元日の天皇杯決勝から1か月も経っていませんが、鹿島アントラーズの2020シーズンが始まります。
<<2019シーズン振り返り>>
一時は四冠を狙える位置にいながら結局無冠に終わり、大岩監督も退任。
どのチームよりもシーズンオフが短い中で、新しい監督を迎え、初戦がいきなりACL出場をかけた大事な試合。
大きな変革期にある鹿島アントラーズの2020シーズンプレビュー始めます( ´ ▽ ` )ノ
■登録選手
GK
1 クォン スンテ
21 曽ケ端 準
31 沖 悠哉
38 山田 大樹(※)
DF
2 内田 篤人
3 奈良 竜樹(※)
5 杉岡 大暉(※)
14 永戸 勝也(※)
16 山本 脩斗
17 ブエノ
22 広瀬 陸斗(※)
24 伊東 幸敏
28 町田 浩樹
33 関川 郁万
35 佐々木 翔悟
39 犬飼 智也
MF
4 レオ シルバ
6 永木 亮太
7 ファン アラーノ(※)
8 土居 聖真
11 和泉 竜司(※)
18 セルジーニョ
20 三竿 健斗
25 遠藤 康
26 荒木 遼太郎(※)
27 松村 優太(※)
30 名古 新太郎
37 小泉 慶
41 白崎 凌兵
FW
9 エヴェラウド(※)
15 伊藤 翔
19 染野 唯月(※)
36 上田 綺世
(※)は新加入選手
■補強診断
ファンアラーノ、エヴェラウドの両外国人を始めとして、国内他クラブからも各ポジション満遍なく補強。
移籍した選手の穴を補って余りある陣容となりました。
そして何よりの補強と言えるのがフロント陣。
ザーゴ監督と彼が連れてくるコーチ陣は、細かい約束事は作らずに選手の創造性に委ねる古き良き時代のブラジルサッカーから世界の潮流とも言える欧州サッカーへの転換を導いてくれるでしょうし、昨シーズンまでJ2町田ゼルビアの監督をしていた相馬さん、ユースチームの監督経験のある熊谷さんが脇を固めるという、これまでにないクラブの本気ぶりが伺えます。
新監督と言うことで、どのような布陣、メンバーで臨んでくるかは蓋を開けてみないとわからない面もありますが、鹿島伝統の4-4-2で当てはめてみました。
1/23の新体制発表会見で、セルジーニョが海外移籍前提で交渉が進められていることが明らかにされました。
それを踏まえると、トップ及び二列目が少し心許ない感じですかね。
ただし、序列、ポジションともに、想像できない大抜擢があっても不思議ではないなと期待も込めて予想しています。
■ザーゴ新監督の元、生き残りをかけた2020シーズン
国内最多の20冠、かつては常勝と呼ばれた鹿島アントラーズですが、2018シーズンのACL以来タイトルからは遠ざかっており、国内タイトルは2016シーズンの天皇杯が最後。
J1リーグは2シーズン制だった2016シーズンに下克上でチャンピオンシップを制しておりますが、1シーズン制では2009シーズン以来10年遠ざかっております。
このままでは常勝を取り戻すどころか、J1に残ることもあり得るのではと個人的には感じておりましたが、クラブとしても強い危機感を持っていたことは明らかで、金をかけて、リスクを負って迎える2020シーズンとなります。
ザーゴ監督の方針がチームにフィットしてくるのがいつぐらいになるのか?
それが「変革」の2020シーズンの鹿島アントラーズの行方を左右するでしょう。
選手で言うと、エヴェラウドとファンアラーノの両外国人、とりわけ前者がチームの浮沈を握っていると言っていいかなと。
彼らが期待にこたられないようだと...
鹿島アントラーズの2020シーズン初戦はACL出場をかけたプレーオフから始まります。
1/28(火)メルボルン・ビクトリー戦です。
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