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【2019 ルヴァンカップ決勝】北海道コンサドーレ札幌 3 - 3(PK 4 - 5) 川崎フロンターレ ここから始まるクラブの新しい歴史

あと一歩、いや半歩届かなかった初タイトルでした。

初タイトルと言う新しい景色には届きませんでしたが、つい最近までJ2とJ1を行き来していたエスカレータークラブだったコンサドーレが、J1連覇の川崎フロンターレを崖っぷちまで追い詰めたことは大きな自信に繋がると思います。

まだまだこのチームは強くなれる!

 

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スタメンは8日前のJ1第29節C大阪戦から4名変更。

菅野、宮澤、アンデルソンロペス、中野に代わり、クソンユン、荒野、チャナティップ、ジェイが入りました。

 

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■総評 

・力の差はあった 

PK戦までもつれ込む大接戦ではありましたが、相手が決定機をことごとく外してくれたことが非常に大きかったと感じました。

ポストに救われたことも多かったですし。 

 

・攻めの姿勢を貫けたことが成長の証

それでも互角の勝負を繰り広げられたのは、攻めの姿勢を貫けたからじゃないかと思うんですよね。

1年前のリーグ戦で0-7の大敗を喫した相手に腰が引けてもおかしくない中で、下手に食いつかずブロックを作ってショートパスでリズムを作って攻めてくる相手にそのスペースを作らせず、そこからのロングカウンター狙いがチームとしての意思統一ができていた印象。

そのロングカウンターも、左サイドを起点にして相手を釣りだしてから、フリーとなった右サイドを使うという狙いが明確で、相手に脅威を与えてましたね。

一方的にポゼッションされながらも、我慢して耐え忍びながらカウンターのチャンスを伺う姿は、ペトロヴィッチ監督就任後の2年で積み上げてきたチームの成長の証なのかなと感じました。 

 

・悔しい

J1リーグを連覇した川崎フロンターレ相手に一歩も引かず、崖っぷちまで追い詰めました。

タイトルには手が届きませんでしたが、準優勝は大いに誇ってよい成果と言えると思います。

一敗地にまみれた昨年の ルヴァンカップからの躍進は、控えメンバーで臨まざるを得ないというカップ戦の位置づけを考えると、選手層の厚さが出てきたことの何よりの証拠ですし。

 

それでもタイトルを逃したことはやはり悔しいですよね... 

延長に入って、チャナティップの突破から得たFKを福森が決めた時は、相手が1人少なくなったこともあり、タイトルに大きく近づいたと思ったのですが、そこからの時間の使い方、戦い方がタイトルを獲るものと獲らざる者の差なんでしょうね...

一人少なくなった中でそのデメリットが関係なくなるセットプレーさえ気を付けていれば結果は違っていたと思うんですよね。

 

セットプレーでの守備の緩さはこの試合に始まったことではなく、マンマークなのにフリーの選手にやられるというのが多い札幌。

攻撃を重視するペトロヴィッチ監督になって、DFやGKでさえビルドアップ力を要求されるようになり、守備の軽さが目に付くように。

それでも流れの中での守備はよくなってきているので、セットプレーの守備が改善されれば、タイトルにも近いうちに手が届くと信じています。 

 

▼'10 菅(札幌) 北海道コンサドーレ札幌 1 - 0 川崎フロンターレ

 

深井から右サイド白井へのサイドチェンジが起点。

白井が相手を交わしてからのクロスは跳ね返されるもこぼれ球を菅がダイレクトボレーで仕留めました。

少し戻りながらのシュートは見た目よりも難易度高しで、年一あるかレベルのゴールでしたね。

 

▼'45+3 阿部(川崎) 北海道コンサドーレ札幌 1 - 1 川崎フロンターレ

 

CKに中央で競り合ったこぼれ球を最奥でフリーになっていた阿部に押し込まれました。

札幌はオフサイドを主張してるようですが...この角度ではよくわかりませんね...

 

▼'88 小林(川崎) 北海道コンサドーレ札幌 1 - 2 川崎フロンターレ 

 

これで万事休すか...と思った逆転ゴール。

まさに一瞬の隙で裏取られてしまいましたね。 

 

▼'90+5 深井(札幌) 北海道コンサドーレ札幌 2 - 2 川崎フロンターレ 

 

ホントのホントのラストプレーでの劇的同点弾は福森CKからの深井ヘッド。

ニアの鈴木、アンデルソンロペスに釣られて、その後ろの深井がノーマークでしたね。 

 

▼'99 福森(札幌) 北海道コンサドーレ札幌 3 - 2 川崎フロンターレ 

 

チャナティップの突破に谷口がファールで止めて獲得したFK。

壁?俺にはゴールへの道しか見えないぜ(`∀´)

という福森の顔が浮かんでくるような自信満々のFKがゴールへ突き刺さりました。 

 

▼'109 小林(川崎) 北海道コンサドーレ札幌 3 - 3 川崎フロンターレ 

 

谷口の退場で1人少なくなった川崎のチャンスはセットプレーのみでしたが、それを仕留めてくるのはさすがですね...

強いて言えば、ファーに逃げていった山村に誰もついていっていないのが失点に繋がってますね。 

 

www.soccerdigestweb.com

 

何とか間に合ったチャナティップ、怪我が続いてフィジカルが落ちているのかなあ...といつもより粘りがない姿を見て感じていたのですが、尻上がりに調子を上げてきて、延長戦で谷口の退場を誘った突破は見事でしたね。

試合勘の欠如的なものなのかも... 

 

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