土居、レオシルバ、クォンスンテという好調下のチームを支えてきたセンターラインを負傷で欠いた中で迎えた試合。
センターラインを欠く中で、ファール覚悟の肉弾戦を挑んできた相手に怯むことなく勝ち切った姿は地力の強化を示すものであり、1点差とは言え大きな勝ち点3といえる内容ではないかと感じました。
スタメンは前節から3名変更。
土居、レオシルバ、クォンスンテに代わり、伊藤、名古、曽ヶ端が入りました。
■総評
・一気に怪我人増え過ぎ問題
土居、レオシルバ、クォンスンテという好調下のチームを支えてきたセンターラインが揃って負傷欠場とか...一気に怪我人増えるのおかしくね?
と私は感じましたが...他のチームと比べて怪我人の数や長さ、頻度が多いような気がするのですよね...
一体全体何が原因なのか...それでもこの順位にいるのは正直凄いとは思うのですが、それで済ませてはいけない問題のように思うのです。
・光ったレアンドロの推進力
さて、試合のレビューですが、ファールも厭わない肉弾戦を挑んできた鳥栖に対し、土居、レオシルバがいない中で、最近の試合で見られたテンポの良い連携が見られるかが不安視されましたが、代わりに入った伊藤や名古が遜色ないプレーを見せてくれたことである程度は機能した感じがありました。
名古は、少なくても私の期待値以上の動きでして、いい意味での驚きでした。
キープ力だったり、推進力はタイプこそ違え、慣れてくればレオシルバといい勝負できるんじゃと思わせるほどでしたよ。
この試合で一番勝利に貢献したのは1ゴール1アシストのレアンドロであることに異論はないと思います。
前への推進力だったり、スペースを見つけてのフリーランニングだったりと、攻撃に違いを生み出すことで、勝利に貢献したと言えます。
▼'20 レアンドロ(鹿島) 鹿島アントラーズ 1 - 0 サガン鳥栖
自ら獲得したPKを落ち着いて右隅に決めたレアンドロ。
中盤でボールを受けて、前にスペースがあると見るや一気にドリブル突破。
一度は相手に当たりますが、ルーズボールを再度収めようとしたところを倒された格好。
▼'23 金崎(鳥栖) 鹿島アントラーズ 1 - 1 サガン鳥栖
一度はオフサイドとなったのが覆された疑惑のゴールです。
左サイドで受けた金崎がカットインからの右足。
直接ゴールインしたとの判定ですが、スローで見るとオフサイドラインにいた鳥栖の選手が触っているようにも見えます。
仮に当たっていないとしてもボールに関与しようとする意志は明らかですので、オフサイドでノーゴールと言うのが妥当かと思いましたが...
▼'35 白崎(鹿島) 鹿島アントラーズ 2 - 1 サガン鳥栖
スペースにスプリントしたレアンドロの動き出しが起点の勝ち越しゴール。
ダイレクトでのクロスにファーでディフェンスの後ろに入ってきた白崎が足を出して押し込みました。
ディフェンスの右に入ると見せかけて左に入った白崎の巧さが光りますね。
■鈴木優磨移籍
【お知らせ】#antlers #kashima
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2019年7月15日
この度、鈴木選手がベルギーリーグ1部のシント=トロイデンVVヘ完全移籍することで、クラブ間の基本合意に達しました。
皆さんへ鈴木選手からのメッセージです!
寂しくなりますが…優磨、いってらっしゃい!
詳細は、公式サイトで!:https://t.co/3i5B33FjiC pic.twitter.com/mbSr1vANnZ
実は今のチームで一番推していた選手でして...
結局今シーズンプレーすることが観れないままチームを去ってしまうのは残念でならないのですが、短い現役期間で来たチャンスを逃したくないという気持ちも理解できますので、応援する側としてはそれを尊重するだけなのかなと思います。
心残りなのは、結局兄貴のように慕っていた金崎夢生との対決が実現しなかったことですかね。
J1はサマーブレイクで2週間の中断に入りますが、ACLの関係で未消化の第16節が実施されるため、他のチームより一足早く試合があります。
7/31(水)アウエーでの浦和戦です。
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