アントラーズらぶコンサドーレらぶJリーグらぶ\(^O^)/

アントラーズらぶコンサドーレらぶJリーグらぶな札幌在住のSEが語ります。

【2023 J1 第13節】鹿島アントラーズ 2 - 0 名古屋グランパス Jリーグ30周年記念スペシャルマッチを勝ちきりクリーンシート5連勝

 

スタメンは前節から1名変更。 

土居に代わり、名古が入りました。

 

■ハイライト 

www.youtube.com

 

■総評 

Jリーグ30周年記念スペシャルマッチという重みが塩試合にさせなかったか

・名古屋の危険な前線を抑えきる

・安定感を生み出している早川

 

■感想 

Jリーグという日本のプロサッカーリーグが誕生して30年が経ちました。

誕生した1993年、特にサッカーに興味がなかったものの、どこか応援したいチームがないかな...と特に考えずTV観戦した試合が鹿島-名古屋でした。

 

ジーコハットトリックを決めた試合で私は鹿島アントラーズ推しになり、気がついたら30年。

時の流れはあっという間ですねw

 

Jリーグオリジナル10に名を連ねたことが奇跡と言われた鹿島アントラーズは国内最多となる20のタイトルを積み重ね、この30周年記念スペシャルマッチをホームチームとして迎えました。

 

かつて常勝と呼ばれていたチームは2018年のACLを最後にタイトルから遠ざかっており、ここ数年は監督交代を繰り返していることからわかる通り、新しい時代のチーム作りに苦しんでいる状況です。

 

今シーズンも出だしから躓き、また今年も監督交代を繰り返すのか...と思われたところから勝ち点優先の手堅いサッカーで息を吹き返し始めたところで迎えたのが、このJリーグ30周年記念スペシャルマッチでした。

 

戦前は鹿島が勝つならここ数試合のような手堅く展開が予測され、言葉を選ばずにいえば記念試合にあるまじき塩試合になるだろうなと思われていました。

 

その戦前の予測はいい意味で裏切られ、一進一退の球際激しい試合となったわけですが、鹿島がここ数試合よりも守備開始ラインが前目だったことが影響しているように感じました。

 

開幕当時ほどのハイラインではありませんでしたが、ここ数試合よりも5mぐらい前にラインを敷いていたように見え、それが試合の強度、温度を上げたように私には見えました。

 

これが意図したものなのか、"30周年記念スペシャルマッチ"という試合の重みがそうさせたのか、実際のところはわからないのですが、私は後者の影響が大きかったのかなと、いつもより早い時間にペースが落ちたことで交代カードを切らざるを得なかった点を見て思いました。

 

30周年記念スペシャルマッチに相応しい熱量が続いたゲームは、前半に取り切った1点を守り切り、終盤に追加点でダメを押した鹿島が勝ちきったわけですが、ユンカー、マテウス、永井といった得点力やスピードに秀でた危険な前線を完全に抑えきったことが勝因なのかなと。

 

流れの中では3選手に全く仕事をさせず、唯一脅威になったマテウスプレースキックも1つぐらいやられてもおかしくはありませんでしたが、それを紙一重で凌ぎきれたのが大きかったですね。

 

守備面に関しては、前述した守備ラインが前目だったことでここ数試合よりも危なっかしいシーンも見られた印象でしたが、広瀬、植田、関川、安西の4バックが粘り強く対応し、マテウスプレースキック以外ではほとんど決定機は作らせなかったんじゃないですかね。

 

中でも安西は守備での粘り強さが出てきたように感じられ、昨シーズンまでの穴感はなくなりましたよね。

 

これですべてクリーンシートでの5連勝。

個人的にはまだまだ懐疑的ではあるんですが、5試合連続の無失点ってなかなかできることではないですからね。

 

相手が我々と同じリアクション型のチームであったことを考慮する必要はありますが、ビルドアップ面や3人目の動き出しで相手にギャップを作らせてそこを突くシーンなど、進歩を感じられる点もあり、地味な内容であっても勝ち続けることでチームに自信が積み重ねられ、それがプレー内容に表れてという好循環を生み出しているように見えますね。

 

最後にクリーンシート5連勝に大きく貢献しているGK早川について。

すっかり正守護神の座を勝ち得た感じですが、一番の良さは安定感なんじゃないんですかね。

 

ハイボールの処理だったりビルドアップのプレー選択に安定感があり、特にビルドアップは周りの選手も安心して任せている印象があり、ビルドアップにまだまだ不慣れな選手が多い今の鹿島に欠かせない選手になった印象です。

 

ビルドアップに関しては沖も決して引けは取ってないとは思いますが、沖の場合はプレー選択がアグレッシブな時があり正直ちょっと危なっかしい印象があり、上背の差もあるのでしょうがないのですがハイボールの処理に対する安定感は早川が勝ってますよね。

 

■得点シーン

 

ゴール取り消しと同じCKからのヘディングゴールでした。

序盤からCK時に何故か鈴木優磨がフリーになる場面が多く、それを活かし切った先制ゴールでした。

 

ゴール取り消しのシーンは、プレー再開前にディフェンスの進路を妨害したとしてCKやり直しになったものです。

尻を出して進路を塞いだのは明らかで、これぐらいでファール取らなくてもいいだろとか、VARが介入するほどのファールかよという意見にも頷きつつも、ファール取られても文句は言えないなと私は思います。

 

 

最初のシュートを止められても諦めなかった知念の粘り勝ちですね。

その伏線として、アルトゥールカイキを入れて空中戦の強度を上げたことがロングボールの回収率そしてこの2点目に繋がりましたかね。

 

 

次節は5/20(土)ホームでのFC東京戦です。

 

↓ランキングに参加しています

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ