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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

【2025 J1 第20節】鹿島アントラーズ 1 - 1 サンフレッチェ広島 敗色濃厚の中、セットプレーから追いつき大きな勝ち点1を得る

 

スタメンは前節から3名変更。 

荒木、柴崎、安西に代わり、松村、三竿、溝口が入りました。

3日前の天皇杯2回戦からは3名変更。

 

■ハイライト 

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■総評 

・ホームで勝ちきれずも頂点を目指す上で大きな勝ち点1

・産みの苦しみ

・鬼木監督の下で取り戻した鹿島イズム

・安西の穴は埋まるのか

 

■感想 

2週間の中断を挟んで始まったシーズン後半の初戦。

 

アウエーで苦杯を舐めた相手との一戦は、後半アディショナルタイムにセットプレーから追いついての勝ち点1という結果となりました。

 

ホームで勝ちきれなかったのは残念ですが、1試合消化試合が少なく調子を上げてきている広島との勝ち点差を詰められなかったのは頂点を目指す上では非常に大きな勝ち点1だったと言えます。

 

産みの苦しみ

 

この試合含めて、試合内容から強く感じるフレーズです。

シーズン初めと比較すると安易にロングボールを使ってこなくなったなあと感じていまして、ビルドアップからしっかり繋いで崩していく、鬼木監督が昨シーズンまで率いてきた川崎フロンターレを思い起こさせるスタイルが色濃く出てくるようになってきました。

 

それは、チームそして個人の練度が上がって、そういう戦い方ができるようになってきたことの証左と言え、前線からの守備に定評がある広島相手でもボール支配で圧倒できている姿はシーズン初めと比較すると大きな成長を感じます。

 

ですが、それが結果になかなか繋がっていないのでが現状で、特に得点力という面ではロングボールを多用し、前線の決定力に頼っていた側面が大きかった序盤と比べると落ちていることは明らか。

 

この試合ではボール支配では圧倒しながらも相手陣地の奥深くに入りこむことがなかなか叶わず、それはリーグ最少失点を誇る広島の堅守もありましたが、選手間の意識のずれだったり、崩しの部分での精度の問題があるように感じました。

 

今の状態を乗り越えるのは結構大変だとは思っているのですが、そこを乗り越えた未来を想像すると非常に楽しみになってくるぐらい、鬼木監督のチーム作りは順風満帆と言えると思っています。

 

この試合で久々に戻ってきましたが、昨シーズン大きな飛躍を見せた濃野の離脱に始まり、馬力を活かして前線の起点になっていた師岡、植田とのコンビで鹿島の壁となっていた関川、そしてビルドアップの要となっていた安西と、主力級の長期離脱が続く中で、結果を残しつつチームビルドも進めている鬼木監督の姿を見るに、川崎で一時代を築いてきた実績は伊達ではないなと感じさせます。

 

それに留まらず、近年薄れてきていたとにかく勝つことに拘る鹿島イズムも、鬼木監督の下で取り戻してきているように感じ、この試合でも後半アディショナルタイムの同点ゴール後に試合再開を急ぐ姿にそれを色濃く感じましたかね。

 

中断前の試合で負傷交代した安西。

今シーズン中の復帰は難しそうな雰囲気で、彼の抜けた穴をどう埋めていくのかが頂点を目指す上でのカギとなってきそうです。

 

安西が負傷交代した後にスクランブルで入った津久井をそのまま、もしくは小池を左に入れてという選択肢もあったかと思いますが、天皇杯2回戦そしてこの試合でスタメンを務めた溝口が無難にこなしてくれました。

 

今シーズンは2列目で試されていて、守備面での不安はありますが、攻撃面では選択肢も持っていて、左足での一発も持っていそうな雰囲気。

 

そして、その溝口に代わって途中出場したのが中断期間中に急遽加入した小川。

 

出場時間が少なく、どういう特徴を持った選手なのかはまだわからないのですが、180cm超えとSBにしては上背のある選手なのですね。

 

溝口、小川で安西の穴を埋めることができれば自ずと頂点も見えてくるのではないでしょうか。

 

■得点シーン

 

スローインから崩されての失点。

球際で二度惜しくも止められなかったシーンが悔やまれますね。

 

 

樋口CKをファー植田折り返して混戦の中レオセアラ押し込む。

流れの中でなかなか決定機が作れなかった中で、樋口のプレースキック、植田の頭そして、レオセアラの決定力が劇的同点弾に繋がりました。

 

 

次節は6/21(土)アウエーでのFC町田ゼルビア戦です。

 

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