開始直後に与えた清水のFK。
明らかにゴールインしたかに見えたシュートはノーゴールと判定されました。
3-0と、スコアだけ見れば完勝ですが、この疑惑のノーゴールがゴールと認められていればどう試合が転がっていたか...
スタメンは前節から1名変更。
安部に代わり、レアンドロが入りました。
■総評
疑惑のノーゴール+相手の寄せの甘さに大いに助けられた快勝
いつもよりパスが繋がって、ここ数試合と比較して良くなったという見方もありますが、私が見た感じでは相手の寄せが甘いことで多少なりとも余裕を持ったプレーができたことで、相手との個の力の差がスコアの差に出たのではないかと。
チームとして狙った形があってそれで崩しているという印象はなくて、個の力で殴り倒した感じを私は受けました。
そして何よりも試合開始直後にあった清水側のFKのシーンですよね。
一発裏狙いのロングカウンターに対してエリアぎりぎり外で町田が倒して与えたFK。
清水 中村が直接狙ったFKは、クォンスンテが両手で掻き出しましたが、ゴールインしていたように見えました。
ですが、ノーゴールの判定でゴールは認められず8分後に鹿島が先制すると一方的な展開になり、この判定が試合の行方を大きく左右する結果に。
個人的な見解ですが、
ボールが全てゴールラインを超えてないとゴールとは認められませんが、どうひいき目に見ても、10㎝レベルのぎりぎりな可能性はありますが、ゴールを割っていないという可能性はなくて、ゴールが認められても鹿島側からは文句は出てなかったでしょうね...
ただ、今回の場合線審がそれを判断できる状況下だったかというと、
・オフサイドラインも見なければいけなく、ゴールラインと並行な位置で見るのは不可能だった
・ボールがクォンスンテの影になって見えづらい位置であった
以上から、線審が正確なジャッジを下すのは難しかったのかなと思われ、VARであったりGLT(ゴールラインテクノロジー)の導入が待たれますね。
▼'10 土居(鹿島) 鹿島アントラーズ 1 - 0 清水エスパルス
中盤で白崎がボールを奪ってからのショートカウンター。
安西とのパス交換から抜け出した白崎のグラウンダークロスにニアで伊藤が潰れたこぼれ球を土居が押し込みました。
令和のチーム初ゴールは土居のごっつあんゴールでした。
▼'69 安部(鹿島) 鹿島アントラーズ 2 - 0 清水エスパルス
相手スローインを受けたレオシルバ起点のパス回しからの得点。
レアンドロが粘ってからのグラウンダークロスに安部。
中央で待ち構えていた伊藤の前に入ってくるという安部のアイディアがよかったですね。
▼'72 安西(鹿島) 鹿島アントラーズ 3 - 0 清水エスパルス
ワンタッチパスを繋いでの安部ミドルはGKに止められますが、こぼれ球が伊藤に当たり、左サイド飛び込んできた安西が押し込みました。
伊藤が触った時点で安西がオフサイドポジションなのではと思ったのですが、スローで見ると伊藤が触った時点で伊藤より安西の方が少しだけ後ろに位置しているのでオフサイドではないんですね。
清水のGK六反はオフサイドとセルフジャッジしてプレーを止めてしまったのは敵ながらダメですね...
5日後にACLグループステージ第5節があります。
アウエーでのJDT(ジョホール・ダルル・タクジムFC)戦です。
J1第11節は、そこから中三日、こちらもアウエーでの神戸戦です。
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