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【2021 J1 第36節】サガン鳥栖 1 - 0 北海道コンサドーレ札幌 球際の強度激しい戦いはミスから失った失点が重くのしかかる

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スタメンは前節から1名変更。 

菅に代わり、青木が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・真っ向勝負を挑まれる

・目標のないシーズン終盤の難しさ

・自業自得な面も否めない選手層の薄さ

 

■感想 

ハードワークが持ち味の鳥栖が、札幌のマンツーマンディフェンスに対して真っ向勝負を挑んでくるか否か。

これが試合前に注目していた点で、結果から申し上げると真っ向勝負を挑んできたことで、球際の強度激しい試合となりました。

 

これまでの鳥栖の戦いぶりはわからないのですが、この試合では札幌と同じようなマンツーマン気味に対応してきていて、同じような布陣そしてGKもビルドアップに積極参加する点も相まって、似たようなチーム同士の戦いとなった印象でした。

 

そして最後の崩しの部分に課題を抱えているという負の側面も似ていて、それがロースコアの結果にも繋がったのかなと。

 

試合内容全般としては五分五分だった印象で、札幌のバックラインでの綻びをゴールに繋げた鳥栖とは対照的に、札幌はちょっとしたずれだったり、シュートやシュートを打つまでの動きの質の低さが目立ち、それが0-1という結果に表れた格好。

 

まあそうは言っても、鳥栖もそれほど迫力ある攻めは繰り出せておらず、だから0-1というスコアではあるんですが、少なくてもスペースの攻略の仕方は札幌より断然上手くて、札幌よりは点取れる可能性は感じましたかね。

 

試合内容としては以上となるんですが、札幌側の視点で見ると、残留も決まったことで、上位チームとの勝ち点差も開いておりという中途半端な順位で、目標のないシーズン終盤を迎えていることで、モチベーション的な難しさをサポーター目線では感じています。

 

勝ちに拘るのか、来シーズンも見据えていろいろ試すのか。

少なくてもペトロヴィッチ監督の選手起用からは、どっちつかずな印象を受けておりまして。

 

勝ちに拘るのであれば、トップにジェイもしくはミラントゥチッチのような高さのある選手を置いた方が後半の戦いぶりを見ても機能することは明らかですが、私が揶揄している小柏トップのちびっ子大作戦に変な拘りを見せているところからは、そうは思わせず。

(小柏トップでもいいんだけど、シャドー荒野は全く機能してないんだよな...w)

そして、怪我人続出で選手のやり繰りが相当厳しいのは理解しているのですが、ビハインド負っている終盤でもう一押しまで来ているんですから、柳だったり岡村といった高さのある選手をパワープレー頼みで入れてもいいんじゃないかなとも思うわけです。

勝ちたければね。

 

かといって来シーズン見据えて、いろんな選手を試すとか別の布陣を試すとか攻撃のバリエーションを試すとかというのも見られずと。

 

そして、シーズン最終盤に来て、怪我人続出でやり繰りが相当厳しいことが、カップ戦でも満足に出番を得られなかった中村や、17歳の西野がベンチメンバーに入っていることからも大いに窺わせるのですが、自業自得な面もあるよな...と最近思い始めてまして。

 

どういうことかというと、ペトロヴィッチ監督って昔からメンバー固定な面が目立つなとは思っているのですが、好む選手の幅が狭いからなのかな...と感じています。

 

ビッククラブであれば、それでも選手層に問題はないんでしょうが、札幌のような資金力のない地方クラブだと、もっと様々なタイプの選手を生かせるような、生かそうと工夫する監督じゃないと、怪我人が増えたときに厳しくなるし、選手によっては活躍の場所を求めて移籍してしまう選手も出てくるでしょうし...と考えていて、ペトロヴィッチ監督のようなメンバーを固定しがちな監督だとどうしても選手層が薄くならざるを得なく、それを取って自業自得なのかなと考えた次第です。

 

選手の頭数がいても、監督的には使える(と考えている)選手は限られていて、選手層が薄いってなってしまいますもんね。

 

これまでも薄々は感づいていたんですが、最近のベンチメンバーには入るけど全く使われない選手たちを見るに、これは札幌の行く末も左右する問題になり得るんじゃ...と感じた次第です。

 

■得点シーン

 

菅野のキックミスから招いた失点ですが、そもそもは菅野へのバックパスの雑さが起因ですよね...

そしてシュート自体は強くなかったので、菅野と深井がお見合いっぽくなってしまったのも...菅野はどっちにしても届かなかったでしょうけど。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節はホーム最終戦

11/27(土)柏戦です。

 

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