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【2023 J1 第4節】北海道コンサドーレ札幌 2 - 0 横浜F・マリノス　今シーズン初勝利はチームに大きな自信を与えるチャンピオン相手の完勝

20.コンサドーレ 20.コンサドーレ-2023 20.コンサドーレ-2023-J1

 

スタメンは前節から2名変更。 

キムゴンヒ、青木に代わり、浅野、小林が入りました。

4日前のルヴァンカップ初戦からは10名変更。

 

■ハイライト 

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■総評 

・これぞ完勝

・相手に合わせた布陣で相手の良さを封じる

・理想的な時間だった先制、追加点

 

■感想 

まさか勝てるなんて...というのが嘘偽りない感想で、今後の得失点差を考えるとせめて競った試合であって欲しいものだぐらいな試合前の期待値でした。

 

クラブからのアナウンスはないので程度は軽いのでしょうが、怪我との情報があったキムゴンヒ、青木がベンチ外で、ただでさえメンバー繰りが厳しかったところでの主力2名の離脱でさらに期待値が下がった昨シーズンのチャンピオンチームを迎えての一戦でしたが、終わってみれば付け入る隙のない完勝なんですから、サッカーというのはやってみないとわからないものですよね！

 

完勝の一番の要因となったのは相手に合わせた立ち位置だった点でして。

 

基本的には相手についていくマンツーマンディフェンスで、攻撃時は布陣を変えてくる札幌にとって細かな布陣を語ることはあまり意味がないとも思うのですが、試合開始から少しするといつもとは違う立ち位置であることに気がつきました。

 

まず、小林の1トップと思われていた最前線は小林、浅野の2トップで、2人で相手のCB及びGKにプレッシャーを掛け、相手の2ボランチには荒野と小柏。

そして、相手のトップ下 西村にはアンカーに入った宮澤と、相手の2ボランチ+トップ下を意識した立ち位置でした。

 

そして、この布陣は大いに機能し、前半はシュート0に抑え込む要因となりました。

中でもトップ下の西村を完全に封じれたのが大きかったですかね。

 

相手を意識した布陣が功を奏したのは確かなんですが、岡村が相手の1トップ アンデルソンロペスを、田中駿がサイドのキーマン エウベルを封じることができていたがこその展開であり、チャンピオンチーム相手に1対1で渡り合える力を札幌の選手たちがつけていたことベースにあっての試合内容であったと言えるかと思います。

 

守備面においては地力+相手に合わせた布陣がクリーンシートという結果に出ていますが、勝てたのはそれに加えて理想的な時間に先制、追加点を奪えた、ある程度は運の良さがあったのかなと個人的には感じています。

 

前半早い時間にワンチャンスを生かして先制できたことで主導権を握れ、後半動きが落ちてきて相手に押し込まれる時間が増えてきた時間帯に追加点を奪えたことで、チームが息を吹き返しもうひと踏ん張りが効いたように見えましたのでね。

 

開幕から3戦、思うようなメンバーが揃えられず、結果も出せず苦しいチーム状態だった中で、チャンピオンチームに真っ向勝負で完勝したことはチームに大きな自信を生み、札幌の持ってるポテンシャルを改めて見せてくれた一戦だったかなと。

 

■得点シーン

 

クソンユンからのロングフィードが起点になった先制ゴール。

ボールの落下地点で競り勝った金子が飛び出したGKを引き付けての折り返しに小柏ダイレクトで流し込みました。

 

金子の折り返しはここしかないという軌道でしたし小柏も決して簡単ではないシュート見事でした。

 

 

勝敗を決した追加点。

マルコスジュニオールに渡った時点でGKへの寄せを始めていた小林の読み勝ちでしたね！

 

次節は3/18(土)アウエーでのガンバ大阪戦です。

 

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