勝てば、この日試合のない首位FC東京に暫定ながら勝ち点差1に迫れるチャンスでしたが、下位相手に痛い取りこぼしとなりました。
時間経過とともに質的優位が明らかになる中で、ミスからの2失点が重くのしかかりました。
スタメンは前節から2名変更。
曽ヶ端、犬飼に代わり、クォンスンテ、町田が入りました。
■総評
・質的優位が明らかな中、痛すぎるドロー決着
・相手前線の個の力には対応できていたもののミスからの2失点
・もっと点取れた
守備面はきちんと整備されていたものの、攻撃面は攻めの形なんかなくて、前線の個の力頼みになっていたガンバ大阪。
パトリック、宇佐美、アデミウソンが揃った前線は迫力満点でしたが、時間を追うごとに、攻守で質に上回る鹿島が優勢になっていったのは必然と思われる展開でした。
パトリック、宇佐美、アデミウソンに対してはよく押さえられた方で、十分に及第点が与えられる内容でしたが、ミスからの2失点が重くのしかかりました。
1失点目はブエノ、2失点目は小泉と、最近スタメンに定着してきた2人ではありますけど、ここまでチームを救ってきたプレーの数々と、まだまだ試合に出続けて短いですから、彼らを責める気にはなれませんな...
そして2点を取りはしたものの、まだ点は取れる展開だったのかなと。
組織立った相手の守備ブロックに対して、序盤は中盤から前に中々運べなくて窮屈な攻めを強いられていましたが、流動的に受ける土居やセルジーニョを起点として徐々に押し込む展開にもちこんで、同点そして一時は勝ち越しとなるゴールまで持っていって、まだ取れる流れではありましたけど、シュートを慎重に行き過ぎて機会をなくしたり、狙いすぎて威力が弱くてってのが目立ちましたかね。
全般通すと質的優位が明らかだっただけに、勝ち点3を取れなかったのは何とももったいない試合でした。
▼'33 アデミウソン(G大阪) 鹿島アントラーズ 0 - 1 ガンバ大阪
GK東口からのフィード一発。
ブエノとの競り合いを制したアデミウソン落ち着いて流し込む。
オフサイド取れなかったのかな？というのはありますが、ブエノにはもう少し慎重に対応して欲しかったかなと。
アデミウソンのようなテクニカルなタイプは苦手にしそうな予感はしていましたが、、、あっさりやられましたね。
DAZNで繰り返しリプレー流している中でよーくみると競り合いでアデミウソンがブエノの腰を手で押してるのが効いて倒れてしまいましたかね...
まあファールなんですけど、こういう姑息なことをしてくる選手なんていくらでもいるので、そういうのにも対応できないといかんですよ。
▼'44 セルジーニョ(鹿島) 鹿島アントラーズ 1 - 1 ガンバ大阪
中盤でのワンタッチでのパス交換が起点。
抜け出した土居が中にドリブルするのを交差する勢いでスプリントした伊藤がおとりにして、その外でパスを受けたセルジーニョがワントラップ後の右足ズドン。
ニアの上をぶち抜いた一撃は相手に取ってはノーチャンスなまさにゴラッソでしたね！
▼'58 伊藤(鹿島) 鹿島アントラーズ 2 - 1 ガンバ大阪
セルジーニョからのアーリークロスをはね返されたこぼれ球を拾った小池シュートを伊藤が触ってコース変わってゴールイン。
オフサイドを主張していましたが、リプレーを見ると疑いようのないオンサイドでしたｗ
久々に伊藤らしいワンタッチゴールでした。
▼'73 パトリック(G大阪) 鹿島アントラーズ 2 - 2 ガンバ大阪
PKを決めたのはパトリック。
PKを取られたシーンはハイライトの方にありますが、バックラインからのロングパスに対して、小泉が目測誤って福田に裏取られまして。
シュート態勢に入るところを後ろからのスライディングで倒したのがPKと取られました。
小泉のスライディングが足にかかっているのは確かなんですが、それより前にボールに触っているようにも見え、そうするとファールではないとは思うんですが、VARだったらそう判定されたかもしれませんが、目視でそこまで判定するのは難しそうですね...
それよりも目測誤ったシーンの方が悔やまれますね。
5日後にACL準々決勝1stレグを控えております。
8/28(水)アウエーでの広州恒大戦。
J1次節は9/1(日)アウエーでの清水戦です。
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