中断明け後の初白星で暫定4位浮上です。
高温多湿のコンディションでのアウエー戦は静かな前半戦から一転して後半は白熱のシーソーゲームとなりました。
このシーソーゲームを決めたのは諦めない男都倉。
札幌ドームでのチャナティップ弾に続き、今年の対長崎戦は2戦とも後半アディショナルタイムの決勝ゴールという結果になりました。
スタメンは前の試合、第17節磐田戦から1名変更。
石川に代わりキムミンテが入りました。
【J1採点&寸評】長崎2-3札幌|残り20分で4点が生まれた白熱の撃ち合い!決勝弾を挙げた都倉より輝いたのは… | サッカーダイジェストWeb
■高温多湿のコンディションが影響したか...静かな前半
30度近い気温と70%超えの湿度。
過酷なコンディションの中でのアウエー戦は、振り返ってみると前半は静かな試合でした。
ホーム長崎が優勢に試合を進めながらもチャンスを決められずにいると徐々にアウエー札幌が押し返す展開になったところで前半終了。
意識していたことなのかはわかりませんが、札幌は前半は運動量抑え気味でしたね。
前半終了間際にサイド駆け上がった進藤からのクロスにジェイがディフェンスの上からヘッドを叩き込みましたがファールの判定。
ジェイが相手にのしかかったためのようでしたが、普通こういう場面だと競り合わない方がファール取られるんじゃないんでしたっけ...
イマイチ納得のいかない判定でしたが、後半早々にジェイがそれを吹っ飛ばしてくれるゴールを決めてくれました。
チャナティップが中盤でボールを奪ってからのショートカウンター発動。
チャナティップ→三好への縦パスに対してジェイに付いていた長崎DFバイスが釣りだされ、ジェイが一瞬フリーに。
三好がジェイに出して、3バックの残り2枚が付ききる前に左足ミドル一閃。
全体的に運動量が乏しく、この得点以降がっくり動きが落ちたことからわかるように、夏場は体力的に厳しくて時間限定の起用になりそうですが、それを補って余りある決定力はさすがジェイです。
■後半は白熱のシーソーゲームに
前半と比べて明らかにギアを上げてきた札幌。
先制後も札幌の時間が続きましたが2点目が奪えないと流れは再び長崎へ。
ここから点の奪い合いとなっていきます。
ショートコーナーでタイミングずらされてからファーへのクロスを折り返されたのは宮澤が止めたもののこぼれ球を押し込まれてしまいましたね。
見事な崩しと言えるのですが、宮澤無理して止めなくても後ろに敵の選手はいなかったんですよね...
ちょっともったいないと言えばもったいない失点でした。
同点の3分後に札幌が勝ち越し。
左サイドチャナティップドリブルから福森→宮澤からアタッキングサードの三好に渡りそこからゴール前に入ってきたチャナティップへ。
右にドリブルで切り込んでからのシュートがゴール左隅に決まりました。
こういう場面だと相手に当てる率150%だったチャナティップの成長っぷりが見られるナイスゴールでした。
チャナティップは前半から突破力、キープ力ともに文句なしで、J1でも一目置かれる存在になってきたのではないでしょうかね。
正直言って、このまま2-1で勝ち切って欲しかった試合でした。
リードしている試合の終わらせ方にまだまだ課題があるのかなと思います。
トータルタイム88分で再び追いつかれます。
改めて見直すとこれ何とかならんかったんですかね...ってぐらい周りにウチの選手たくさんいますw
スローインを鈴木武蔵が収めて、横のバイスに流してバイスが放ったシュートはブロックに来た福森の股の間を抜いてゴールイン。
一言で言うと
おめえら揃いも揃って寄せが甘いんだよおおおおおお(*`Д´)ノ
ですかね(*'ω'*)
■諦めない男都倉
ということで再び追いつかれて後半アディショナルタイムへ。
先に決定機を掴んだのは長崎で、完全に1点ものだったのを奇跡的に外してくれました。
右サイドからのグラウンダークロスが最奥にフリーで飛び込んできた長崎の選手が冷静に流し込むところがまさかのシュートミス。
そしてアディショナルタイムもそろそろ終わりを迎えようとしていたまさに試合終了間際、札幌が決勝ゴールを奪いました。
ゴール正面からの駒井のミドルをGKが弾いたこぼれ球を石川が倒されながらも中央に折り返したのを都倉が冷静に流し込む。
こちらはきっちりとゴールに飛び込み勝負あり。
白熱のシーソーゲームは札幌が勝ち切りました。
都倉ってこういう劇的ゴールが多いイメージですし、札幌というチーム自体も多い感じがしてます。
諦めない札幌諦めない都倉の気持ちが生んだ決勝ゴールと言ってもよいかなと思いますよ。
次節は8/5(日)ホームでの柏戦です。
↓ランキングに参加しています