2戦トータル5-0の完勝でクラブ史上初めてベスト8の壁を突破しました。
立ち上がりこそ瞬間的なスピードに秀でたパトに苦戦しますが、早い時間にアウエーゴールを奪うと前半の内に追加点を奪い勝負を決しました。
ACL制覇まであと二つです。
スタメンは4日前のリーグ戦26節湘南戦から4名変更。
土居、永木、町田、安西に代わり、鈴木、レオシルバ、犬飼、山本が入りました。
ACL準々決勝1stレグからは1名変更です。
■貴重なアウエーゴール
立ち上がりは2点ビハインドの天津権健のペースでした。
瞬間的なスピードのあるパトの突破に手を焼きましたが、早い時間にワンチャンスを生かして先制。
貴重なアウエーゴールで大きなアドバンテージを得ます。
決めたのはセルジーニョ。
遠藤のCKにGK目の前に陣取っていたセルジーニョヘッド。
ファールにならない範囲でGKの動きを押さえつつニアであわせるという巧さを見せたセルジーニョの1stレグに続くゴールでした。
■勝敗を決した内田篤人のシュートブロックからのアシスト
貴重なアウエーゴールでトータルスコア3-0。
ここから3点取られてトータルスコアが並んでもアウエーゴールで勝ち上がりと言う絶対的有利な状況にはなりましたが、あまりにも早い時間の先制は逆に緩みを生む可能性も秘めておりまだまだ油断できない状況でした。
ここで光ったのはベテラン内田篤人。
右サイドからのアーリークロスに対してクォンスンテが飛び出してパンチング。
ゴールががら空きになったところにこぼれ球をダイレクトでシュートを打たれましたが、いつのまにかゴールカバーに入っていた内田がシュートブロック。
その数分後、1点もののシュートブロックをした内田のアシストから勝負を決する2点目が生まれます。
右サイドで遠藤が倒されたこぼれ球を内田が拾い、サイドを深くえぐってからのマイナスクロスに安部ダイレクトシュート。
そんなに簡単なシュートではないのを決めた安部はもちろん素晴らしいのですが、守備に重点を置きながら機を見てオーバーラップして精度の高いクロスを出す内田のプレーが光った追加点でした。
これでトータルスコア4-0、4点取られても勝ち上がりと言うことで事実上勝敗はここで決した感がありました。
その後もいい感じでゲームをコントロールし、後半に3点目を奪っての完勝。
クラブ史上初のベスト4進出を果たしました。
満点とも言える準々決勝の2ゲームでしたが、贅沢を言うならばこの試合でイエローカードをもらったレオシルバが累積警告で準決勝1stレグに出場できなくなったことでしょうか。
中4日でリーグ戦27節があります。
アウエーでの札幌戦です。
ACL準決勝1stレグは10/3(水)ホーム、10/24(水)アウエーでの開催予定となっています。
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