を奪います。
左サイド安西からファーへのアーリー気味のクロスを競り合いながら鈴木がヘディングで押し込みました。
ホームとは言え3点のリードそしてアウエーゴール許さずと、ここまでは100点満点でしたが...ここで一瞬気が緩んだんですかね...わずか1分後にアウエーゴールを許してしまいました。
その後もフルボッコと言ってもおかしくないほど一方的に押し込まれましたが、何とか耐え忍んでこのまま3-1で試合終了。
2点リードで2ndレグに向かうことになりました。
3点取っての快勝そして集中力の高さを続けて主導権を握り続けたことは非常に評価できるのですが、3点目直後の一瞬の気の緩みだけが悔やまれる試合でした。
■準々決勝進出の条件
アウエーで行われる2ndレグでの準々決勝進出の条件は以下の通りです。
〇、△→無条件で準々決勝進出
●→点差、ゴール数で変わる
1点差負け→準々決勝進出
2点差負け、無得点(0-2)→ラウンド16敗退
2点差負け、1得点(1-3)→延長戦
2点差負け、2得点以上(2-4, 3-5等)→準々決勝進出
3点差負け以上→ラウンド16敗退
ということで1点取れば3点取られなければ勝ち抜けとなりますので、先制点が取れれば大きく準々決勝進出に近づきます。
今日のような集中力の高さで先に点を取りたいですね。
ラウンド16 2ndレグは、5/16(水)21:00キックオフです。
↓ランキングに参加しています