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【2022 J1 第14節】浦和レッズ 1 - 1 鹿島アントラーズ 時間を追うにつれ劣勢の度合いを強め、何とかかんとか勝ち点1を持ち帰る

 

スタメンは前節から変更なし。 

3日前のルヴァンカップグループステージ第6節ガンバ大阪戦からは8名変更。

 

■ハイライト 

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■総評 

・強度高い緊迫感続いた90分

・まだまだ馬力頼みで未完成さを露呈した妥当な結果

・替えの利かない2トップ問題

 

■感想 

両チーム強度高く、少し気を緩めれば仕留められかねない緊迫感の続いた90分だったというのが総じての感想でした。

 

早い時間に先制した鹿島は、立ち上がりから浦和のビルドアップに対してかなりのプレッシャーをかけたことが功を奏した格好で、15分ぐらいまでは鹿島の時間帯。

 

そこから鹿島のプレッシャーが徐々に剥がされ出して浦和が押し返し、その流れで得たPKで追いついたところで前半終了。

 

後半に入っても両チーム強度の高い状態で、一進一退のせめぎ合いが続きましたが、徐々に流れは浦和に。

 

鹿島の、主に前線の選手に疲れが出ているように感じられ、なかなか攻撃の時間帯が作れず、徐々に押し込まれる時間帯が多くなってきました。

 

昨シーズンからリカルド・ロドリゲス監督が指揮を執っている浦和と、今シーズンからレネ・ヴァイラー監督が指揮を執っている鹿島で、積み重ねの差が後半の流れに出ているように感じられ、鹿島は個々の馬力でその差をカバーしていたことで足が止まるのが早かったように私には見えました。

 

浦和は、1トップのキャスパーユンカーを起点にした攻撃が機能していましたし、守備面でもボールに対してのアプローチで感覚的にもう一伸びしているように見え、それにより鹿島のパス出しが引っ掛かるという場面が目立ちました。

それが一人二人なら個の質なんでしょうが、そうではなかったので、普段からのトレーニングの積み重ねが出ているのかな...と感じた次第です。

 

鹿島も防戦一方というわけではなく、時折前線からの守備スイッチを入れてチャンスを窺うと場面もあり、チームとしての完成度の差こそありましたが、それを加味しても五分五分で、決して悲観視するような内容ではありませんでした。

 

今はまだ積み重ねの段階で、チームとして未完成な部分を個の質、馬力でカバーしている印象が強く、その現状で気になるのが替えの利かない2トップ問題かなと感じています。

 

鈴木優磨、上田綺世というリーグでも屈指の2トップは他チームにとって大きな脅威であることは、この日の浦和のように3バックの配置にし、3枚で2トップに対応するチームが増えていることに表れているのですが、その2人に続く選手がいなく、この2人にかかる負荷が大きすぎるところが課題なのかなと。

 

エヴェラウドが離脱中なのが大きいのかなと感じてはいますが、染野がもう一伸びしてくれれば...という期待もありますし、他のポジションでも監督の求める強度を継続して出せる選手が増えてくれば、例えばアルトゥールカイキをトップにという選択肢も出てくると思うので、それが積み重ねで出てくるようになればいいかなと感じました。

 

■得点シーン

 

左サイド鈴木優磨からのサイドチェンジが起点となった、早い時間の先制ゴール。

サイドチェンジを受けた和泉がワントラップ後、ディフェンスの間に動き出していた上田綺世へ。

上田は小さめのトラップで引き付けてからの切り返しでディフェンスを交わしてから降り足の小さいミドルシュート

 

これはGKに弾かれますが、こぼれ球をアルトゥールカイキ ダイレクトで押し込みました。

 

鈴木優磨のサイドチェンジ、和泉の次のプレーを考えた受け、上田綺世のシュートまでのイメージが考えられた動き、しっかり詰めているアルトゥールカイキ。

4選手のいいところが凝縮された先制ゴールでした。

 

 

PKとなったシーンはハイライトに含まれています。

左サイドからのクロスに対してスライディングでブロックに入った関川の右肘あたりに当たったとのことで、VARオンフィールドレビューの結果、PKとなりました。

 

大きく上げている印象はなく気を付けてはいたんでしょうが、どうしてもスライディングの姿勢だと少なからず手は上がってしまいますから...不運だったという他ないですかね。

 

 

次節は5/25(水)ホームでの鳥栖戦です。

 

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