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【2019 J1 第12節】鹿島アントラーズ 5 - 0 松本山雅FC 怪我人戻って来て上り調子を示した完勝

 

これでリーグ戦はクリーンシートでの3連勝となりました。 

前の2試合に続いて、相手の不出来に助けられた感は否めませんが、それを踏まえても5得点を奪っての大勝は十分に評価できるもので、4日後に迫ったACLグループステージ突破がかかった大一番へ弾みが付く勝利となりました。

 

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スタメンは前節から変更なし。

 

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■総評 

大勝は松本の戦略ミスの賜物

と言っていいように思います。

前節は札幌と対戦していたことで、2試合続けて松本の試合を観たんですが、松本山雅 反町監督の基本的な戦術は弱者の戦術であって、引きこもりサッカーに徹して、攻撃はロングカウンターとアイディアのあるセットプレー頼み。

この戦術自体の是非はあると思うんですが、これやるんだったらせめてラインを高くして前からプレッシャーかけていかないと、攻められる一方で攻撃に行く体力すら奪われちゃうよ(´・ω・)(・ω・`)ネー

と敵チームながら感じてしまいまして。

前からプレッシャー掛けて、相手の個の力で交わされることを反町監督は恐れていて、それ故のラインの低さのようですが...そこを対応できるような術を授けるのが監督の仕事と思いますので...ね。

奪われてもすぐ取り返して二次攻撃に繋げるという、鹿島の戦術ともがっちり噛み合ってしまったことが、前半は何とか凌げたものの後半立ち上がりに立て続けに失点したことで決壊し、大量得点に繋がってしまったように感じた試合でした。 

 

まあそういうバックグラウンドがあったにせよ、5得点を奪えたことは素直に評価してよく、負傷離脱していたレアンドロや白崎、三竿、チョンスンヒョンが戻って来て、徐々にコンディションを上げてきたことが、チームの上り調子に結びついていますかね。 

 

▼'25 レオシルバ(鹿島) 鹿島アントラーズ 1 - 0 松本山雅FC

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右サイドレアンドロ中心としたパス回しの間にサイドを駆け上がってきた永木がいれたグラウンダークロスが最奥に抜けてのレオシルバ。

レオシルバも落ち着いて決めましたし、永木のクロスもピンポイントかつスピードもあったことで抜けていきましたね。

 

▼'47 白崎(鹿島) 鹿島アントラーズ 2 - 0 松本山雅FC 

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中盤で松本のパスがルーズになったのを奪ってからのショートカウンター

レアンドロ→レオシルバ→永木→レオシルバとワンタッチで繋いでからレオシルバが中央ドリブル突破、土居が左から右への動き出しで敵を引き付けてから、空いた左サイドのスペースに飛び込んできた白崎が左足ダイレクトでニアを抜きました。

難しいシュートを難なく決める技術といい、その風貌といい、西大伍を思わせる白崎のゴールでした。 

 

▼'54 セルジーニョ(鹿島) 鹿島アントラーズ 3 - 0 松本山雅FC

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見事!

というしかない右45度からのセルジーニョ左足ミドル。 

ディフェンスの寄せも甘かったのは確かですけど、あの位置にコントロールできるのはすごいですよね。

 

▼'65 白崎(鹿島) 鹿島アントラーズ 4 - 0 松本山雅FC

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右サイドでの組み立て。

レアンドロの狙ってるのかよくわからない土居へのパスから、土居が右足ヒールでのフリックでディフェンスを置き去りにしてからのゆるふわマイナスクロスに中飛び込んできた白崎ヘッド。

レアンドロのパス、土居のフリックそしてディフェンスの前に飛び込んでくる白崎。3人のいいプレーが繋いだゴールでした。

 

▼'83 中村(鹿島) 鹿島アントラーズ 5 - 0 松本山雅FC 

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最後は怪我から復帰した中村。

中盤で相手選手のトラップミスからのショートカウンター

レアンドロが右サイドから中に進路変えてのドリブル突破からのパスは入ってきた白崎には微妙に合わずも最奥に入ってきた中村へあい、中村が左足ダイレクトで決めました。

大量点差という場面で落ち着いて決めれたというのもあるでしょうが、これを決めたことで調子がさらに上がってくるといいですね。 

 

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レアンドロ 

得点こそありませんでしたが、ようやく一昨年の輝きを取り戻してきた感じがありますね。

3連勝は彼の活躍あってこそだと思います。

外国人枠の関係でACLグループステージに出られないのは残念ですが、その分もリーグ戦にぶつけてくれていると思います。

 

白崎

移籍してからシーズンイン前に離脱したことで出遅れてましたが、徐々に動きが良くなってチームにも馴染んできた感じがあります。

風貌といいプレー振りといい、西大伍をイメージさせるテクニシャンタイプの選手で楽しみな選手ですね。 

 

三竿

彼の存在感が現れたのは62分に退いてからでした。

最終ラインの前にぽっかり穴が出来たように攻め込まれたのは、それまで三竿がそのエリアを一人でカバーしていたからであって、ボランチの選択肢の一つは三竿以外にあり得ないことを示しました。 

 

週中にACLグループステージ第6節があります。

ホームでの山東魯能泰山戦。

勝てば自力でのグループステージ突破となります。

J1第13節はそこから中三日、アウエーでの鳥栖戦です。

 

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