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【2020 J1 第13節】柏レイソル 2 - 3 鹿島アントラーズ 10人になった相手に奪われた2度のリードをひっくり返しての逆転勝ち

 

上手く言えないですけど...いろいろあった情報量の多いゲームでしたね...

 

前半の内に2人が負傷交代し、イエローカード2枚で退場し1人少なくなった相手に2度もリードを奪われて万事休すかと思われた試合終了間際の逆転劇。

決して褒められた内容ではありませんが、勝ち切ったことに価値があり、取られたら取り返す、反発力があるのが2020アントラーズなのかなと感じた試合でした。 

 

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スタメンは3日前のリーグ戦から3名変更。 

土居、荒木、永木に代わり、染野、和泉、レオシルバが入りました。

ここまで縦関係が多かった2トップは、試合の中での位置取りから横関係だったものと思われます。

 

■ハイライト 

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■総評 

・10人になった相手に流れが行くサッカーあるある

・近年見られなかった反発力のある2020アントラーズ

・貫き通したスタイルが実った必然の逆転劇 

 

■感想 

これは難しい試合になるな...

 

前半だけで2人が負傷交代し、終了間際にイエローカード2枚で退場し、1人少なくなった相手に対して抱いた感想です。 

サッカーという競技は不思議なもので、1人少なくなった方が断然不利になると考えるのが普通でそういうケースも多いのですが、逆に相手に流れがいくことも結構ありまして。

タイスコアの時にそれがよく起こるような気がしてるんですが、最悪でも勝ち点1でもと割り切った戦い方をしてくることに起因してると思うんです。

 

この試合での柏レイソルは後半から4-4-1の布陣に変更し、攻めは1トップに残したオルンガ頼みで、残り8人で4-4の2ブロックで守備重視にしましたが、それでオルンガが逆に生きる展開になってしまった感があります。

ここまでリーグ得点王のオルンガを前半は完璧に抑えてました。

何もさせなかったというのが大袈裟ではなく、起点にもさせずシュートも前半は0本だったんじゃないですかね。

 

そのオルンガが後半2得点できたのは、柏が1人少なくなったことで攻めはカウンター狙いにシフトしたことが大きかったのかなと感じてまして。

アバウトなボールもきっちり収められて、対人能力に優れているのでディフェンスが整っていないカウンターの方がオルンガ自身には合っているのかなと思いました。

 

鹿島側にも2失点された要因はあるんでしょうが、この試合に関して言うと、これは決めた方を褒めるしかないな...とお手上げ状態だと思いましたけどね...

 

昨年までの鹿島アントラーズだと、リード許した時点で終戦ムードでここからひっくり返す反発力みたいなのは全く感じなかったですけど、今年のチームには感じるんですよね反発力。

実際にそういう試合を見せてくれているというのも当然あるんですが、自分たちのスタイルに沿って狙いを持った攻めを貫いてくる姿勢がそう感じさせるんじゃないかなと。

 

前半から狙いは徹底していまして、具体的には

・相手最終ラインの裏を

・一旦溜めてからのダイレクトパスで突く

という形だったんじゃないかなと。

 

決勝ゴールとなった3点目がまさにその形で、貫き通したスタイルが実った必然の逆転劇だと感じたゲームでした。 

 

■得点シーン

 

動画だとさっぱりわかりませんが、DAZNの解説だった福田さんが繰り返し触れていた通り、これはオルンガがオフサイドでしたね...

鹿島の選手が誰もアピールしてなかったので、かなり微妙なラインであることは間違いないんですが、VARがあればオフサイドでゴール取り消しとなってましたね。

今年はVARがないので、こういう判定も受け入れないといけませんが、それは別として、オルンガのシュートそしてそれを受ける動き出しは見事ですよね。

 

 

関川からのロングフィードを受けた永戸のクロスのこぼれ球を三竿狙いすましたミドル一閃。

前の試合でも触れましたが、シーズン当初は明らかな戸惑いが見て取れた三竿がここに来てザーゴ式にフィットしてきている感があります。

昨年までだったらここでふかしてしまうのが普通でしたけどねw

そして、永戸のクロスも秀逸で、この試合何度も見られた最終ラインの手前のスペースに折り返すクロス、これもザーゴ式の狙いの一つなんだと思います。 

 

 

1点目と同じ位置、角度からのゴール。

正直難しい位置、角度かと思うんですが、得意としているんでしょうね... 

 

 

永戸のニアへのクロスに飛び込んだ土居の華麗なワンタッチゴール。

その前のサイドチェンジで左右への揺さぶりをかけていたのも効いた感じがします。 

 

 

そして決勝ゴールは土居ヘッド。 

三竿から荒木そして三竿に戻してからのダイレクトクロスがタイミング、精度ともに秀逸でディフェンスの間に入った土居にピンポイントでした。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は9/5(土)アウエーでの名古屋戦です。

 

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