更なる飛躍を望む2019シーズンは黒星スタートとなりました。
それほど悲観する内容ではありませんでしたが、今シーズンの課題は明らかになった試合と言えます。
2019北海道コンサドーレ札幌の開幕スタメンは上記の通り。
都倉や三好の入っていた位置に新戦力のアンデルソンロペスが入った以外は昨シーズン終盤と同じメンバーが名を連ねました。
ただ一つ違うのが、右WB不動のスタメンだった駒井がベンチにもいないこと。
キャンプ中に負傷して手術までしていたとは...
負傷箇所的に早期の復帰は難しそうですが、またピッチに戻ってくるのを待つしかないですね。
■今シーズンの課題が明らかになった開幕ゲーム
攻撃面は悪くはなかったように思いましたけどね。
強いて言えばフィニッシュまでに手数を掛け過ぎな面は見られたものの、最後の崩しで一気にペースを早めて繋ぐところなど、特に前半はいくつかの決定機を作り、どれかを決めて入れば違う結果になったであろうと思います。
新加入のルーカスフェルナンデスをベンチスタートにして早坂をスタメンにしたのは、守備面を見てのことなんですかね...結果的には攻めていた前半に彼がいればより得点が入る可能性が高まっていたかも...まあ結果論です。
それでも全体的には湘南にしっかり守られて印象があり、昨シーズンの躍進からより警戒・研究されていることが窺えましたね。
後半に入ると走力に勝る湘南が、ギアを上げて前線からプレスをかけ始めたことで形勢一変。
そして受けに入る場面が増えたことで、人は足りてるはずなのにバイタルで繋がれての2失点。
攻め込まれたときの寄せの甘さなど、ペトロヴィッチ監督としては恐らく重要視していない守備の部分の弱さと言う課題が明らかになったと言えます。
今季は前線でボールを奪ってショートカウンターに繋げる狙いを持って臨んでいるらしいですが、それが90分ずっと続けられるわけないので、守備の約束事もきちんと決めてある程度は練習した方がいいと思うんですけどね...
ということで、失点シーンを振り返りますか。
▼'82 武富(湘南) 湘南ベルマーレ 1 - 0 北海道コンサドーレ札幌
札幌の左サイドを崩されて最後はクソンユンが抑えたかに見えましたが武富に先に触られたようですね。
菅がスライディングして交わされたのが致命的でしたね。
ギャンブルせず粘り強くクロスを入れさせないように対応できていればよかったんでしょうけど。
▼'90 武富(湘南) 湘南ベルマーレ 2 - 0 北海道コンサドーレ札幌
2失点目はGKのフィードから崩された形でしたが、札幌は一足りてますけど完全に足が止まっていてなす術なしと言った感じでしたね。
まあしゃあないでは済ませたくはないですけど、走力勝負に持ち込まれたら湘南に勝てるチームはありませんから、そういう勝負に持ち込ませてしまった方を問題視すべきなんでしょう。
個々人だと、菅がよかったと思いますよ。
何て言うか点を取る意識が強まっているような。
アンデルソンロペスはもうちょっと周りとフィットしてくれば爆発してくれると思いますけどね。
次節は3/2(土)アウエーでの浦和戦。
これ乗り切れば長い長いキャンプが終わり札幌に帰って来れます。
難しい相手ではありますが、何とか勝ち点1でも持ち帰りたいところですね。
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