スタメンは前節から4名変更。
仲間、舩橋、常本、安西に代わり、アルトゥールカイキ、樋口、広瀬、和泉が入りました。
■ハイライト
■総評
・残留目指す相手のゲームプランを崩せず
・進歩は見られるも崩しのアイディアに乏しく
・来シーズンへの礎は築けたのか?
■感想
この試合に敗れるとJ2自動降格の可能性を残す一方で、引き分けだと残留できる可能性が高く、最悪でも入れ替え戦という立ち位置だったガンバ大阪は、ドン引きとはいかないまでも守備ブロックをしっかり敷いて、とにかく失点しないことを最優先とした戦い方でこの試合に臨んできました。
そんな対戦相手の術中にハマったわけではないでしょうが、ゲームプランを脅かすまでの危機感を与えるプレーはできなかったのかなというのが率直な感想でした。
まったく進歩が見られないかというと否で、後方からしっかりビルドアップをして長短のパスを織り交ぜながらギャップを作っていき前進していく、そんな意図が段々と見えてくるようになってきたかなとは感じました。
ただ、これは積み上げる時間が圧倒的に足りないところからくる問題であることは承知しているのですが、崩しのアイディア、バリエーションに欠けていて、個の力に秀でたガンバの最終ライン中央、昌子、三浦、東口を脅かすまでには至りませんでした。
シーズン最終戦でチーム構築途上というのは何ともな...という感想しかないのですが、この積み上げが来シーズンへの礎となるのであれば耐えられるところですよね。
問題は、これがホントに来シーズンへの礎になるのか?かと。
私の予測が外れてくれることを祈るのみですが、個人的にはかなり懐疑的な印象を抱いています。
というのも、構築途上とはいえ見せている内容に少しもおっ!と思わせるシーンが皆無で、ここからどうやって他のチームに対する優位性をどの部分で作っていくのか?という未来が全く見えないというのが理由でして。
プロチームを初めて率いる監督なので、まあこんなもんかなというのが正直な感想で、むしろこの新米監督にクラブの未来を託してしまうフロントどうなんだ?という疑念もあって...まあその辺はシーズン振り返りでお話ししたいと思います。
■得点シーン
なし
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