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【2022 J1 第24節】湘南ベルマーレ 1 - 5 北海道コンサドーレ札幌　スピードスターの復帰で蘇った強さ

20.コンサドーレ 20.コンサドーレ-2022 20.コンサドーレ-2022-J1

 

スタメンは前節から2名変更。 

菅、荒野に代わり、小柏、岡村が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・相手に脅威を与えた小柏のスピード

・これで興梠もより活きる

・スパチョークデビュー

・過信禁物

 

■感想 

降格圏も間近に迫った中での近しい順位に位置する湘南とのアウエーゲームは最近のもやもやを払拭する5得点での大勝となりました。

 

その立役者が、久しぶりの復帰戦となった小柏であることは誰の目にも明らかでしたよね。

 

札幌に不足していたのは、シャドーで収められる攻撃的ポジションが本職の選手であり、スピードで相手の裏を狙い続ける小柏は相手の脅威になり続けました。

 

小柏がコンディションのいい状態で復帰できたのもあるでしょうし、湘南としては小柏がスピードのある選手だとは理解していても、久々の出場でどこまでやれるか半信半疑だったのもあるんでしょう。

 

小柏が想像以上に脅威になれたこと、それが湘南の守備が機能しなかった要因かなと感じました。

 

小柏が相手に脅威を与えたことで、マークが薄くなった興梠がより活きるという札幌にとって望ましい展開になりました。

 

3バックの左に入った高嶺のロングレンジのパスが冴え渡ったというのもありますが、それは結果の出なかった最近にも見られたことで、戦い方自体は何も変わってなく、小柏というスピードスターが一人入ったことで大きな化学反応を起こし、いい時の札幌の強さが蘇ったのだと私は感じました。

 

正直なところ、メンツが揃えばこれぐらいはできるチームだとは思っていたのですが、あまりにも上手くいき過ぎたというのも正直な感想であり、過信禁物という言葉をチームには送りたいですｗ

 

最後に、この試合途中出場でJデビューを果たしたスパチョークについて。

なかなか出場機会が巡ってこず、チームへの適応に時間がかかっているのかな...と心配していましたが、サイドに逃げて起点になるシーンが目立ち、思っていたよりもスピードがあるように見え、大勝の勢いでいきなりのアシストもゲットしましたし、これからどれぐらいやれるか楽しみになる満点のデビュー戦だったと感じました。

 

■得点シーン

 

右サイドでのルーカスフェルナンデスがパスをブロックしたところから始まった先制ゴール。

小柏がワンタッチ目で相手を剥がしかけてからの早めのマイナス折り返しに駒井ダイレクト。

興梠がおとりになったことで空いたスペースを見事に生かしました。

 

 

後方から高嶺→宮澤→青木とワンタッチで繋がったボールはディフェンスにかかるも、こぼれ球を競り合って取り切った小柏が深く抉ってからのクロスは相手に当たるもこぼれ球が興梠に当たってそのままゴールイン。

 

小柏に深く抉らずにそのままシュートして欲しいシーンでしたが、きっと外していたでしょうね...他にも2回ぐらいビッグチャンス外していましたしｗ

 

 

宮澤のセットプレー以外での得点って久しぶりじゃないですかねー

後方でじっくり様子窺ってからの高嶺放り込みを中央で興梠収めてからの横に流しての宮澤ミドル一閃。

 

 

俺のこと忘れてないかい(｀∀´)

と言わんばかりの福森の高精度高速アウトスイングCKに田中ヘッド。

 

 

ゴールラッシュの締めくくりはスパチョークのデビュー戦即アシスト。

途中から右WBに入っていた駒井からのロングフィードを興梠と二人で収めた青木の裏抜けパスに反応したスパチョーク突破からの折り返しに走りこんできた青木ダイレクト。

 

 

無失点で終われていればパーフェクトだったんですけどね...

阿部のゴールへのパスに脱帽というのは確かなんですが、誰が阿部をカバーするのかが中途半端でフリーにさせてしまいましたかね。

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は8/13(土)ホームでの神戸戦です。

 

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