スタメンは前節から1名変更。
染野に代わり、松村が入りました。
4日前のルヴァンカップ福岡戦からは10名変更。
■ハイライト
■総評
・相手の不出来に助けられた感は否めないものの
・距離感の良さと献身性が光る相馬アントラーズ
・真価が問われる上位チームとの2連戦
・ディエゴ ピトゥカ
■感想
前節の横浜FC戦に続いて、3-0というスコアでの完勝。
開幕からリーグ戦未勝利の横浜FCと、リーグ戦4連敗中とどん底の状態なFC東京相手で、両チームともその戦績に見合う不出来振りに助けられた感は否めません。
この試合の相手、FC東京は後半こそ改善されてきたものの、前半は受けに回った時にディフェンスラインが下がり過ぎている印象で、それにより鹿島はアタッキングサードでの自由ができ、セカンドボールも拾いまくりで、一方的に押し込むことができました。
それが前半での2点リードとなり、勝利へと繋がったと感じましたが、相馬監督就任後、徐々にチーム状態が上向いていることも感じ取れました。
簡潔に言うと、距離感の良さと献身性なんですが、距離感の良さが攻撃の際の連動性、リズムの良さを生み、さらに奪われても即時奪回に動けるという、ザーゴ監督が志向してたであろう動きに繋がっています。
献身性はジーコイズムともいえるアントラーズのアイデンティティーで、クラブのレジェンドである相馬監督になったことで取り戻したものとも言えますが、ザーゴ監督の時は監督の要求についていくのが精一杯でそこまで身体がついてこなかった説もあるかも...と今さらながら感じています。
チーム状態が上向いていることは明らかなんですが、相手の不出来あっての結果であることも確かなので、水曜日、土曜日に立て続けに当たる名古屋、横浜F・マリノスという上位チームとの2連戦で、相馬アントラーズの真価が問われることになります。
(´-`).。oO(ホントはFC東京との対戦で現在地わかるかなと思ってたんだけど、ここまでチーム状態が悪いとは知らんかった、すまんw)
私の予想では思いのほかやれるんじゃと思っていて、その理由としましては、相馬監督就任からまだ日が浅いことで、相手の研究がまだ進んでいないからっていう消極的理由ですw
最後にリーグ戦2試合目になったディエゴピトゥカについて。
ルヴァンカップは観ていませんし、リーグ戦前節では数分の出場だったので、それなりの時間プレーするのを見たのは初めてだったんですが、一目で出来る選手なことが私のような素人にもわかるプレー振りで、たくさんボールに触って配給していくことでチームにリズムを作っていく、タイプで言うと柴﨑岳に近しいイメージをいだきました。
チームに馴染んでくると、大きな戦力になるんだろうな...と短い時間ながらもそういう期待を抱かせる可能性を持った選手だなと感じました。
■得点シーン
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) May 9, 2021
🏆 明治安田生命J1リーグ 第13節
🆚 鹿島vsFC東京
🔢 1-0
⌚️ 22分
⚽️ 町田 浩樹(鹿島)#Jリーグ#鹿島アントラーズvsFC東京
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/IBUlH7ycaA
2試合連続ゴールで、相馬監督就任後4試合で3ゴールすべてがセットプレーからという町田。
監督が代わっただけで、こんな急に点を取れるようになるんですかね...
荒木CKに対して、GKがパンチングしようとする手前に飛び込んできてのヘッドはセンスを感じさせるもので、ザーゴ監督の時にはこういう狙い自体がなかったんでしょうかね。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) May 9, 2021
🏆 明治安田生命J1リーグ 第13節
🆚 鹿島vsFC東京
🔢 2-0
⌚️ 45分
⚽️ 松村 優太(鹿島)#Jリーグ#鹿島アントラーズvsFC東京
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/G9LLQfRCCX
意外にもこれがリーグ戦初ゴールとなった松村。
逆サイドポストを叩いてのコースを狙ったシュートは見事というしかないんですが、FC東京ディフェンスラインが下がり過ぎていたことで、シュートまで余裕を持てたのも大きかったですね。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) May 9, 2021
🏆 明治安田生命J1リーグ 第13節
🆚 鹿島vsFC東京
🔢 3-0
⌚️ 87分
⚽️ 上田 綺世(鹿島)#Jリーグ#鹿島アントラーズvsFC東京
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/QpdMtqnJBY
怪我明けで久しぶりの出場となった上田が、出場直後に勝負を決定づける3点目を決めました。
シュートが相手に当たって入るというラッキー要素の強いゴールではありますが、ゴールを決めることで調子を上げていくのがストライカーなので、次の試合に繋がるゴールになったのかなと。
遠藤のクロスも精度高かったですね。
■採点
次節は5/15(土)ホームでの横浜F・マリノス戦。
週中には先行開催の第21節が実施されます。
5/12(水)アウエーでの名古屋戦。
中2日続きで現在の2位、3位と当たる厳しい日程ですね。
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