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【2022 J1 第32節】北海道コンサドーレ札幌 1 - 2 アビスパ福岡 電光石火の逆転劇に屈し、残留決定は持ち越し


スタメンは前節から3名変更。 

小柏、荒野、高嶺に代わり、興梠、西、福森が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・先制するも2分の間に逆転される

・小柏の不在がボディーブローのように効いた

・駒井の負傷交代が分水嶺

・残留をほぼ決めたことによる緩みがあったことは否めないか

 

■感想 

勝てば6年連続のJ1残留が決まる試合でしたが、先制するもわずか2分の間に同点、逆転ゴールを奪われての敗戦。

残留決定は次の試合に持ち越しとなりました。

 

早い時間に先制し、前半25分時点でのボール支配率70%という数字が示す通り一方的に押し込む展開が続きましたが、決定機まで持ち込める場面はほとんどなく、追加点が奪えそうな気配は感じられませんでした。

 

その要因と言えたのが小柏の不在。

怪我なのかコンディション不良なのかは不明ですが、持ち前のスピードで裏に抜けて深い位置でボールを収めることができる彼がいないことで、深い位置で起点を作ることができなくなり、それにより相手最終ラインも下げさせることができずに、ボール支配はするもののアタッキングサードからの攻略に手を焼いたように感じました。

 

小柏がいると、彼の繰り返されるアタックにより相手最終ラインが徐々に疲弊していくのが見えて、ボディーブローのように効いているさまがわかるんですが、彼がいないことにより、札幌の攻撃が徐々に手詰まりになっていくさまは逆にボディーブローを受け続けているように感じた次第です。

 

そして、勝敗の分水嶺となったのが駒井の負傷交代。

深井の大怪我に加えて、荒野も前節で負傷交代。

1か月以上離脱している宮澤も全体練習には復帰しているそうですがこの試合には間に合わず。

高嶺は累積警告による出場停止と、層の厚かったはずのボランチは気がつけば誰もいない状態になっていました。

 

この試合スタメンは西、駒井でのスタートでしたが、駒井が抜けたことで青木がボランチに下がることに。

 

守備強度に疑問はありつつもこのポジションでの経験豊富な駒井はそつなくこなしていた印象でした。

青木はそれなりにこなした印象ではありますが、本職は攻撃的なポジションですから駒井以上に守備強度に難があることは明らかで、出場機会の少ない西との組み合わせは最終ラインの前の防波堤としては心許無く、駒井の交代後徐々に押し込まれ、後半は一方的に押し込まれるようになり、いつ失点してもおかしくない流れの中では必然ともいえる同点、逆転だったように感じました。

 

最後に、前節で残留をほぼ確定させたことによって張りつめてきた気持ちの緩みが多少なりともあり、それが戦いぶりに影響を与えた面は否めないかなとも感じました。

それは決して責められるものではなく、残留争いという大きなプレッシャーを考えるとしょうがない部分はあるかと思うんですが、下位チームの踏ん張りを見るに、あと3試合勝ち点0に終わったと仮定した場合に100%安全圏とも言えない状況ではあるので、もう一度ギアを上げないと厳しいかなとも思うわけです。

 

■得点シーン

 

駒井の最終ラインの裏を狙った対角線へのパスが秀逸でしたね。

パス自体はディフェンスの網にかかりましたがゴールに向かい、GKが弾いたところを青木が押し込みました。

 

 

CKからのどんぴしゃヘッドはポストに救われるも、跳ね返りが菅野に当たってのゴールイン。

不運と言えば不運な失点ですが、あれだけいい形で打たせちゃいかんって話はありますね。

 

 

1失点目後の再開からわずか30秒後の逆転弾でした...

中盤中村からの楔をカットされてからのショートカウンター一閃。

左サイドに流れていたフアンマのワンタッチ目が狙ったものかは別として大きかったことで、対峙した岡村がボールにアタックするか否か中途半端になったところで股を抜かれ...という感じに見えました。

 

 

 

明治安田生命J1リーグは3週間の中断期間に入りますが、未消化の第27節が10/12(水)に実施されます。

アウエーでの浦和戦。

次節は10/29(土)アウエーでの広島戦です。

 

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