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【2021 J1 第33節】FC東京 1 - 2 鹿島アントラーズ 相手の良さを消せた勝ち点3ではあるものの...

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スタメンは3週間前の第31節横浜FC戦から3名変更。 

荒木、和泉、広瀬に代わり、土居、カイキ、常本が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・相手の良さを消すことを優先した戦い方が功を奏す

・試合を動かしたのは何でもないようなセットプレー

・切れ味のないカウンター、締まらない終わり方、課題は多し

 

■感想 

私の個人的な見立てですが、相馬監督就任後の鹿島アントラーズは自分たちの出来云々よりも相手次第の要素が色濃いと思っていまして。

 

言い換えると、相馬監督が求めている戦い方がハマる相手か否かが結果に直結しているように見ています。

 

その観点でこの日の相手FC東京はどうかな...と考えたときに、直感的にはいい結果が出そうな気がしていた試合前の予測は結果として当たりだったわけですが、その理由はFC東京 長谷川監督が比較的わかりやすいベーシックな戦い方を好むからでして。

 

具体的には、堅い守りからの前線の選手の個の力を生かした速攻狙いといったところで、言い換えると攻撃は選手のクオリティーに委ねられている部分が大きいとみていて、そうすると守る側としては気を付けるべき点は限られていて、対策はしやすいのかなと思っています。

 

この日の鹿島は、切れ味鋭いFC東京のカウンターへの警戒感が滲み出ていて、先に点を取ることよりも、その良さを消すことを優先としているように見えました。

 

と言ってもブロックを敷いて低いラインで迎え撃つわけではなく、ある程度ラインを高く保ちつつも、前線から激しくプレッシャーをかけるわけではなく、前線から最終ラインまでをコンパクトに保って、網に入ってくるのを待つといった戦い方に見えました。

 

そしてそれは相手のミスを誘発し、カウンターを発動させずと相手の良さを消すことには成功したものの、いい攻撃には繋げられず、膠着状態が続いた前半でした。

 

我慢比べの様相を呈してきたゲームでしたが、前半アディショナルタイムに何でもないようなセットプレーを仕留めて試合を動かすことに成功できたことが非常に大きかったですね。

 

引き分け狙いというわけではなかったはずなので、スコアレスの時間が続くとどこかでリスクを冒して攻撃に出ざるを得なくなり、そうすると相手得意のカウンターを食らうリスクも増すわけで。

 

そういう意味で先制できたのは大きくて、後半も同じ戦い方を続けられたことが勝ち点3に繋がったと思っています。

 

後半に追加点を取り、相手の反撃を1点に抑えての逃げ切り勝ちと、これだけ取れば会心の勝利と言えるのですが...1点リードして迎えた後半何度かあったカウンターの切れ味のなさだったり、最終盤のいつ追いつかれても不思議ではなかった危なっかしい戦いぶりを見ると、狙いが的中した勝利とはいえ、課題も目立つ内容だったのかなと感じました。

 

■得点シーン

 

何でもないようなセットプレーから値千金の先制ゴール。

取った時間帯がよかったですね。

 

 

個人的には決してズバッとは決まらなかったと感じたカウンターですが...得点に結びついたので、まあ良しとしましょうw

 

ファンアラーノから土居へのパスが少しずれて、そこで停滞すると思われたカウンターですが、土居がとっさの機転でディフェンスをブロックして流れを止めないままからのマイナスの折り返しに上田。

一旦はディフェンスに当たるもこぼれ球を落ち着いて流し込みました。

 

 

左右に揺さぶられてから中央アダイウトンおとりにしてと、崩しの質もシュートも素晴らしいことは確かなんですが、人数揃っているのにがら空きだったペナルティースポット付近を使われてしまった形なので...防ぎようはあったんじゃないかなと。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は11/3(水)アウエーでの広島戦ですが、その前に天皇杯準々決勝が入ります。

10/27(水)川崎戦です。

 

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