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【2021 J1 第2節】ガンバ大阪 0 - 1 鹿島アントラーズ 相馬監督不在の中、交代策ズバリの勝ち点3

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スタメンは13日前の第22節柏戦から3名変更。 

白崎、レオシルバ、林に代わり、和泉、三竿、関川が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・中断前に比べたらまだマシだったが... 

・あとは決めるだけの展開になった後半、交代カードでこじ開ける

・いつもの緩いプレーを見せなかった関川 

 

■感想 

 

キックオフ2時間前に飛び込んできた驚きの知らせ。

伝わってくる情報では一時的なものであることを感じさせますが、体調不良には心身いろいろありますから...無事復帰されることを願っております。

 

東京五輪の中断期間中ですが、ガンバ大阪でのクラスター発生で延期されていた第2節が開催されました。

 

ガンバ大阪はこの後も中二日ペースで延期されていたリーグ戦を実施してそのままリーグ戦再開を迎え、その後も9/5予定のルヴァンカップ準々決勝まで週2回ペースの試合が続くという超ハードスケジュール。

延期されていたリーグ戦を実施できるだけまだマシというのも理解しつつ、自チームで起こったらと考えると他人事とは思えず...とにかく怪我にだけは気を付けてもらいたいなと陰ながら応援しております。

(応援はしておりますが...勝ち点は譲りませんよw)

 

いい加減、話をこの試合に戻しましょうねw

 

ということで、中二日のガンバ大阪に対して、約2週間ぶりのゲームとなった鹿島。

疲労度では天と地ほどの差がある中で心配だったのは間隔が空いたことによる試合勘だったわけですが、試合の入りとしてはあまりよくなく、ただ中断前に比べたらまだマシで、多少なりとも可能性は感じるかな...という印象。

 

相変わらずポジションが被りがちだったり、選手間で崩しのイメージがずれていることを伺わせるシーンはありましたが、相手の守り方の違いも影響したのかなと感じました。

 

5-4の2ラインで待ち受けてきた柏に対して、同じ3バックだったガンバは5-2-3という一風変わった3ラインでの守り方に見えました。

前線の3枚で鹿島のビルドアップにプレッシャーをかけ、そのラインを越えてきたら5の両サイドがポジション上げて、薄い2のラインのサイドを埋めていく守り方に見えました。

 

前線に人数を割きつつ両サイドの位置取りを調整することで後ろの守りもケアするイメージだったかと思いますが、そうすると出てきたサイドの裏を狙いたくなるのが人情というものでして。

 

前に出てきたサイドの裏を狙う意図は見られつつも、前半はこの守り方になかなか突破口が見い出せない格好で、回数こそ少なかったですがガンバの方が可能性のあるチャンスを創出し、押し込んではいるものの、それほど差はないかなという45分でした。

 

後半になると立ち上がりからより押し込む時間が続き、あとは決めるだけの展開に。

鹿島がより前がかりに点を取りに来たという側面もありつつ、ガンバの方が先に足が止まってきた印象も受けました。

 

それでも前述した、選手間で崩しのイメージのずれからなのか、ちぐはぐ感は否めず、スコアレスの状態が続き、ベンチに控えていたパトリックにワンチャンスを仕留められる構図が浮かんできて(((( ;゚д゚)))アワワワワしてたんですが、交代した荒木のアシストでアルトゥールカイキが決め、まさに交代策ズバリという展開で勝ち点3を得ることができました。

 

ここで畳みかけて追加点を奪えればもっと楽な展開になったとは思いますが、奪えれないところが我々の現在地なのかなと。

 

最後に、リーグ戦では第7節浦和戦以来、約3か月ぶりのスタメン起用となった関川。

左利きで高さ強さ速さを兼ね備え、セットプレーでの得点力にも秀でた、個人的には大いに期待している若手で、高卒3年目となっても伸び悩んでいる現状がもどかしいところなんですが、その要因は明らかに精神面なのかなと見ておりまして。

 

使う側から見ると計算の出来ない選手という評価ができると思っているんですが、具体的には時折見せる軽いプレーが、一つのミスが即失点に繋がりかねない最終ラインの選手としては致命的で、監督からすると、能力があってミスの多い選手よりは、多少劣っても堅実なプレーの選手の方を選ぶよね...という評価で出番を減らしているんだと思います。

 

この試合では、これまで1試合数回は必ず見られた軽いプレーは垣間見せず、自分の力はきちっと出せたのかなと。

1試合だけでは判断できませんが、これを続けていけばレギュラー争いに十分食い込んでこれるんじゃと思います。

高卒3年目ですから、そろそろ結果を出していかないと...ですよ!

 

■得点シーン

 

中盤でのパス回しがずれたのをカバーした関川の縦くさびから決めきった決勝点。

荒木が、強めのくさびをしっかり収めてタックルに来た昌子を交わしたことで空いたスペースに出したパスに反応したアルトゥールカイキが飛び出してきた東口のニアを抜いてのシュート。

荒木のパスを出す位置、強さも秀逸ですし、アルトゥールカイキのシュートも見事でした。 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次の試合は五輪中断明けになります。

8/9(月)アウエーでの湘南戦です。

 

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