前節とは真逆の立場となりましたね。
前節では内容では相手を圧倒しながらの引き分けでしたが、今節では内容では圧倒され、先制点を奪われながらの逆転勝ち。
こういうのがあるからサッカーって面白いんですよ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
スタメンは前節から1名変更。
内田に代わり平戸が入りました。
■総評:崩れたプランを立て直した要因は
ゲームプランとしては、現在首位に立つ名古屋の力を認め、点を取られないことに重心を置いた、第2節川崎戦を思い起こさせる戦いぶりでした。
この試合、内田に代わり右SBに入った平戸のサイドが度々破られるところはありましたが、ハーフコートサッカーをしているかのような一方的に押し込まれる展開の割には決定的な場面はほとんど与えなかった前半45分でした。
前半を耐え忍んで、後半どこかで勝負に出る作戦だったようですが、後半立ち上がりに失点を許したことでゲームプランが崩れてしまうことに。
▼'47 シャビエル(名古屋) 鹿島アントラーズ 0 - 1 名古屋グランパス
クォンスンテのファンブルって初めて見ました...
シャビエルの強烈なシュートをキャッチしようとしたクォンスンテまさかの後逸での失点でした。
これだけ見ると単純なミスなんですが、在籍3年目で初めて見るミスですし、これまでどれだけの失点から救ってくれたかを考えると責められないですよ...
名古屋の攻撃を耐え忍び、機を見て勝負に出るというゲームプランが崩れ、前掛かりになってカウンター食らう図が見えてきましたが、そうはならなかったのは、失点直後に行った交代カードにあったように思います。
平戸に代えて三竿を入れ、永木を右SBに。
これでサイドの守備が堅くなり、永木よりは守備的な三竿がボランチに入ることでレオシルバが前への推進力を活かせるように。
それでも、名古屋の守備網はなかなか崩せず時間だけが過ぎていきましたが、町田のいいパスカットを起点に追いつきます。
▼'72 土居(鹿島) 鹿島アントラーズ 1 - 1 名古屋グランパス
町田のパスカットを受けた安部が左サイド侵入から逆サイド永木へ。
永木はトラップ後、何気に位置取りを下げフリーになっていた土居へグラウンダー折り返し。
土居はそれを左足ダイレクトでゴールへ流し込みました。
シュートというよりはゴールへのパスで同点としました。
▼'81 レオシルバ(鹿島) 鹿島アントラーズ 2 - 1 名古屋グランパス
そして逆転ゴールは、年一レベルといえるレオシルバの50m独走ゴール。
センターライン付近からのドリブルでしたが、パスするぞとフェイク入れつつのスピードよりは技ありの独走ゴールでしたね。
このゴールも、三竿投入後の安定した守備がベースにあってのものかなと。
ということで後半先制されるまでは名古屋の一方的な展開で、試合全般を通しても内容では名古屋の方が明らかに優れていたと思いますが、内容で劣っても勝ち切ると言うのがある意味”らしい”勝利とも言えますよね。
三竿が入ったことで守備がよくなったので次節はスタメンありそうですね。
そして永木SB...さすがにスタートからそれは止めた方がいいと思いますがw
セルジーニョが最近目立たないのが気になりますね...コンディションよくないのかも。
中三日でACLグループステージ第3節があります。
4/9(火) アウエーでの慶南戦。
そこから中四日でJ1第7節。
4/14(日)こちらもアウエーでのFC東京戦です。
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