勝ち点3を取って当然の試合内容ですが、内容でいくら勝っても点を奪わないと勝てないのがサッカー。
アウエーで勝ち点1を持ち帰ったというよりは勝ち点2を失ったと断言できるゲームでした。
スタメンは前節から1名変更。
安部に代わり、セルジーニョが入りました。
■いい流れの時に点を奪えないとこうなる
一方的に押し込んでいても点が奪えないと逆にあっさり先制を許してしまうというサッカーあるあるそのままの展開で後半早々に失点。
前半の鹿島は右サイドのレアンドロを活かす攻めが多く、左に切り返すふりしてやや右とか中途半端な突破という札幌戦での3点目でも見られた切り返しで2回ほど決定機を創出。
でも振り返ってみるとチャンスはそれぐらいでしたかね。
30分過ぎまでは磐田の攻撃の形すら作らせなく、試合の主導権こそ完全に握っていたものの、崩すところまではいけてなかったですね。
前半を0-0で折り返すと、後半開始すぐに失点。
完全に主導権を握っていましたが、一転して難しい試合となりました。
▼'46 松本(磐田) ジュビロ磐田 1 - 0 鹿島アントラーズ
右サイドから中の大久保に楔を入れられ大久保のオーバーヘッドパスにフリーで飛び込んできた松本ボレー。
いやー大久保のパス、狙ってのものだとは思ってなくて、シュートを狙ったのがずれて絶好のパスになったと思うんですけどね...
事故のような失点だとは思ってますが、それでも1点は1点。
これで磐田は自分たちのペースを取り戻したようで、逆に2点目を取られてもおかしくない展開ではありましたが、守りに入るのが早すぎたように感じました。
前線にアダイウトン1枚残して5-4のブロックで完全に固めて1点を守り切る作戦に出ましたが、それが65分ぐらいで残り25分ある中で攻めで時間を使えなくて守るだけだとさすがに辛くなってきますよね。
▼'84 レオシルバ(磐田) ジュビロ磐田 1 - 1 鹿島アントラーズ
それでも攻略に手を焼いて、追いついたのは84分。
途中交代で二列目左に入った安部が奥深く侵入してから戻してからレオシルバが安西とのワンツーからカットインして、右足インサイドで巻いてのシュートが右隅に吸い込まれていきました。
一方的に押し込み続けてようやく同点に追いつきましたが、磐田にはもう攻める余力はなさそうで、一気に逆転できそうな流れではありましたが、そこまでの余力はこちらにもなかったようで、チャンスこそありながらも試合はこのまま終了。
勝ち点1を分け合う形となりました。
途中から入った三竿、安部がよかったですね。
特に安部は、久しぶりにキレのある動きを見せてくれて、それが同点の勢いに繋がったように思います。
ただ、相手に疲れの見える時間帯での動きですから、スタメンでこれぐらいできるかは半信半疑ですね。
三竿は怪我で離脱している間に永木にポジション奪われてしまいましたね。
今の鹿島では貴重なプレースキッカーですからね...永木。
それでもこれだけ動ける選手がずっとベンチで温めているのはあまりにも惜しいですから、ACLもありますし、上手いことターンオーバーして欲しいところですね。
次節は4/5(金)ホームでの名古屋戦です。
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