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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

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【2024 J1 第22節】鹿島アントラーズ 2 - 0 北海道コンサドーレ札幌　結果以上にアウエーチームの健闘が目立った一戦

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ホーム鹿島アントラーズ、スタメンは前節から3名変更。 

チャヴリッチ、仲間、佐野に代わり、鈴木、師岡、柴崎が入りました。

 

 

アウエー北海道コンサドーレ札幌、スタメンは前節から4名変更。 

大森、長谷川、菅、家泉に代わり、鈴木、大崎、原、岡村が入りました。

 

■ハイライト 

www.youtube.com

 

■総評 

・見せ場多し

 

▼鹿島アントラーズ

・嫌な流れを一変させた優磨

・佐野と柴崎

 

▼北海道コンサドーレ札幌

・攻守のバランスよく

・数多くの決定機決めきれず

・効いていた大崎

 

■感想 

ロングボールから札幌が先制したかに見えたキックオフ直後のシーンを筆頭に、決定機に代表される見せ場の多い一戦となりました。

 

これは小林のハンドを取られ得点は認められませんでしたが、VARがなければ間違いなく見逃されたであろう難しい判定でした。

札幌がゴールできるとしたらこういう運も味方したような形かと思ってましたが...運に見放された格好でしたかね。

 

その後、試合は鹿島が完全に主導権を握る形で推移します。

鹿島の3人目の動きを札幌は捉えきれず、いくつも決定機を作られます。

 

それこそ、いつ失点しても不思議ではないピンチの連続でしたがスコアレスのまま推移して前半終了。

札幌が粘り強く対処したという側面もありますが、鹿島が仕留め損ねたという側面の方が大きかったように思います。

 

札幌は、攻守にバランスを考えているのがよく伝わってくる立ち居振る舞いで、それは加入後 初スタメンとなった大崎の存在が大きかったように感じましたかね。

 

鹿島の一列目の周辺でボールを受け、ビルドアップの出口の役割を果たしたり、自由なポジション取りで攻撃の起点となっている鈴木優磨を常に監視してそれを阻害したりと、大崎個人としての貢献も目立ちましたが、他の選手に指示を出しているシーンが多く、それにより全体のバランスがコントロールできているように感じた面の方が大きかったですかね。

 

圧倒的に押し込んでいた鹿島は、さらに圧力を強めようと後半頭からチャヴリッチを投入。

これにより、攻守のバランスが悪くなったことで逆に嫌な流れになりそうだったように見えましたが、そこから2得点が生まれるんですからサッカーという競技は不思議なものです。

 

2得点いずれもチャヴリッチが入ったことでトップ下のポジションを移した鈴木優磨のアシストによるもので、一列下がったことでさらに捕まえにくくなったことが要因なのかもしれませんが、鈴木優磨の特別感が嫌な流れを一変させたと考えるのが妥当でしょうかね。

 

札幌ペトロヴィッチ監督も試合後のコメントで、鈴木優磨の凄さについて触れてましたね。

 

鹿島はその後、3点目確実と思われたチャヴリッチがGKとの1対1を仕留められず、札幌に流れを引き渡しますが、早川を中心に守り切ってのクリーンシート。

5試合ぶりの勝ち点3となりました。

 

選手が代わるごとにバランスが悪くなる相変わらずの点は気になりましたが、主軸だった佐野の海外移籍後の初戦で結果を残せたことは良かったと思います。

 

 

佐野が移籍したことで、そのポジションには柴崎が入りました。

ボールを回収することにかけては佐野には到底及びませんし、推進力も佐野ほどではありませんが、ボールを落ち着かせたり決定的なパスを配給する柴崎の持ち味がよく出ていたように感じられましたかね。

 

この試合では目立ちませんでしたが、守備強度の差がウィークネスにならないかが今後の懸念かなと。

 

一方の札幌でしたが、残留争いにも加われていない立ち位置で言えるセリフではないのは百も承知ですが、内容的には凄く良くて、それでも点が取れなかったのは運が悪かったとしかいいようがないほど、このメンツで出来得ることはやりきれたように感じました。

 

最後の希望と思われていた金子の復帰は叶わなそうですが、攻撃的な外国籍選手2名の獲得が報道されています。

 

今の札幌に残された残留の可能性は、7月後半から8月前半のサマーブレイク後のV字回復、これしかないと思います。

 

大崎も含めた新加入選手の活躍、怪我人の復帰により息を吹き返せることを祈ります。

 

■得点シーン

 

師岡、プロ初ゴールでしたか...

右サイドからするするっと中央のスペースに入ってきていた優磨へ楔が入り、それに岡村、中村が食いついたことで中央がぽっかり空き、それを見逃さなかった優磨のアシストが秀逸でした。

 

札幌としては、中村がしっかり突こうとしていたのに対して、岡村の位置取りが中途半端でしたよね。

 

 

右サイド鈴木優磨からのアーリークロスの質が極上過ぎました。

狙った位置、軌道が絶妙で、菅野の判断を迷わせたことが大きかったですね。

藤井もよく合わせましたね！

 

 

鹿島アントラーズ、次節は7/14(日)アウエーでの横浜F・マリノス戦。

北海道コンサドーレ札幌、次節は7/13(土)ホームでの神戸戦。

 

両チームともに天皇杯3回戦が7/10(水)に予定されています。

鹿島アントラーズはJ2 藤枝MYFC戦。

北海道コンサドーレ札幌はJ2 モンテディオ山形戦。

 

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