ACLの日程の関係で延期されていた第14節が行われました。
エース金崎夢生の電撃移籍という衝撃後初の試合で、主柱とも言うべき昌子が前半途中で負傷交代で欠いた中、鈴木優磨を中心にした若い攻撃陣が2得点そして昌子の代わりに入った20歳の町田もクリーンシートに貢献するだけではなく、2点目のアシストも記録。
攻守に若手が躍動したヤングアントラーズ。
これで中断明け後は2勝1分けで7位に浮上しました。
スタメンは三日前の第17節から1名変更。
永木に代わりレオシルバが入りました。
【J1採点&寸評】C大阪0-2鹿島|金崎退団の不安を吹き飛ばした!先制弾の鈴木を高評価 | サッカーダイジェストWeb
■中二日で30度越え
日曜のリーグ戦から中二日。
ナイトゲームにも関わらず、試合開始時点で30度越えと言うコンディション。
これは相手のC大阪も同じで、立ち上がりにしては両チーム運動量控え目な印象に見えるのもしょうがない悪コンディション。
それでも徐々に押し込み始めたのは前の試合から7名入れ替えてきたC大阪。
鹿島も時折いい仕掛けはあるもののシュートまでは持っていけず。
初シュートは前半22分の鈴木のミドルでした。
初シュートに前後して主導権を徐々に握り始めた鹿島。
中断前からは想像できないような流れる攻めが続くように。
一説には黒崎コーチが入ったことで攻撃にテコ入れがと言われてますが、中断前から変化した点と言えばそこぐらいなので、それは真実なんでしょうね...
■昌子負傷交代に続いてクォンスンテも...
ペースは握り始めたものの得点までには至らずにいるとアクシデントが。
C大阪が左サイドからクロス気味に上げたボールに対して安西が目測を誤ってヘディングできず、水沼にフリーでボールを受けさせてしまいます。
これはもう完全に1点ものでしたが昌子が怒涛の突っ込みでシュートブロック!
したまではよかったのですが、スパイクが芝に引っ掛かって左足が残った感じで足首を負傷。そのまま負傷交代となりました。
アクシデントはこれだけでは終わりません。
後半開始早々、自陣ゴールライン付近で浮き球をジャンプしてキャッチしたクォンスンテが着地時に犬飼と被ってしかも広告に足を滑らせて右足を痛めました。
一旦はOKが出されましたがゴールキック後に痛みから倒れこみ、これはもう交代だな...交代カードを2枚しかも守備の選手で使うのか...
と思いましたが最終的には交代はしないことになったようで。
大丈夫かな...と不安げにクォンスンテのプレー振りを観ていたら先制してましたw
犬飼ですかね...からの縦パスがディフェンスに引っ掛かったものの鈴木へ。
前にはディフェンス二人がいましたが、二人の間をワンタッチで抜ききるとGKと1対1へ。
GK飛び出してきたところを心憎いループシュート。
この日の鈴木は疲れなのか、金崎が移籍したことへの気負いなのかわかりませんが全体に身体が重たい感じでしたが、決めるべき時に決める頼もしさがありましたね。
そして先制の喜びも冷めぬ3分後に畳みかけるような追加点。
アシストは昌子に代わって入ったCBの町田でしたねw
サイド破った町田からのグラウンダークロスに土居ワンタッチで流し込みました。
町田の突破そしてクロスは見事でしたし、早いクロスに合わせた土居も見事でした。
■守備の要を欠く中での価値あるクリーンシート
試合は2点のリードを守った鹿島が勝利しました。
守備の要であった昌子を負傷交代そしてクォンスンテが足を痛めながらもフル出場した状態での無失点は価値があり、犬飼・町田にとっても大きな自信に繋がるのではないでしょうか。
昌子は全治3週間そして鳥栖から入ったチョンスンホンもすぐにはフィットしないでしょうから、しばらくはこのコンビに期待ですね。
中二日でまた試合がやってきます。
7/28(土)アウエーでのG大阪戦です。
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