勝てばACL出場権内3位の可能性もあった最終節は、相手ペースの展開に持ち込まれ、最終盤の猛攻で何とか追いつくも勝ち越すまでには至らずタイムアップ。
この最終盤の勢いをもっと早く出せていればどういう結果が出ていたか...というのはタラレバ論ですかね。
スタメンは一週間前の第32節清水戦から2名変更。
小泉、山本に代わり、永木、杉岡が入りました。
■ハイライト
■総評
・ゴール前の攻防が少ない相手ペースのゲーム
・強度が上がらなかった?上げられなかった?
・最終盤の勢いがもっと早くに出せていれば
■感想
試合全体を総括するとセレッソのゲームでしたね。
ボール支配率65%と圧倒的にボール保持するもゴール前までボールを持ち込めるシーンが少なく、相手ペースといってよい展開が続いた前半45分。
後半に入り、カウンターベースに点を取りに来た相手の攻撃は何とか凌いできたものの、攻撃の強度はさっぱり上がらず...終盤に失点してしまった段階では終戦ムードになるのも致し方なしな展開でした。
でしたが、そこからの反撃は凄かったですよね...
相手GKの好守とポストに嫌われ惜しくも逆転はなりませんでしたが、引き分けなのに自然と沸き起こった試合終了直後の拍手もうなずける迫力満点の猛攻でした。
この勢いがもっと早い段階で出せなかったものか...というのは素人目なんでしょうが、そうできなかった理由をいくつか思い浮かべる中で一番適当だなと思えるのは相手の守備の良さなんじゃないかなと思うのです。
こんなに素晴らしい守備ブロックを構築して2年連続で上位に食い込ませた監督を代える理由あるんですかね┐(´д`)┌ヤレヤレってぐらいセレッソの守りは堅くて、鹿島の攻め方としてはピッチの幅を広く使い、左右に揺さぶっていく中で生まれたギャップを突いていく狙いがありましたが、5バックでスペースを埋めて、さらにその前のスペースもきっちりしたポジショニングで埋めてと、強度が上がらなかったというよりは、相手の守備の良さに上げられなかったと見るのが妥当なんじゃないかなと思い至ったのです。
全く隙が無かったとは思わないですが、前節鼻骨骨折で負傷交代したエヴェラウドがフェイスガードをつけて強行出場したものの、フェイスガードで視界が狭まっている影響があるのか、いつもより明らかにプレー強度が足りなかったり、左SBが試合前のウォームアップ中に山本が負傷したことで急遽杉岡に代わったりと、ベストな状態でなかった影響もあって崩しきれなかった面もありそうです。
ザーゴ監督の下、これまでとは異なるサッカーに取り組んだ2020年は5位でのフィニッシュとなりました。
コロナ禍で難しい舵取りとなったこと、シーズン序盤の低迷を考えれば、まだまだ伸びしろが見込める中でのこの順位は上出来といっていいと思います。
■得点シーン
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) December 19, 2020
🏆 明治安田生命J1リーグ 第34節
🆚 鹿島vsC大阪
🔢 0-1
⌚️ 83分
⚽️ 松田 陸(C大阪)#Jリーグ#鹿島アントラーズvsセレッソ大阪
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/LdQMslxr5Z
ちょいと寄せが甘かったと言えば甘かったのは確かなんですが、これは決めた方を褒めるべきレベルの、まさに年一のナイスゴールだったと思います。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) December 19, 2020
🏆 明治安田生命J1リーグ 第34節
🆚 鹿島vsC大阪
🔢 1-1
⌚️ 90分
⚽️ エヴェラウド(鹿島)#Jリーグ#鹿島アントラーズvsセレッソ大阪
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/9t0JFEub66
これまで全く崩せなかった守備網がロングボール一発で崩せるとは...
こぼれ球に対してスプリントしてきたエヴェラウドじゃなければディフェンスの方が先に触れてましたね。
■採点
↓ランキングに参加しています