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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

【2024 J1 第21節】ヴィッセル神戸 3 - 1 鹿島アントラーズ 暴露された現在地

 

スタメンは前節から2名変更。 

鈴木、師岡に代わり、チャヴリッチ、樋口が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・鈴木優磨不在の影響は大きかったが...

・今の順位はホントの実力ではなかった

・とは言え

 

■感想 

首位町田を追う上位対決に敗れ、優勝争いから一歩後退。

 

累積警告による出場停止だった鈴木優磨の不在の影響は確かに大きかったものの、今の順位ほどの実力がないことを、昨シーズンリーグチャンピオンにより暴露された格好となりました。

 

開始早々のセットプレーを仕留めて先制はしたものの、神戸の前からの圧に徐々に劣勢になっていき、前半の内にスコアをひっくり返されました。

 

CBのボール運びに難があるところを狙われた印象で、ビルドアップの出口探しに四苦八苦しているシーンが散見されました。

 

優磨が入れば...と誰もが感じていたかと思いますが、その点についてのポポヴィッチ監督の試合後コメントを引用しておきます。

 

[ ランコ ポポヴィッチ監督 ]
--鈴木 優磨選手がいなかった試合をどう戦い、どうカバーするつもりだったのか、その評価を聞かせてください。
前半の戦い方ではなく、後半の戦い方を最初からしたかった、というのが狙いです。もちろん選手の特徴というのは、それぞれにあって違います。優磨が抜けてチャッキーを入れて、まったく同じことをしようというのはもちろんできません。優磨の特徴は良いタイミングでライン間に落ちてきて、ボールを収めて、周りの選手が背後を取ることを生かす、というプレースタイルだと思います。前半に関しては、相手のライン間を使って、ということがうまくいきませんでした。今日はチャッキーが背後を抜けるのが特徴の選手ですから、チャッキー以外の選手がいかにライン間で受けて、タメを作って、起点を作って、というところが必要になってくる試合だったのですが、それがうまくできませんでした。
引用元

 

ビルドアップの出口になっていた鈴木優磨がいなかったことで、その役割をスタイルの違うチャヴリッチではなく他の選手に期待したが、そこがうまくできなかったということのようです。

 

ビルドアップの出口の役割を担ったのは名古、樋口かなと思われますが、そこがうまくいった回数が少なかったのが、試合を難しくしたんでしょうね。

 

今の順位は、スタメンを完全固定化することで連携面での練度を上げることで生み出されたもので、一人メンバーが代わるだけでも形が崩れてしまう脆い土台の上に築かれたものだと思っておりまして、現在地が今の順位とは離れていることを昨シーズンチャンピオンのヴィッセル神戸により暴露された一戦であったように感じました。

 

とは言え。

 

現状に満足せず、次のステップへとチーム作りを進めようとしているポポヴィッチ監督の意図はピッチ上からは伝わって来て、メンバーが代わっても同じような質を出せるよう試み、それが数こそ少ないもののチャンスシーンを作り出せているのを見ると、ここからの積み上げに期待したい気持ちの方が強いですかね。

 

 

主軸の一人 佐野海舟の移籍がほぼほぼ決まりました。

望まなくとも変化は訪れます。

 

■得点シーン

 

あまりにもあっさり決まり過ぎて声出す暇なかったです。

手前の大迫越えてチャヴリッチにピタリ合わせた名古の精度ですね。

 

 

オンタイムで観たときはパスが凄いと思ったんですが、改めて見てみると武藤のマークだった安西の位置取りが他の最終ラインと比べて深かったことでオフサイド取れなかったんですね...

 

とは言え、ゴール方向向いた武藤のワントラップ目が秀逸だったのは確かです。

 

 

CKから武藤の流し込みは関川辛うじて触るもこぼれ球押し込まれる。

武藤の入って来たエリアに空間があったのを上手く使われた格好で、武藤をフリーにし過ぎてしまったのが要因ですかね。

 

 

次節は7/6(土)ホームでの札幌戦です。

 

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