試合終了間際の決勝ゴールで勝ちこそしたものの、内容には乏しく、見ていて退屈な試合でした。
疲労を考慮してようやくメンバーを入れ替えてきましたが、正直出来のいいと言えない相手に対して五分五分だった内容からは厳しい評価しか与えられません。
スタメンは前節から6名変更。
土居、中村、安部、三竿健、町田、クォンスンテに代わり、金森、遠藤、永木、小笠原、チョンスンヒョン、曽ヶ端が入りました。
当初スタメンに名を連ねていたクォンスンテは、試合直前のアップ中に怪我をしたとのことで急遽曽ヶ端に代わりました。
【J1採点&寸評】鹿島 1-0 清水|MOMは攻守の汗かき役となったブラジル人ボランチ! 移籍後初先発の韓国代表CBも存在感 | サッカーダイジェストWeb
■連戦の最後でようやく...
中断明け後、次の試合までようやく5日空くという連戦の(一旦の)最後でようやくメンバーを入れ替えてきた大岩監督。
入れ替えるならもっと前だろ...とは思いましたが、まあ全く入れ替えないよりはいいでしょう。
試合全般を通しては守りあいのような、見ている方としては退屈な展開に終始しました。
清水は全体としては組織立っていて破るのがなかなか難しそうに見えている中でも時折綻びが見られて、そういった相手の隙を突けない我々のチームの現状認識が明らかになった試合でしたかね。
攻撃面に関しては、キーマンとなる鈴木が前半から動きが重く、まあさすがにこれだけ出ずっぱりだとそうなるよね...って感じなんですが、この試合スタメンだった金森や土居を見るに、鈴木の役割をこなせる選手は今のチームにはいないですからね...
彼が出れない時は戦い方を変えていかないとこの先厳しいかなと思います。
守備面で言うと、移籍後初出場となったチョンスンヒョン。
目立ちこそしなかったものの、無難にこなしている印象で、コミュニケーションが必要なポジションであることそして、同じ韓国籍のクォンスンテが急遽欠場となったことを鑑みても及第点以上の出来と言えるのではないかと。
全く点入る感じはなく、このままスコアレスドロームードでしたが、後半アディショナルタイムにセットプレーから決勝ゴールが生まれました。
ゴールほぼ正面40m付近からの永木のFKをチョンスンヒョンがヘッドで折り返したところに西ダイレクトボレー。
内田と被りそうになったところを冷静に決めてくれました。
次節は8/11(土)アウエーでの名古屋戦です。
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