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【2020 J1 第25節】ガンバ大阪 2 - 1 北海道コンサドーレ札幌　3連勝ならずも久々に魅せてくれたゲーム

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今シーズン初の3連勝こそ逃しましたが、上位に位置する相手に一歩も引かず、最近にない内容の濃いゲームでした。

冗談半分だった実りの秋がホンキでやってきた？ 

 

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スタメンは前節から3名変更。 

ジェイ、菅、荒野に代わり、ドウグラスオリヴェイラ、白井、キムミンテが入りました。

菅は2日前に新型コロナウィルスへの感染が判明したため欠場。

 

■ハイライト 

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■総評 

・ピッチ外で話題を提供した両チーム

・先制するも徐々に出てきた地力の差

・ お尻に火が付いた？ドウグラスオリヴェイラ

・チャナティップ試運転 

 

■感想 

試合2日前の夜遅くに発覚した菅の新型コロナウィルス感染。

知人の感染発覚を受けてチームに即座に報告しての検査、発覚で、菅は無症状。

それを受けて試合自体の開催も危ぶまれましたが、他の選手、スタッフは全員陰性で無事開催の運びとなりました。

菅自身そして知人の対応も的確で素早かったことが感染拡大を防いだといっていいんじゃないですかね。

 

一方で相手のガンバ大阪は、アデミウソンが飲酒運転で当て逃げを起こしたことで警察の捜査を受け、捜査結果が出るまで謹慎処分となり、これまでの事例に倣えば契約解除の可能性が高く、攻撃の中心選手を失うことに。

 

ということで、ピッチ外で話題を提供した両チームでしたが、試合はそんなことを忘れさせる好ゲームになりました。

 

先手を取ったのは札幌で、すぐに追いつかれたものの主導権は札幌が握り続ける展開。

その札幌を牽引したのが久しぶりのスタメンとなったドウグラスオリヴェイラ。

2試合連続ゴールとなる先制点を決めたのはもちろん、前線での収まりどころとして十二分に機能して、キープ力も合わせて貢献度は一番だったんじゃないですかね。

試合に2日前にウーゴヴィエイラの加入が発表されました。

役割的にはジェイと被るのかな...と思われますが、今シーズン加入でここまでスタメン2試合に留まっているドウグラスオリヴェイラに取っては、それこそお尻に火が付いたと言ってもいいウーゴヴィエイラ加入であって、それがこの試合での動きに繋がったのかもな...と感じました。

キープ力であったり前線から献身的に守備をする姿勢によさが見られる一方で、瞬間的なスピードというか、ボールもらってからの動きにワンテンポ必要な点がウィークポイントなのかなと見ておりまして。

タイプ的にはアンデルソンロペスよりはジェイ寄りな感じで、ただしジェイほど巧くないのが悩ましいところなんですよね。

 

そんなドウグラスオリヴェイラの活躍もあっての札幌ペースでしたが、前半35分過ぎから徐々に押し返される展開に。

過密日程から解放されて練習が積めるようになったことで、マンツーマンディフェンスにいくところとブロックを組んで待つところの状況判断がつけられるようになったことで、今年苦しみながら取り組んできたことが形になってきたのが押し込めていた要因かとは思うのですが、9試合負けなしで上位に位置するガンバ大阪との地力の差が徐々に色濃くなってきたからかなと。

 

交代カード直後のセットプレーで勝ち越された札幌はそれを弾き返す馬力がなく、金子の突破力こそ光ったものの、ジェイがいなかったのが大きかったですかね。

この日のガンバ大阪のバックラインだと、途中からジェイが出ていればもっと違う結果になったんじゃないかなと、終了間際の決定機を見て感じましたのでね。

 

 

チャナティップが久しぶりにピッチに戻ってきました。

特に情報がないまま欠場が続いており、移籍疑惑が飛び交ってましたが、近年増えている筋肉系の怪我が長引いていたようで。

それもあってなのか、まだまだ試運転的な動きで正直試合に出るレベルかなと疑問符が出る内容でしたが、尻上がりに動きが良くなってきていて、あぁそう言えばいつもチャナティップはこんな感じだったよな...と思いだしましたｗ

幸か不幸か、チャナティップが離脱している間に金子やこの試合でのドウグラスオリヴェイラなど代わりに違いを出せる選手も出てきていて、チャナティップへの依存度は下がっていて、それがチームへの成長に繋がっています。

これでチャナティップが調子を上げてくるとチーム力はさらに上がってくるでしょうね。 

 

■得点シーン

 

駒井に出た瞬間ポジションをマイナスに取り直したドウグラスオリヴェイラが駒井のマイナスの折り返しにダイレクト。

動き直しにぎこちなさがあり、シュートも当たり損ね感ありますが、練習でやった形がでたってことで、狙ったプレーからのゴールはチームそしてドウグラスオリヴェイラにとって大きな自信になりますね。

 

 

できれば1-0でしばらくいきたかったところであっという間に追いつかれたのがゲームとしては痛かったですね...

ボールに気を取られ過ぎて後ろから上がってきた井手口を誰も気に留めてなかったのが... 

 

 

ガンバ大阪が3枚替えした直後のセットプレーで代わったばかりのパトリックに決められたというとパトリックすげーってなるんでしょうし、確かにそうなんですが、3枚替えでキッカーが宇佐美から山本に代わったことの方が大きかったように思います。

キッカー代わると軌道変わりますし、ゴールに向かってきて少し触ってコース変えるだけというキックの精度でほぼほぼ決まった感じでしたよね。 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は11/3(火)アウエーでの川崎戦です。

 

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