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【J1 第25節】札幌 3 - 1 神戸 チームとしての完成度の差を見せつけての完勝

 

イニエスタ効果で今季最多の観客が集まった試合でチームとしての完成度の差を見せつけ、アウエーでの完敗の借りを返しました。

主審の判定にケチが付く試合ではありましたが、それがなくても試合の行方は変わらなかったでしょう。

これで3連勝とし4位をキープ。

ACL出場権が得られる3位が現実的な目標として見えてきました。 

 

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スタメンは前節から2名変更。

ジェイ、白井に代わり、チャナティップ、菅が入りました。

 

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【J1採点&寸評】札幌3-1神戸|1得点・1アシストのレフティがMOM! 途中交代のイニエスタは―― | サッカーダイジェストWeb

 

■チームとしての完成度の差は明らか

いきなりまとめからになりますが、チームとしての完成度の差がそのまま結果に表れた試合だったかなと。

夏にイニエスタが加入して彼を中心にしたサッカーを構築中の神戸と、ペトロヴィッチサッカーを今年のキャンプから取り組んでいる札幌のサッカーの質の差が明らかにでた90分だったと言えます。

正直、前回対戦した時に完敗の要因となったウェリントンがスタートから出ていれば試合の行方は全く分からないものになっていたでしょうが、ウェリントンをスタートから出さなかったという判断も含めた差なのかなと思います。

 

札幌が出だしから主導権を握る展開でしたが、出だしは後ろでのパス回しから相手が出てきたところの両サイドの裏を突くミドルパスからチャンスを創出。

先制点もその形から。 

 

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左サイドから右サイド深くへのロングパスを早坂らラインぎりぎりで抑え、駒井に戻し、クロスと見せかけてからの切り込んでのマイナスクロスに中で都倉、チャナティップがおとりになってのファー菅ダイビングヘッド。

 

見事な崩しで札幌が先制しました。

 

その後も、先制点を演出したのと同じ形 - 対角線上に神戸のサイドの裏を突くロングパス - や神戸の楔のパスを読み切ってのパスカットからのショートカウンターが冴えわたり札幌が主導権を握り続ける展開。

この試合の主役とも言えるイニエスタにも満足に仕事をさせませんでしたが、対応方法としてはボールを持った時にあまり距離を詰めすぎずに適度な距離間で次のプレーに備えるってのが目立ちましたので、そういう指示だったのかなと私は思いました。

あまり距離詰めたり、取りに行くとあっさり剥がされて危ない場面になるのが想像できたので、適切な対応だったのかなと。

 

それでも札幌が追加点を奪えないでいると、徐々に神戸に流れが向き始めます。

ポドルスキの動きが増え始め、イニエスタの危ないキラーパスも出始めましたが、前半終了間際のポドルスキ一発レッドで流れは再び札幌に。

一発レッドの場面、スローインもらった際のトラップが大きくなって深井が奪ったところに足裏見せてのスライディングが一発レッドと判定されました。

まあ普通はイエローだろうな...とは思いますが足裏見せてのスライディングなのでレッドと判定されてもおかしくないとは思います。

 

このまま1-0で推移し、一人少なくなった神戸が攻撃に重点を置いてウェリントン出して来たら...(((( ;゚д゚)))アワワワワ と思ってましたが後半早々に追加点奪えたのが非常に大きかったと。

 

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相手が一人少なくなったことで、攻めあがることが増えた福森が中央ドリブルから、オフサイドラインぎりぎりの駆け引きをしていた都倉へのパスに対して、右足ダイレクトで逆サイド隅に流し込みました。

簡単なシュートは外し、難しいシュートを決める都倉の真骨頂がいかんなく発揮された追加点でしたw 

 

■ゲームに水を差した主審の質

一人多い札幌が2点のリードとなり試合の行方は決しそうでしたが、ウェリントンを投入した神戸が押し返してきて、パワープレーから1点返したことで試合の行方はわからなくなりました。 

 

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CKからフリーで打たれたシュートはクソンユンファインセーブで止めましたが、こぼれ球が菅に当たって止まりそこを長沢に押し込まれた格好。 

菅が...というよりはフリーで打たせたらあきませんって話しでしたね。

札幌は2点リードして安心してしまったのか、気持ちが守備に重きを置くようになってしまい、カウンターのスピードがさっぱり上がらずという流れで1点差に。

ペトロヴィッチ監督が2点リードで守備重視の指示を出すわけもなく、自然とこういうマインドになってしまうところに、このチームの伸びしろはあるのかなと思いますが。 

そして、1点差になって勢いづく神戸にトドメを刺したのが福森。

 

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決めた福森以外は一瞬何が起こったのかさっぱりわかりませんでしたが、主審が(プレー再開の)笛を吹いてすぐに福森が蹴ったんですね。

試合後に福森が小野と(・∀・)ニヤニヤしながら話してましたが、試合後のコメントで小野が福森に、「審判が笛吹いたらプレー初めてええんやで( ̄▽ ̄)」ってアドバイスしてたらしくて、レジェンドのしたたかさを受け継いだ福森の見事なFKでした。

 

神戸側は都倉水飲んでただろ(だから得点は無効だ)ごらああああああ(*`Д´)ノと選手たちは主張し、監督もルール上はOKかもだが今まで見たことない(だからおかしい)と申しております。

 

確かにプレー再開のタイミングが微妙だったのは確かで、この試合の池内主審の判定には疑問が多かったのは確か。

このシーンや、ポドルスキの一発レッドのシーンばかりがクローズアップされますが、札幌側視点だと前半のCKほとんどが蹴った瞬間にファールの笛が吹かれてですな...

恐らく競り合いでファール取られたんだと思いますが、あまりにも神戸寄りじゃないですかねえええ(*`Д´)ノ

とうっ憤がたまった前半でしたが一発レッドで認識改めました。

単なる下手くそな主審でした( ゚∀゚)・∵. ガハッ!! 

 

審判が試合の行方を左右したとは思いませんが、試合に水を差す質であったことは確かです。

 

主審の質が低いことは確かですが、その上で言えることはそういうのも含めてこれがサッカーだということ。

壁作ってる最中に笛吹くとかおかしい(*`Д´)ノこんなの世界見渡してもJリーグだけだ(*`Д´)ノ

という声も出ているようですが、世界見渡せばこれ以上の謎判定もたくさんありますよ...レベルの低い高い関係なくあるのを私は鹿島アントラーズサポーターとして2016年クラブワールドカップ決勝で経験しています。

 

nvtomosoccer.hatenablog.jp

 

後半終了間際、金崎の突破に対してセルヒオ・ラモスが倒し、主審がカードに手を伸ばしました。
セルヒオ・ラモスはこの試合ですでに一枚イエローカードを受けており、これで退場か!と会場中が騒然としました。
が、主審はなぜかカードを引っ込め試合再開。
これは試合後、大きな批判が巻き起こるほど疑問の残る判定でしたが、これにより試合の大勢は決してしまったのかもしれません。

 

こんな忖度判定に比べたら、壁作ってる最中に試合再開とかまだまだ可愛いもんですよw

真面目な話しすると、もしこういうのを防ぐんなら笛吹かれる前に何げなくボールに近づいていくとかで再開できないようにするしたたかさも必要かと思いますよ。 

強豪と言われるチームはこういう何げない行動が自然とできているチームが多いです。

 

次節は9/15(土)アウエーでの川崎戦です。

 

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