アントラーズらぶコンサドーレらぶJリーグらぶ\(^O^)/

アントラーズらぶコンサドーレらぶJリーグらぶな札幌在住のSEが語ります。

【2021 J1 第22節】柏レイソル 2 - 1 鹿島アントラーズ 点差以上の完敗で五輪中断に入る

f:id:nvtomo:20210711211234p:plain

f:id:nvtomo:20210711211309p:plain

 

スタメンは2週間前の第20節札幌戦から3名変更。 

荒木、町田、杉岡に代わり、ファンアラーノ、林、永戸が入りました。

4日前の天皇杯3回戦からは2名変更。

 

■ハイライト 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

■総評 

・局面局面での遅れの積み重ね = 結果

・選手のポジションが被りがちなのが気になる気になる

・ピッチコンディション、中三日で強気の選手起用が裏目

・相馬アントラーズはどこを目指しているのか?

 

■感想 

1点差というスコア差以上に完敗と言って差し支えない内容で、大きな不安を抱えながら五輪中断に入ります。

 

試合を通してみると、最終ラインを5バックにすることでピッチの横幅を広く使った攻めを封じ、その前のラインには4枚並べ、この5-4の2ラインがタイトな守備で付け入る隙を与えなかったホームチームの思い通りの展開になりましたかね。

 

しっかりブロックを作ってボールを奪ってからのカウンターという狙いがハマりにハマった格好で、オルンガが移籍してから攻撃の形を作るのに苦しんでいた柏が、ペドロハウルという前線での起点を得たことで、昨シーズンの戦い方を取り戻しているように感じました。

 

と、ここまで鹿島に一言も触れてないことに気がつきました...だって話すことないんすよ( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!

 

柏の5-4の2ラインを崩せなかったのは事実なんですが、それ以前に球際の争いで後れを取ることが多く、前線でエヴェラウドが起点になれなかったのとは対照的に、相手のペドロハウルにはいいように起点になられてしまってと、どちらが商社に相応しい内容だったかは明らかで、後半立て続けに2点取られた時点で勝敗は決してしまった格好でしたね。

 

チャンスに繋がりそうなシーンが皆無だったわけではないんですが、選手のポジションが重なってしまい、そこで流れが止まってしまうシーンが多く見られたのが気になりましたね。

 

ポジションが重なるシーンが多いということは、攻撃時の約束事についての個々の選手での意識が合っていない、もしくはそれほど約束事がなく選手が好きにやっている、どちらかだと思うんです。

前者であればまだ救いようがあるんですが、私の見立てでは後者のように見えて、噛み合ったゲームでは爆発力あるんでしょうが、噛み合わなかったゲームではこの試合のように箸にも棒にも掛からないって感じになりそうですから...それだと上位を狙うのは難しいと思うんですよね。

 

とは言え、ここまでの順位からすれば、それ以外にも完敗の要因あるんじゃ...とコンディション面に原因があるんじゃと考えると、試合前に降った大雨で緩くなったピッチコンディションはパスを繋いでリズムを作りたい鹿島の方が影響は大きかったはずで、それに加えて、リーグ戦自体は2週間ぶりだったとはいえ、4日前の天皇杯3回戦からほとんど選手を入れ替えてこなかった強気の采配が、蒸し暑い時期で裏目に出たようにも感じました。 

 

そして、最後に未来の話をしておくと、相馬アントラーズがどこを目指しているのかが、最近の試合を観ているとわからなくなってくるんですよね。

 

就任当初は、怪我人が多かったのもあり、守備重視の戦い方でしたが、怪我人や合流が遅れていた外国籍選手が試合に加わってくるにつれ、ザーゴ監督時代のような前のめりになっていってバランスが崩れ、遂にはこの試合のように好き勝手に攻めているように見える統率の取れていない攻めになっており、相馬監督の目指しているサッカーはどこなのかが試合を重ねるにつれわからなくなっているというのが偽らざるを得ない心境です。 

 

■得点シーン

 

ピトゥカからエヴェラウドへのくさびをあっさりさらわれてからのロングカウンター一閃。

この試合右サイドに張ることが多かったクリスティアーノオフサイドラインぎりぎりからの抜け出しが秀逸でしたが、犬飼はもう少し寄せられなかったのかなとは思いますが、ペドロハウルを林一人に任せるのは不安だったってのも、ここまでの内容では理解できるように思います。

 

そして、GK沖もこういう場面での守り方がまだまだだなとも思います。

飛び出しの判断、タイミングに難ありなんですよね。 

 

 

こちらも右サイドに流れたクリスティアーノが起点で、そこからのヒールが秀逸でしたね。

迷いのないプレーの連続でゴールが生まれていて、それが狙った崩しの形であることは明らかで、それに加えて我がチームは...と感じてしまいますね。 

 

 

カイキの空振りでみんなヽ(・ω・)/ズコーってなりましたが、動じなかった永戸のクロスにピンポイントで合わせた犬飼ヘッド。

 

この後もパワープレーで追いつこうとしましたが、逆に攻めが単調になり、ジエンドとなりました。  

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

明治安田生命J1リーグは五輪中断に入りますが、期間中に延期となっていた第2節が行われます。
7/24(土)アウエーでのG大阪戦です。

 

↓ランキングに参加しています

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ