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【2020 J1 第28節】ベガルタ仙台 1 - 3 鹿島アントラーズ 後半畳みかけた3得点は前半から続けた強度の積み重ね

 

今シーズン最後のアウエーゲームを後半立ち上がりの先制ゴールから畳みかけた3ゴールでの快勝で締めくくりました。

前半はしっかりブロックを敷いて守ってきた相手守備網を破れませんでしたが、焦れずに強度高く戦い続けたことが後半に実を結びました。 

 

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スタメンは前節から2名変更。 

三竿、小泉に代わり、永木、広瀬が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・今宵も総力戦

・攻めあぐねた前半の愚直な戦いぶりが後半実を結ぶ 

・沖ビッグセーブが勝ち点3を大きく引き寄せる 

・退いた後に存在感の大きさを実感する 

 

■感想 

前節の試合当日に発覚した新型コロナウィルス陽性者発生の余波はこの試合にも残っていました。

陽性となった永戸はもちろん、濃厚接触者と判定された6名はこの試合もベンチ外。

永戸以外は全員陰性判定を受けている中で、濃厚接触者がどれぐらい試合に出れないか(もしくはクラブが自主的に行っているのか)はわかりませんが、DAZNの実況では試合に出れる状態のメンバーはほぼ全員ベンチ入りということで、前節に続いてこの試合も総力戦の中で迎えることとなりました。

 

前半、最初の10分は鹿島が強度の高さで一方的に押し込み、その後の10分は仙台も押し返し始めてという展開。

仙台はまずは失点しないことに重きを置いた戦いぶりに見え、あまり前からは追ってこず、低めにブロックを敷いてという感じでしたが、時間を追うにつれ前に重心が向き始めいくつかいい形を作り始め、またそれにより鹿島が突ける隙も生まれという中で、両チームともゴールを割るまでには至らなかった前半45分でした。

 

鹿島はエヴェラウドの高さを生かすセレクトが多く、エヴェラウドがその期待に応え競り勝つ場面の方が多かったですかね。

とは言え、ゴールを奪うまでには至らず攻めあぐねた印象が強かった前半ですが、そんな中でも焦れずに攻守に強度の高いプレーを愚直に続けたことがボディーブローのように効いていたことが後半のゴールラッシュに繋がったと思います。

 

前半は守って後半から好調の長澤を入れて勝負に出たであろう仙台の出鼻をくじいた後半立ち上がり2分の先制点が勝負の行方を左右しました。

これによってさらに攻撃に重心を置かざるを得なくなった相手の隙をついての2点目、3点目。

 

これで勝負あった形ですが、仙台の反撃を1点に抑え、ビッグセーブを連発した沖の活躍も大きかったと思います。

とりわけ、先制した直後のビッグセーブがなければ試合はどう転んでいたかわからなかったですし、至近距離からのシュートブロックを2つ続けたプレーはしびれましたよね。

2点目の起点も沖のロングフィードでしたし、経験値を積んでいいGKになってきましたよね!

 

3点リードして、中3日で次節を控えていることが考慮されたのか、エヴェラウドを早めに交代させましたが、退いた直後に失点したこともありますが、流れが悪くなったのは、エヴェラウドの存在感の大きさを実感させましたね。

代わって入った伊藤翔も献身的に守備をし、カウンターにいち早く反応してと、十分持ち味は出せたと思うんですが、比較対象がエヴェラウドとなると物足りなさを感じてしまいます。

技術的な差ももちろんあるんですが、それよりも気持ち的な面の差が、カウンター発動時にラストパスが少しずれたことでボールを追うのを止めてしまった伊藤翔のプレーを見て感じましたし、今年の鹿島アントラーズはエヴェラウドあってこそのチームなんだなと改めて実感した次第です。 

 

■得点シーン

 

右サイドでの崩しからファンアラーノクロスにエヴェラウドヘッド。

何でもないようなクロスでしたが、マイナス気味の位置に上げたクロスの質と、そこにしっかり飛び込んでくるエヴェラウドの動きの質が呼び込んだ先制ゴール。 

 

 

自陣深くからの沖のプレースキックを上田がヘッドで流し、それがディフェンスの裏に流れたのをエヴェラウドが競り合ったこぼれ球を拾ったファンアラーノ、ディフェンス3人に寄せられている中で落ち着いて右足に持ち替えてからのシュート。

沖の正確なフィード、上田の空中戦の強さ、そして競り合うエヴェラウドを意識した位置に動き出していたファンアラーノのの動きの質、シュートを打つまでの落ち着き、これがゴールに繋がりました。 

 

 

鮮やかロングカウンター一閃ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

動画ではぎりぎり入ってませんが、自陣深くでの仙台のパスミスが起点となりました。

レオシルバがそれを拾って中央ファンアラーノからエヴェラウドからの逆サイドへのグラウンダークロスに上田綺世ダイレクト。

すべてダイレクトで繋いだことで仙台に対応する隙を与えませんでした。

エヴェラウドのグラウンダークロスの質も見事ですが、上田綺世も簡単に決めましたが、あれをしっかりミートして枠に入れるのは結構難しいですよ。

 

 

クリーンシートで終わりたかったですけど...このヘッドは見事でしたね。

奈良の前に入られた形ですが、斜め後ろから入ってこられてちょっと難しかったのかなと...それよりはフェイントされて簡単に諦めてフリーでクロスを上げさせた広瀬の対応はどうなんだ...ってとこですかね。 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は11/25(水)ホームでの柏戦。

 

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